< 6月第1週初めの飼育状況:真夏日での6月スタート。稚魚達の成長スピードが上昇します。梅雨も間近です! (6/2) >
<6/1:バルコニー飼育場>
・5月は記録的暑さが続き、6月も関東は真夏日のスタートです。
隣接する公園の「桜の葉の緑」もいっきに濃く、たくましくなりました。
厳しい夏の始まりを想像します。
各飼育舟は強い日差しを避けて、昼間はスダレで遮光しています。
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・早産まれの稚魚達は色変りも終えてきました。
当歳魚らしい容姿に、ゆっくりとなっていきます。
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・薄い青水のバクテリア飼育水です。
水深は11センチです。魚達は群れとなり気持ち良く泳ぎます。
朝と夕方は粒餌にバクテリアを浸して混ぜた団子を与え、
昼の暑い時間に冷凍赤虫を与えています。
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・色変りにはエネルギーを消費します。
幼いですが、良い雰囲気の魚も見受けられます。
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<6/1〜2:ハウス飼育場>
・八ヶ岳高原:標高850メートルのハウス飼育場は快適です。
各飼育舟は、当歳魚達で埋っていきます。(二歳や親魚の観察も大切です)
さらに選別を進めて、色気と迫力ある当歳魚への仕上げを目指しています。
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・少し濃い青水のバクテリア飼育水です。
青水が濃くなってもバクテリア飼育水は有機物の分解が進み、
臭いも無く、「さらさら」しています。「飼育水が生きて」います。
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(3月下旬孵化の稚魚) | |
・まだ黒仔ですが、体形の良い魚が揃っている感じです。
成長とともに、まだまだ変化はします。
秋に何匹か良い魚に仕上がって欲しいと願います。
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< 6月第2週の飼育状況:関東も例年並みの梅雨入り。色変り真っ最中。皆、健康体に成長しています! (6/13) >
<6/11〜12:ハウス飼育場>
・関東では例年並みの梅雨入りです。
九州では今年も雨量が多く被害もでています。
皆様、水害等への対策や注意をお願いいたします。
・早や産まれの当歳達は色変りを終えてきました。
まだまだ迫力に欠けますが、「色変りの変化を楽しむ時期」でもあります。
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(3月下旬孵化の稚魚達) | |
・3月下旬孵化の稚魚達は、
まさに色変りの本番を迎えています。
色変り時期は、体力を消費し、梅雨時:病気等が発症しやすい時でもありますが、
稚魚達はバクテリア飼育水の中で免疫力が上がり健康体:強じんです。
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<6/12:バルコニー飼育場>
・梅雨時、バルコニー(屋外)では晴れ間は水換え等の世話に追われ、
なかなか撮影する時がありません。ご了承願います。
久しぶりに、水換えにあわせて一部の飼育舟の魚達を撮影してみました。
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・順調に成長しています。
群れで泳ぐ様子は爽快です。
まだ、1舟に30匹程度を放匹しています。
最終的には、90×150の舟に20匹程度とします。
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・数匹、ボールにすくい撮影してみました。
幼さを感じます。色変り時期は我慢の飼育が続きます。
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・色変り後は、どうしても痩せてしまいます。
しかし、あと1〜2週間もすると幅がでてきます。
当歳らしい容姿へと成長してくれると思います。
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・冷凍赤虫にピラニアのように群がります。
群れて飼育すること、競争させることが良い成長に繋がります。
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< 6月第4週の飼育状況:梅雨本番。全ての当歳達が色変り真っ最中。色変りに一喜一憂の時期です! (6/23) >
<6/23:ハウス飼育場>
・6月も中旬を過ぎて、梅雨本番です。
雨の日が多く、屋外飼育では魚達の世話に不便を感じます。
しかし大型ハウス内は快適です。
・屋根部は遮光ネット、側面等の四方から風も取り込めます。
大型なので容積があり、温度や湿度等も安定しています。
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・早産まれた当歳魚達は大きく成長しています。
当歳用の飼育舟:約25面は、平均20〜30匹で埋っています。
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・色変りを終えて、体色も濃くなってきました。
柄の派手な魚、目先の長い魚、筒の太い魚、尾形の良い魚〜
今後が楽しみな魚も出てきました。成長とともに欠点も出てきます。
変化の多い時期、一喜一憂の毎日です。
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(3月下旬孵化の当歳達) | |
・3月下旬孵化の稚魚達も9割りが色変りしています。
色変り真っ最中、まだまだ、当歳らしい姿を見せませんが、
目先も長く良い雰囲気です。
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