< 5月第1週の飼育状況:3月上旬孵化→黒仔、4月上旬孵化→青仔、4/30と5/3に産卵! (5/5〜6) >
5月に入りました。初夏を感じます。最高気温も20度以上に上昇してきています。
しかし、今日の関東は北東気流が入り、最高気温が15度程度と寒い一日になりました。
今日は、5/5:子供の日です。何歳になっても、「子供のような好奇心」が元気の源に
なるように感じます。
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(3月上旬孵化の稚魚画像 : 5/5撮影) |
・3月上旬孵化の黒仔は、一部に色変わりがはじまっています。
群れで泳ぐ様子は爽快です。また、冷凍赤虫に群がる姿から健康度が伺えます。
・水深は11.5〜12センチ、現在、飼育水は中2日間隔で半分程度差し替えています。 各舟は、まだまだ放匹数が多く差し替えの頻度はあげています。
・バクテリア飼育水の浄化、機能活性化力、免疫力の強化、そして、差し水による新水の
ミネラルを上手く使いながら飼育しています。
・可能な範囲で、3時間間隔で冷凍赤虫を与えています。
・各舟には、まだ200匹以上が入っています。4舟まで広げてきました。
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(4月上旬孵化の稚魚画像 : 5/2撮影) |
・4月上旬孵化の稚魚も、順次、選別を行っています。 ブラインと並行して、冷凍赤虫も与えています。 |
(4月上旬孵化の稚魚画像 : 5/5撮影) |
・選別後、飼育スペースが広がると、稚魚達は、いっきに大きくなります。
極端ですが、翌日には、一回り大きくなっているように感じます。
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4/30と5/3に産卵、これで、今年の仔引きは完了します。 2腹ともに自然産卵です。期待できそうです。 |
(4月−bU : 4/30自然産卵→5/4孵化 : 5/5撮影) |
(5/6撮影) | |
・徹夜で、産卵を待ちました。うとうとしてしまい、3時に産卵舟を確認しました。
6匹の種オスが2匹のメスを激しく追っています。
もう、魚巣と舟の側面、底面には卵がびっしりと産み付けられていました。 ・上段が種メスです。2〜4段目が使用した種オスです。 ・メスは2才、強烈な龍頭で、頭骨が発達し、とても綺麗な更紗。現代的特長を備えた良魚です。 オスも各所に特徴あるエース級の6匹にて、完全な自然産卵でした。 ・とても、しっかりした稚魚の誕生です。稚魚は大きく、太く良い状態です。 |
(5月−bP : 5/3自然産卵→5/6孵化) |
(5/6撮影) | |
・もう、自然産卵にまかせました。 ・上段が種メスです。2〜4段目が使用した種オスです。 ・メスは2才、強烈な龍頭で、頭骨が発達し、とても綺麗な更紗。現代的特長を備えた良魚です。 オスも各所に特徴あるエース級の6匹にて、完全な自然産卵でした。 |
<ブラインシュリンプの選定が重要>
・5月に入り気温が上昇してくると、稚魚を健全な成長と事故を避けるためには良質なブラインが必要になります。
・皆様から、気温が上がってくるこの時期、稚魚が2週間くらいで死滅してしまうとの連絡を頂くことがあります。
この最大の要因は、ブラインにあります。
良質なブラインを与えていれば、黒仔の色変わりまでは親からの抗体があり、稚魚達は想像以上に丈夫です。
・この時期から気温の上昇とともに、飼育水の水温も上がります。
水温の上昇(25度を越えてくると)により、ブラインの生存時間も短くなります。
過度に与えすぎると、食べ残しのブラインが死滅して水が痛み、稚魚を落としてしまう原因になります。
・この時期のブラインは、孵化率が高く、良質であることが必須条件です。稚魚の健全な成長は望めません。
湧きあがりの悪いブライン、死滅したブラインを稚魚に与えたら即死です。
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を使用しています。
・ソルトレイク産の良質、安価なブラインで、孵化率は画像のとおり最高です。
ブラインの卵:スプーン大さじ1杯で、これだけのブラインの妖精が湧き上がります。
・湧いたブラインは、常温で、たし水(淡水)をして洗面器等の中でエアレーションしておけば
3日くらい生きています。稚魚に与えたいときに、目の細かいゴース網ですくい、
すぐに与えることが可能です。
・「新卵」も入荷し、実測孵化率:93%以上が95%以上にバージョンアップしています。
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< 5月第2週初めの飼育状況:今年も例年どおりの「安定飼育」に入れました! (5/10) >
今日は真夏の暑さになりました。台風1号が沖縄に接近して暖かい南風が入りました。
