< 12月第1週の飼育状況:BSの飼育池より同系統の種魚の2匹導入しました!  (12/4) >

(BSの飼育たたき池の当歳魚達)

 ・12月に入りました。長期予報では、12月が寒く、1〜2月は暖冬のようです。
  暖冬の年の産卵は、とにかく苦労します。この時期にしっかり冬眠させたいと
  思います。          
               
 ・出張の帰りにBSの池に寄りました。当歳魚達が、たたき池の中で輝いています。
  自然な状態で水温は9〜12度ぐらいです。

(BSから導入の当歳魚 : 12/4撮影)

 ・今年も、同系統魚を、BSの池より2匹導入しました。
 
 ・画像のとおり素晴らしい魚です。強烈な龍頭、目幅、背幅、尾形、柄、色合い等、
  色気と迫力を兼ね備えています。
 
 ・このまま冬眠させて、来春の種エースとして活躍してもらいます。

< 12月第2週の飼育状況:当歳もさらに仕上がり・・・、冬眠中の当歳魚達!  (12/14) >

(12/12夕方:冬の満月)

(当歳魚達:13〜15度にて飼育中)

 ・12月も中旬、長期予報に反して、ここ2〜3日は10月の陽気になりました。
  しかし、今日、14日は冷たい雨、今週からは寒さが厳しくなりそうです。
 
 ・飼育舟は、13〜15度にて飼い込んでいる当歳魚達の舟が4舟、
  残りは完全にヒーター等を外し、冬眠に入れています。
 
 ・バイオバクテリア飼育水の中で、どの舟の状態も完璧です。
  冬場の飼い込みも楽しめます。
  らんちゅう飼育にはオフがないと感じます。

(冬眠中の飼育舟 : 12/12撮影)

(来春の種当歳魚 : 12/12撮影)

 ・一部の種当歳魚の画像を撮影してみました。
  どの仔も傷はあります。
  しかし、必ず、どこかに魅力的な特徴を有しています。
  (順次、種魚をご紹介させていただきます)
 
 ・メスは抱卵し、オスの中には追いほしを確認できる
  魚もでてきました。
 
 ・水温は、現在、6〜12度くらいで推移しています。
  8度以上のときには、少量の赤虫や柔らかく浸した良質の粒餌を
  与えます。それ以下の水温では給餌は不要です。
 
 ・有機物が豊富、さらに善玉菌が優先種なった飼育水の中で
  魚達は熟成します。
 
 ・来年の1月10日前後から、順次、冬眠から起こす予定です。
  来春の天候不順を想定し、早い段階から仔引き態勢を整えます。


< 12月最終週の飼育状況:2008年も過ぎていきます。充実した一年となりました!  (12/29) >

(種用:当歳魚 : 12/28撮影)

(厳寒の飼育ベランダ : 12/28撮影)

 ・2008年12月末、私達の生活、とりまく環境も厳しくなりました。
  魚達にとっても、次々変態していくウィルスによる病気の発症により
  大会後に多くの命が失われたようです。来年も厳しいものと予想されます。
 
 ・私達は、バイオバクテリアAnakas:アナカスの能力向上に勤めてまいりました。
  水質浄化と機能活性化、免疫力です。その効果は立証できたと感じています。
 
 ・また、系統も理想に近づいてきました。さらに、血の継承を工夫(ブラッド・サイエンス)
  してまいります。今後ともご声援方宜しくお願いいたします。

(冬眠中の飼育舟 : 12/12撮影)

 ・種魚達は、青水バクテリア飼育水の中で冬眠しています。
 
 ・東京でも、やっと寒さが入り、初氷、飼育水の水温も5〜6度まで下がってきました。
 
 ・有機物豊富な飼育水の中で、順調に冬眠しています。
 
 ・魚達は、雌雄ともに熟成しています。
 
 ・年明けとともに、順次、冬眠から起こしていきます。

(来春の種当歳魚 : 12/28撮影)