< 7月第1週の飼育状況:7月入りです。梅雨末期、蒸し暑さと猛暑の始まりです! (7/2)  >

・日本海側へ梅雨前線が北上し、前線に向かって、
 南から湿った暑い空気が入ります。梅雨の末期です。
 梅雨空は続くようですが、7月上旬は猛暑に注意が必要なようです。
 週末からは、いっきに気温が上昇〜年々暑くなるように感じます。

<高原のハウス飼育場 : 7/2> 

・3月末産まれる当歳の色変わりは進んでいます。
 色変わりで体力を使い、体形的には、今が一番寂しく感じる時期です。
 
・元気に成長しています。8〜9センチに成長してきました。
 親からの特徴を継承して、綺麗な更紗柄がとても綺麗です。


・大型ハウスの飼育舟は当歳魚で埋まっていきます。
 バクテリア飼育なので、ハウス内に生臭さはありません。
 「飼育水が生きています」、魚自体の生臭さも減少します。
 自然界の生息環境を飼育舟の中に作り出しています。
 魚達は健康体に成長しています。飼育も容易です。
 魚達の色艶の違いも感じます。


・各腹の当歳魚達も順調に成長しています。
 コロコロに太って幅が出てきました。
 これから色変わり、秋の仕上がりがとても楽しみです。


・梅雨空と夏空が交互にやってきます。
 小淵沢高原は日照時間がとても長く、また気温差があります。
 この環境が草花の美しさを、さらに磨きあげるようです。
 シンボルツリーのポブシーはいつの間にか大きく成長し、葉が青く輝きます。
 初夏の花々がとても綺麗です。
 もうすぐハウスの横のせせらぎにホタルが舞います。  

< 7月第1週後半の飼育状況:関東甲信はいっきに梅雨明け!各地で35度を超えるの猛暑です! (7/7)  >

・昨日、7/6に関東甲信は平年よりも15日も早い梅雨明けが発表されました。
 いっきに太平洋高気圧圏内に入り、各地で35度を越える猛暑です。
 熱中症に十分に注意しての魚達の世話が大切です。ご注意願います。

<ハウス飼育場 : 7/5〜6撮影> 

・標高850メートルの高原の飼育場は快適です。
 魚達も生き生きしてます。
 7/5〜6に選別と「御礼企画販売」等の準備のためハウスへ行きました。
 日差しは強くても湿度が低く快適でした。
 しかし東京に戻るなり猛烈な暑さで驚きました。

(当歳魚の一部画像 : 7/5〜6撮影)

・色変わり後でエネルギーを消費していて一番貧弱に見える時期ですが、
 特徴ある当歳が出てきました。太みあり良い感じです。
 魚達の体形も長手や中寸、更々や赤勝ち、本当に楽しい時期です。


・バクテリア飼育水、水深10センチの中で元気に泳ぎます。
 群れで泳ぐ様子は気持ちよく、群れで飼育することが大切です。
 魚達は互いに刺激しあいながら成長していきます。
 大きな魚は10センチ近くまできています。

(各腹の選別 : 7/5〜6撮影)

・当たり腹の黒仔達です。
 平均して良い仔が出ています。
 この腹からも、最高峰の黒仔を「御礼企画販売」にて
 皆様にお譲りいたします。(画像の魚達です)
 今年の本命腹になってくれそうです。

(種魚達の引越し : 7/5撮影)

・今春の産卵は、東京のバルコニーで行いました。
 活躍してくれた種魚の半分をハウスの180×180センチの大きな舟に
 引越ししました。魚達はゆったりと新しい舟が気持ち良さそうです。
 この時期、どうしても当歳に目がいってしまいますが一番大切なのは種魚です。


・ハウスは、愛犬、ジャックラッセルテリアの「ダイヤ」がしっかり守ってくれています。
 東京のバルコニーも、同じくジヤックラッセルテリアの「ボンズ」が守ってくれています。
 鳥獣、防犯対策設備は万全ですが、愛犬達の力にはかないません。
 頼りにしています。


< 7月第2〜3週初めの飼育状況:連日35度を超えるの猛暑!この高温で飼育を加速! (7/16)  >

<東京:バルコニー飼育場 : 7/13〜16撮影>

・昨日まで、連日の35度超えが続いていました。
 東京では、今日の最高気温は29度。
 北東からの風も入り、久しぶりに涼しく感じました。
 
・バルコニー飼育場は、東南を向いています。(最高の飼育環境です)
 隣は公園、遮るものは無く、朝8時を過ぎて午後2時までは
 「灼熱地獄」のようになります。
 2時を過ぎるとマンションの建物に遮られて直射は回避できます。
 
・例年でしたら、垂木で上げて、ファイロンとすだれの遮光で十分でした。
 今年の暑さではスタイルホームも斜めに活用しての日除けが必要です。
 
・この遮光でしたら、最高気温が35〜38度でも、
 飼育舟の水温は29〜30度に保てます。
 この高水温により、魚達の食欲は増して成長が促進します。
 遅く産まれた稚魚達の成長スピードに驚きます。