前線を刺激して、今週末まで強い雨との予報です。局地的な豪雨に注意が必要です。
今年の産卵〜孵化〜稚魚の成長期、地震の影響もあり本当に苦労しました。
しかし、ここに来て例年どおりに安定してきました。バクテリア飼育に頼っています。
舟は稚魚で埋まり、黒仔達が群れをなして泳ぐ姿、そして冷凍赤虫にむさぼる姿は爽快です。
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(3月上旬孵化の稚魚画像 : 5/10早朝に撮影) |
・黒仔も特徴を見せてきました。種親の血を継承してくれていると感じます。
・画像のように、目先が長く、鰓深く、バランスの良い魚もでてました。
これから、多くの変化を繰り返して成長していきます。秋の仕上がりが楽しみに感じます。
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< 5月第2週:TAKUYAも初産卵に成功!今年度:「高原のらんちゅう飼育」もスタート! (5/14) >
・標高850メートル、「高原のらんちゅう飼育」、自宅のデッキの飼育舟も準備万端です。
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・TAKUYAも初めての産卵にチャレンジしました。
なかなか産卵せず、標高が高く産卵は難しいのかなとも思っていました。
・5/12の早朝、「待望の産卵!:自然産卵成功!」との連絡が入りました。
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(5/12:自然産卵に成功) |
(5/13早朝:受精状況) | |
・上段が種メスです。2〜3段目が使用した種オスです。
(オスは、私のところでも種として活躍してくれました)
・メスは2才、当歳時に「東大関」に入賞した期待のメスです。現代的特長を備えた良魚です。 オスも各所に特徴あるエース級の4匹にて、完全な自然産卵でした。 ・2つの魚巣に、卵が産み付けられています。一日経過後の画像から、白い無精卵は少なく見えます。
産卵水温は、20〜22度です。明日から孵化が始まります。
・受精した卵には、稚魚が黒く見えています。孵化数も多く期待できそうです。
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(3月上旬孵化の黒仔を広げます: 「東京のベランダ→自宅デッキ」へ分散飼育) |
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・今年も、東京のベランダで飼育してきた稚魚を自宅のデッキへ広げ、分散飼育していきます。
第一陣が到着、元気に冷凍赤虫を食べています。新しい飼育環境に即なじみます。
皆健康体です。
・また、種魚達(2〜3才魚達)も高原へ移し、東京の飼育舟は完全に当歳のみになりました。
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(高原も晩春〜初夏へと・・・) | |
・高原は晩春〜初夏へ・・・。
クレマチスとシャラの淡いピンク色が優しく咲いています。
五月晴れ、空は青く遠くまで広がります。
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< 5月第3週:TAKUYAの飼育状況:5/12産卵→5/16孵化、5/15に2腹目産卵! (5/18) >
(5/12:自然産卵→5/16孵化完了) | |
・自然産卵ですが、想像以上の孵化率の高さに驚きます。
産卵舟は針仔でびっしりです。少なくても3000匹は産まれました。
・今日から、ブラインを与えはじめました。産卵〜孵化〜ここまで順調に来ています。
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・5/15にも産卵との連絡が入りました。
今回も自然産卵、魚巣のみに卵が産みつけられているとのことです。
これで、今春の産卵は終了しました。
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(5/15:自然産卵に成功) |
(5/18早朝:受精状況) | |
・上段が種メスです。2〜4段目が使用した種オスです。
・メスは2才、大型で筒が太く、頭骨がしっかりした期待のメスです。現代的特長を備えた良魚です。 オスも各所に特徴あるエース級の6匹にて、完全な自然産卵でした。 ・魚巣のみに卵が確認できたようです。
産卵水温は、20〜22度です。明日から孵化が始まります。
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< TAKUYAの飼育状況 (5/24) >
・3月上旬孵化の当歳:5舟:計約270匹、5/12と5/15産卵稚魚により
