< 12月第3週の飼育状況:冬眠中。バクテリア飼育水の中で熟成します! (12/15〜18) >

(隣の公園の桜の葉も落ちました)

 ・ベランダ越しに見える、隣の公園の桜の葉もすべて落ちました。
  12月も半分が過ぎ、2009年も終えようとしています。
 
 ・暖冬です。昨日から日本列島に寒気が入り、やっと積雪映像が〜。
  東京も、ぐんと冷えてきました。
  長期予報では、この寒さも続かず、来年1〜2月にかけて暖かいとのことです。
  この冬も暖冬で、仔引きが難しくなるように感じます。

(今年の当歳:一部画像)

 ・今年も、バイオバクテリアAnakas:アナカスによる飼育で順調に過ごせました。
  「限られた飼育環境、限られた飼育時間」の中で、満足できる成長だと思います。
  魚の仕上がり、傾向、系統も安定してきたように感じます。

(冬眠をほぼ完了した当歳魚の飼育舟 : 12/15撮影)

 ・この冬眠の時期に、「バクテリア飼育飼育の威力」が発揮されます。
  特にメスの熟成度があがります。ふっくらと抱卵します。
 
 ・善玉菌が優先となり、有機物が豊富なバクテリア飼育水の中での冬眠は
  魚の体調が安定するとともに、生殖機能が充実します。
  来春の産卵を計画的にすすめることが可能となります。


(冬眠をほぼ完了した当歳メス魚 : 12/1〜15撮影)

 ・龍頭に仕上がり、大きさも14センチ前後まで成長しています。
  色艶とも良く、皆、健康体です。 
 
 ・11月の中旬から冬眠に入れて、腹には卵をかかえています。
  抱卵状態も良く、腹が柔らかい状態です。
  
 ・1月の初旬から水温を上げていけば、いつでも産卵可能な状態です。

(冬眠舟を複数に設置 : 12/1〜15撮影)

 ・各腹により、少しずつ特徴は違います。
  体形や柄等、とくに継承させたい「特徴ある仔達を種魚」に選定します。


(冬眠をほぼ完了した当歳メス魚達 : 12/8撮影)

 ・寒さが厳しく、最高気温も10度以下です。東京も寒いです。
  当歳魚達も抱卵して、バクテリア飼育水の中で、健康体です。

 

< 12月31日:一年を振り返り、今後ともご声援方よろしくお願いいたします! (12/31) >

(高原の景色:穏やかな年末)

 ・高原の自宅へ帰りました。
  標高850メートル、朝晩は氷点下の極寒です。
  しかし、昼間は暖かく、風がなければ東京とかわりません。
 
 ・空気は澄み、白樺が白く輝きます。空は高く遠くまで続いています。
  夜、天窓には満点の星々・・・流れ星も降ります。

(今年の当歳達:一部画像)

 ・前回の飼育記録と重複してしまいますが、今年も「バイオバクテリアAnakas:アナカス」
  おかげで、充実した一年となったように感じます。
 
 ・「限られた飼育環境、限られた飼育時間」の中で、満足できる成長だったと思います。
  魚の仕上がり、系統の特徴も安定してきたように感じます。
  (現代らんちゅうとしての特徴ある良い血のバックグラウンドは必須だと感じます)
 
 ・バクテリアの浄化能力と機能活性化により、稚魚からの飼育が健康体で容易でした。
  また、どんどん変態していく病原菌に対抗するための予防抗体へと改良を継続し、
  大切な、生命ある魚達を守れました。 
 
 ・善玉菌が優先となり、有機物が豊富なバクテリア飼育水の中での冬眠は
  魚の体調が安定するとともに、来春への生殖機能が充実します。
  来春の産卵を計画的にすすめることが可能となります。
 
 ・年が明けると、すぐに産卵準備にはいります。
  らんちゅう飼育にオフはありませんね。
 
 ・2009年もご声援有難うございました。2010年も現状に甘んじることなく、
  粛々と紳士に、「らんちゅう飼育」へチャレンジしてまいります。
  引き続き、ご声援方よろしくお願い致します。