< 12月第1週の飼育状況:師走に入り本格的な寒さを迎えました(12/1)  >


・12月に入りました。一年間があっという間に過ぎていきます。
 日本列島も本格的な寒さを迎え、各地から積雪の知らせが届きます。

(当歳魚の一部画像 : 11/30〜12/1撮影)

・各腹の当歳魚達は、バクテリア飼育水の中でとても元気です。
 水温:8〜10度にて、これからゆっくり冬眠に入る舟、
 水温:15度前後にて飼い込んでいる舟、
 全ての飼育舟の魚達が健康体です。

(飼育舟の画像等 : 12/1撮影)

・薄い青水のバクテリア飼育水です。
 有機物が豊富で冬場の飼育にも最適です。

・今秋:各地の大会を終えて、出陳したバクテリア飼育魚達は
 病気(ヘルペス等)の発症もなく免疫力の高さを再確認できました。

< 12月第3週の飼育状況:高原の飼育場も初雪!冬眠中、飼い込み中、皆元気です!(12/20〜26)  >


・12/19、太平洋岸を低気圧が通過、寒気を引き込み、
 八ヶ岳高原は15センチ程度の積雪でした。
 夏の猛暑から一転、寒さの厳しい冬になりそうです。

(冬眠中の当歳舟 : 12/20撮影)

・大型ハウス内の飼育舟の魚達は、とても良い状態です。
 種用の魚達は冬眠中です。 
 当歳魚の冬眠水温は、8〜12度に調整しています。
 今冬は、この程度の水温での冬眠でいきたいと思います。
 青水のバクテリア飼育水の中で熟成します。

(当歳魚の一部画像 : 12/20撮影)

(遅産まれの当歳飼育舟 : 12/20撮影)

・遅産まれの当歳達も特徴があり、冬場の加温飼育をしています。
 水温は15〜18度です。大きく成長しますし産卵にも対応できます。
 当歳魚を種魚にする場合、冬眠させなくても良い産卵を迎えられます。

(二歳種魚達の冬眠舟 :12/20撮影)

・二歳種魚達は、6〜10度の飼育水の中で冬眠しています。
 完全にヒーターは抜いています。
 冷たいバクテリア飼育水ですが10度を越えている時間帯に
 冷凍赤虫を1回/日程度与えます。

・お正月明けから順次、冬眠から起こす予定です。
 来春も2月中旬からの産卵を予定しています。

(当歳魚の一部画像 : 12/22〜26撮影)

< 12月第4週の飼育状況:東京バルコニー飼育場の種魚達も順調な冬眠! (12/27)  >


・12月下旬に入り、東京も寒さが厳しくなっています。
 バルコニー飼育場の気温は、早朝5〜6度、
 暖かい昼間でも10度を越える程度です。

(種当歳魚達の飼育舟 : 12/25撮影)

・種魚達も青水のバクテリア飼育水の中で順調な冬眠です。
 昼間、水温が10度を超えると少量の冷凍赤虫は与えています。
 
・最低水温は8度設定です。今年は高めの水温での冬眠です。
 お正月明けから飼育水温上げて、2月中旬の産卵を予定しています。

(当歳魚の一部画像 : 12/25撮影)

・種魚の選抜では、傷はあっても、どこかに特徴のある魚を候補にします。


・龍頭でエラに脂肪が乗らない更紗系統の作出を目指します。


・メスは抱卵が進んでいます。
 オスの前鰭には追い星も確認できます。
 
・冬眠時期こそ、有機物が豊富なバクテリア飼育水が効果を発揮します。
 種魚達は体色良く、艶々に輝いています。
 来春の産卵がとても楽しみです。




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