< 8月第1週初めの飼育状況:記録的な暑さの8月を迎えます。この暑さを魚達の成長に活用します! (8/1)  >


・8月に入りました。夏本番です。
 南から湿った暑い空気が入り、異常に蒸し暑いスタートになりました。
 週末からは、列島全体に記録的な猛暑が戻ってくる予報です。
 熱中症等の注意が必要です。
 上手く遮光し、この暑さを魚達の成長に活用したいと思います。

(ハウス飼育場 : 8/1撮影)

・ハウス飼育場も、高原とは思えないほどの蒸し暑さです。
 早く太平洋高気圧の中に入り、気温が高くても湿度が低い天候を
 期待します。
 
・各腹の当歳達も順調に成長しています。
 大きい魚は11センチを超えているようです。(大きさでは無く質ですね)
 薄い青水のバクテリア飼育水の中で気持ち良さそうに泳ぎます。

(一部の当歳魚 ; 8/1撮影)

・まだ色変わりを終えたばかりで柄は安定しません。
 8月の末には決まってくると思います。
 
・特徴のある何匹かを撮影してみました。
 幼いですが、どこかに魅力のある魚達だと感じています。
 8月下旬〜9月には飼い込みシーズン、迫力も増してくると思います。
 焦らず飼育していきたいと思います。

(東京バルコニー飼育場 : 8/1撮影)

・バルコニー飼育場では遅く産まれた当歳を主体に飼育しています。
 ずいぶん大きく成長してきました。この暑さも成長を加速します。
 限られた飼育環境ですが、
 バクテリア飼育なら容易に健康体を維持できます。  


・八ヶ岳高原のハウス飼育場には、
 国蝶「オオムラサキ」が頻繁に飛んできます。
 冷蔵庫にとまったときに撮影したそうです。
 
・鉢植えの「夏の花々」も、とても綺麗に咲いています。
 魚達のバクテリア飼育水を液肥に活用して栽培しています。
 有機物豊富な飼育水の二次利用です。

< 8月第2週〜3週初めの飼育状況:記録的な猛暑が続きます。下旬からは飼い込みシーズン突入! (8/12)   >


・各地で40度を超える最高気温が記録されています。
 遮光を確実に行い、飼育水温を28〜30度くらいに保ちたいものです。
 気温が35度を超えてくると、どうしても水温は32度程度まで上昇します。
 しかし、ゆっくりした水温変動でしたら魚達に影響しません。
 元気に群れで餌を求めて泳ぎます。

(ハウス飼育場 : 8/10撮影)

・3月末産れの当歳は、12センチを超えているものもいます。
 この猛暑による高水温が、プラスに働き、魚達の成長を加速します。
 
・猛暑が続きますが、高原なので最高水温は28〜29度と適温です。
 今年は例年にない異常な暑さなので、水温の安定等のため、
 安全サイドに考え飼育舟の底面の苔を七割程度残した飼育です。
 苔には水質の浄化作用もあり、バクテリア飼育との相性も抜群です。
 (苔は高温時に魚達の赤色が飛んでしまうことを防ぐとも言われています)

(一部の当歳魚 ; 8/10〜12撮影)

・ハウスから画像が届きました。
 まだまだ荒削りの成長途上ですが、当歳らしい容姿になっています。
 魚達のタイプも血の継承と血の混ざり合いで異なります。
 この「血を作る作業」が楽しいと感じます。

(遅産まれの飼育舟 ; 8/10撮影)

・遅産まれの魚達も順調に成長しています。
 9〜10センチくらいなっているようです。
 放匹数を20〜25匹に調整して飼育しています。
 この腹は、現在15舟に広げています。

< 8月第3〜4週初めの飼育状況:記録的な猛暑の中でもバクテリア飼育で順調に成長!! (8/19)  >


・列島全土で猛暑とゲリラ豪雨、厳しい夏になっています。
 四国等、中部以西の方々から
 「気温が39〜40度では、どんなに遮光しても水温は35度くらいまで上昇してしまいます。
  水温維持が難しく、大きなペットボトルを凍らせて飼育舟に入れてる!・・・」等のご連絡も頂く状況です。
 今週末に向けては暑さも少しやわらぐ予報です。
 高原のハウス飼育場では、水田の上を赤とんぼ達が飛び始めています。ゆっくりと確実に秋へ進みます。

(ハウス飼育場 :8/18撮影)

(当歳魚 ;8/18撮影)

・3/下旬産まれの当歳達は太く幅もでてきました。
 体長は11〜12.5センチへと成長しています。
 これから飼い込みシーズンに入り、前方への龍頭と背幅がさらに出てきます。


・庭は、夏〜初秋の花々で覆われます。
 自然の色彩の美しさを実感する毎日です。

(当歳魚 ; 8/19撮影)

・遅産まれの当歳です。この赤勝のバランス(重心)と骨格、尾形等が抜群です。
 現在、10センチ程度、10月に13.5センチへ仕上げる予定です。
 当たり腹だと感じています。


(当歳魚 ; 8/19撮影)

・各腹の当歳達もバクテリア飼育水の中で順調に成長しています。
 この猛暑の影響もまったくありません。
 水質の浄化作用はもちろん、魚達の内臓機能が強化され健康体を維持、
 免疫力も上がっています。魚自身の力と系統で容易に仕上がっていきます。 

< 8月第4週〜5週初めの飼育状況:猛暑も少しおさまり魚達の食欲が増進します!! (8/25)  >

(ハウス飼育場 :8/24撮影)

(当歳魚 ;8/24撮影)

・前線が南下して雨〜晴天へ、
 北の高気圧に変り猛暑がおさまってきました。
 朝は20度くらいまで気温が下がり快適です。
 しかし、まだまだ厳しい残暑が続くようです。 
 
・秋を感じて魚達の食欲はいっきに増進します。
 飼い込みシーズン突入です。


(遅産まれの当歳魚 ;8/25撮影)

・各腹ともに幅が出てきました。とても順調に成長しています。
 当歳魚達の大きさも揃ってきます。
 秋を迎えると、産まれた時期の差を感じさせないように仕上がってきます。

(停電時に備えて)

・各地で局地的な豪雨等により被害が出ています。
 魚達の飼育で停電対策は欠かせません。
 エアーポンプの停止による酸欠が一番心配です。
 
・現在、停電時の対応として非常用発電機を準備しています。
 また、エアーポンプ故障も想定し、3台ポンプのエアー配管もリング状に形成しています。
 
・近日中にバッテリー等による蓄電設備を常設(併設)します。
 停電時には、自動的に切り替わり停電が回避できる回路へ改修予定です。


(庭のブルーベリーの収穫) 



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