(5月中旬産卵当歳 : 7/16撮影)

・小淵沢高原のハウス飼育場に早産まれの当歳達は移動しています。
 東京のバルコニー飼育場は、5月〜の遅産まれの当歳達を飼育しています。


・画像のように、大きく成長してきました。龍頭の特徴もでています。
 この猛暑が魚達の成長を加速しています。
 遅く産まれて、もう7〜8センチに近づいています。迫力も感じます。
 35度近くになると飼育水の溶存酸素量が減るため食欲は落ちますが、
 30度前後は当歳魚達にとって最高の飼育水温なのかもしれません。

(5/末〜6/中旬産卵当歳 : 7/16撮影)

・遅産まれの稚魚:二回目の選別を行いました。
 厳しい選別にて、5月末の仔は54匹に絞りました。
 血を残すための腹でした。
 この腹の当歳、予想以上に雰囲気が良く期待できそうです。


・6月中旬の仔は60匹にして放匹しました。
 選別を待っている飼育舟が、あと3面。頑張ります。
 明日には完了させたいと思います。
 明後日は、ハウス飼育場の選別と皆様への発送等です。

< 7月第3週の飼育状況:高原のハウス飼育場は快適!最低水温25度、最高水温28度! (7/20)  >

<小淵沢高原:ハウス飼育場 : 7/20撮影>

・35度を越す猛暑は少しお休みでしょうか。
 最高気温が29〜30度ですと、とても涼しく感じます。
 しかし、大気が不安定です。東北では豪雨による被害もでています。
 関東も毎日のように夕方〜夜間、集中豪雨が続きました。
 ハウス行きが遅れていましたが、やっと昨日から一泊で作業をしてまいりました。

(色変わり当歳魚達 ; 7/19〜20撮影)

・成長とともに良さも悪さもでてきます。
 一喜一憂の日々が続きます。変化の時期、我慢飼育の時期でもあります。
 
・ハウス内は快適です。
 最低水温は25度、最高気温は28度をキープしています。


・血の継承、さまざまな体形や柄がでてきます。
 遺伝の法則はベースにありますが、想定を超えた容姿に感動することも多く
 とても楽しい飼育が続きます。

(黒仔〜色変わり当歳魚達 : 7/19〜20撮影)

・体長は6センチを超えてきました。
 この腹は平均的に揃っています。期待の腹の当歳達です。
 色変わり中でエネルギーを使っていますが、月末を迎える頃はとても楽しみです。

(明二歳の種魚達の引越し : 7/19撮影)

・今回は、明二歳の種魚達ハウス飼育場:180×180の舟に引越ししました。
 三歳を超える大きさにまで成長している魚もいます。健康体で色彩も鮮やかです。
 種魚です。無理に大きくせず、ゆったりと飼育してまいります。
 一番大切な種魚達です。


・庭には、夏の草花が満開です。
 ブルーベリーの実も色づいてきました。
 エキゾチックなルドベギアの花に勢いを感じます。

< 7月最終週の飼育状況:各地で豪雨によるで被害が多発!ハウスの飼育舟の選別・整理に集中! (7/29)  >

<ハウス飼育場 : 7/27撮影>

・連日の猛暑で始まった7月。関東では例年よりも2週間も早い梅雨明けでした。
 ここに来て、梅雨前線が活発化して各地で豪雨による被害が出ています。
 皆様も十分にご注意ください。
 
・ハウスの飼育舟の当歳達です。とても順調に成長しています。
 体長が10センチを超えてきた魚もいます。
 各腹ともに成長スピードも上がり、毎週の選別と整理が必要になります。
 今週末も7/27〜28で、ハウスの全飼育舟の選別と整理を行いました。

(一部の当歳魚 ; 7/27撮影)

・作業に追われて、なかなか撮影できません。一部画像でご紹介させて頂きます。
 ハウスの飼育舟は、ほぼ当歳達で埋まっています。
 良い成長と今後の仕上がりに期待します。

(黒仔〜色変わり当歳魚達 : 7/27撮影)

・色変わり中の当歳達です。
 この時期の7〜8センチの黒仔達は迫力を感じます。
 これから成長とともに変化します。
 良い更紗柄が残って欲しいと思います。
 
・先週の選別で残れなかった魚達の舟を覗いてみました。
 手元に寄ってきた魚を5〜6匹洗面器で見てみると、
 どうして選別から落ちたのかわかりません。
 2匹が一軍の舟へカムバックです。このようなことの連続です。
 選別時に傷等があり残れなかった魚が、その後の成長で傷等は無くなります。
 この時期は我慢の飼育も大切です。

2013年:TOM43作出当歳魚の「第2回:御礼企画販売」を開始しました。
2013年:TOM43:黒仔・色変り当歳魚を販売中です。

応援宜しくお願い申し上げます。

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