TAKUYAの飼育舟は満杯になっています。
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(5/12産卵→5/15〜16孵化の針仔) |
(3月上旬孵化の当歳:5/24撮影) | |
< 5月第3週の飼育状況:3月上旬孵化の稚魚、4月上旬孵化の稚魚も順調に成長! (5/18) >
(3月上旬孵化の稚魚:5/17の早朝撮影) |
・3月上旬孵化の稚魚達は、黒仔〜色変わりがはじまっています。
・今年は孵化から歩留まりは良くありませんでした。
しかし、ここまで残った魚達のアベレージは良さそうです。
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(4月上旬孵化の稚魚:5/15の早朝撮影) | |
・4月上旬には4腹が産卵しました。各腹の出来にバラツキはあるものの、
画像のように、目先があり、尾形等バランスの良い黒仔へと成長してきました。
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< 5月第4週初めの飼育状況:寒暖差激しい天候、各腹の稚魚は成長力を増して凄い勢い! (5/23〜26) >
・5/22、関東では午前は真夏の気温(30度)〜寒冷前線の通過で激しい雨〜
気温はいっきに10度以上の低下。
そして、今日は曇天、最高気温は16〜17度と3月末の天候です。
・各腹の稚魚の撮影を予定していましたが、急激な悪天候のため見送りました。
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(3月上旬孵化の稚魚:5/22撮影) |
・寒暖差は激しいですが、魚達の体調は万全な状態です。
魚達の凄い食欲に圧倒されてしまいます。
冷凍赤虫が、30枚以上/日を食べつくします。
・現在、5〜6センチを越す大きさの稚魚達の放匹数は平均70匹程度です。
(画像は、体長約6センチ:70匹/舟)、水深は11.5センチです。
・飼育水は、放匹数と給餌量が多く、中1〜2日で半分程度を差し換えています。
・各舟には、3〜4時間間隔で冷凍赤虫を1枚与えています。
完全に色変わりが終わるまでは、冷凍赤虫等の生餌のみです。
粒餌は、色変わり後から開始します。
・バイオバクテリアは、3〜4日間隔での投入です。
・舟の底面はスポンジで苔を落とします。側面の苔は魚達がつつきますので残します。
底面を綺麗にすると魚達の食欲は増進します。
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(3月上旬孵化の稚魚:5/24〜26撮影) |
・5/23:東京は寒く、3/下旬の気温でした。昼でも13度でした。
明日は24〜25度の夏日の予報です。
・3月上旬孵化魚達は、6.5〜7.5センチへと成長してきています。
色変わり中で迫力に欠けますが、良い雰囲気を感じます。
・この時期の当歳魚は、冷凍赤虫を主体に給餌して、コロコロになるまで太らせます。
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(初夏の花々とカリフラワー : 5/26撮影) | |
・愛犬と散歩しながら、近所の有機農園に咲く花々を撮影させていただきました。
一年中、欠かさすことなく季節の花々が美しく、とても癒されます。
花菱草、矢車草、カスミ草等・・・珍しい花がたくさんあり、名前を覚えれませんでした。
とても立派な「カリフラワー」を頂きました。ご馳走様でした。
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< 5月第4週末の飼育状況:「例年より12日早い入梅入り」、「大型台風の接近」〜魚達は元気です! (5/28) >
・関東は、例年よりも12日早い梅雨入りが発表されました。
まだ5月下旬です。さらに、大型の台風も接近しています。
週末〜月曜にかけて太平洋岸を、なめるように通過していきます。
雨量に注意が必要とのことです。
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(4月上旬孵化の稚魚 : 5/28朝方撮影) | |
・朝方、雨が小降りのときに飼育水の差し替えをしました。
すぐに雨が強くなり、舟見の画像になってしまいました。
・この腹は、全体の揃いがとても良く感じます。
これから色変わりに入ります。
現在、5〜6センチ程度まで成長しています。
・梅雨時、魚達の体調維持が大切になります。
色変わり等で魚達は体力を消費しています。
また、高温多湿により悪玉菌も繁殖してきます。
・この時期こそ、バクテリア飼育水が威力を発揮します。
飼育水の浄化、魚達の機能活性化と免疫力の強化等、
その効果を実感します。
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