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・3月5日産卵の卵が、昨日(3月10日)孵化舟・産卵舟とも、すべて孵化を完了しました。
全部で何千匹いるかはわかりませんが、しっかりした針仔の誕生です。
・泳ぎ始める仔もいますが、まだ、2日間は餌は食べません。
十分に泳ぎ、餌を探すようになったらブラインシュリンプを与え始めます。
(まだ、泳がないうちにブラインを与えると稚魚がブラインに食べられてしまいますよ!)
・ブラインをセットします。画像をご覧ください。
○私は、スチロールにサーモとヒーターをセットし、30度の水温の中で、ブラインを
孵化させます。 ○麦茶の容器:1リットルに3〜5%の食塩水を作り、エアリングした中にブラインの卵を
プリンのスプーンに一杯程度入れ、24時間で孵化させます。
(稚魚の数や大きさにより、次第にブラインの量も増やしていきます)
○朝と晩に与えるため、最低2本は必要です。バックアップにもう1本の計3本をセットし
ます。 ・ブラインは、3月13日の朝くらいから与える予定です。
(ブラインの取り出し方は、また説明いたします)
・そして、いよいよ、その翌日の14日からABバクテリアを投入開始します。
ここまでくると、楽な飼育期間に入ります。ホッ!!!
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・産卵から3日目、稚魚もしっかり泳ぎ始めました。
第一回目のブラインを与えます。(朝と晩に与えていきます)
・画像のように、24時間たったブラインは孵化して赤色に変わります。
(私は予備として3本セットしております。孵化後のブラインをそのまま30度の水につけてお
くと、溶けて死んでしまいます。孵化した容器は、画像のように、外へ出しておくと2日程度
は生きています)
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・麦茶の容器で孵化したブラインを5分程度おいておくと、殻が上部に、産まれたブラインは 底へと沈みます。このブラインをサイホンの原理でハンカチ等で濾します。
(私はこのようにしておりますが、ペットボトル等で簡単な孵化器を作られる方もおります)
・プリンのスプーンで稚魚の舟へ入れて上げます。 |
お腹をすかせた。稚魚はいっきに食べ始め、稚魚のお腹がブラインで赤くなります。 |
・ブラインは3%程度の塩水で生きているため、少しでもながく生かしておくために、茶碗程度
の容器に塩をそのまま入れて、稚魚舟へ溶かさずに沈めておきます。
・食べ残ったブラインは、適度な塩分の水の中で長時間生きています。これを稚魚は随時食 べているため、一日に二回、ブラインを与えるだけです。
(お休み等の時は臨機応変にしてください)
・残ったブラインはもったいないので、サランラップに包んで冷凍しておきます。
だんだん大きくなり、活きブラインが足りない時に与えます。
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ブラインを与えて始めた翌日から、一日1回ABバクテリアを投入していきます。 |
これからは、水換えも蒸発分の差し水程度で、飼育管理も楽になります。 ・水温は、21度から下がらないようにだけ注意します。
・魚巣の取り除きは明後日あたりです。慌てません。
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・3月9日に自然産卵させた舟でも孵化しました。
やはり、しっかりとした稚魚です。
雌の頭、目幅、ボディーは最高、そして、雄4匹も尾形が良く、やはり期待の一腹です。
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・昨日は、雪も降り、真冬なみの天候でした。
今日は、気温13度、晴れ、なんとか稚魚の画像も撮影できます。
桜の開花の頃は毎年、このような天候です。
日よけには注意しましょう。
・3月5日、3月9日に孵化した稚魚も順調に成長しています。
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・水温は21〜22度、朝は湯気が出ていました。
・ABバクテリアは毎日1回投入を継続しています。
・ベランダの稚魚舟でPHは、まだ8.2もあります。
室内の稚魚舟では、7.8です。でも魚の調子は良く、ブラインをバクバク食べています。
(ブラインは朝と晩の2回、与えています)
・次第にバイオバクテリアの力でペーハーは下がり始めます。
・まったく水替えはしてません。蒸発分のみ差し水をしています。
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・親の状態も良く、水温20度、ペーハーは6.1です。(雌雄とも)
・今日から4日間大潮です。今月2回目の産卵がはじまりそうです。
・雌のお腹は、また、まん丸になり、雄は追いほしが出てシャープな動きです。
・今回は、室内の舟で産卵させます。
・今回リンゲル液は使わずに、代わりにポカリスエットを使用して人工授精を行う予定です。
(リンゲル液は一般的に手に入りづらいですので、
薬局で売っている生理食塩水もしくは、ポカリスエットでも代用できます。) |
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・朝6時、枕元の産卵舟でバシャバシャと雌雄が走り回り、産卵しています。
寒い朝です。室内の産卵で正解でした。
・内側にワセリンを塗布したガラスの容器へポカリスエットを20cc程度入れます。
・雌のお腹をゆっくり絞り卵を容器へ入れます。
その中へ雄の精子を絞り円を描くように混ぜます。(3分程度) ・舟の数が足りなくなり、産卵舟の中へ平均にまきます。
舟の魚巣や底にも、すでに卵が産み付けられています。
なるべく空いたスペースへまいてあげます。 (水温は23度から19度へ設定変更します) ・夜、孵化した卵の状態を確認しますが、かなりの受精率です。
・ポカリでも人工授精は可能ですね。今後どのように成長していくか確認していきます。
(ポカリスエットの残りは、産卵後に飲んじゃいました。ふ〜!ひと息・・・・)
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[参考]:汲み置き水作り
・私は、汲み置き水期間は4日ぐらいとしています。
その間は、トルマリンと麦飯石をザルに入れ、その上に強めのエアレーションをして飼育水
を準備しています。
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・帰宅すると、(22日産卵)3腹目の孵化が始まっています。
・孵化舟の水温は、室内ですので19〜20度、4〜5日で孵化します。
・一斉に孵化させるため22度に水温調整します。明日、26日には孵化が完了します。
産まれた針仔の状態も良く。匹数も多いようです。
(産卵舟を見ると、とかく白い無精卵が目立ちますが、実際には想像以上の稚魚が産まれ
ます。無精卵だけ見えて、この腹は受精率が低いと思いこむ事が多いので注意してくださ い。皆、良血です。この中から秋には大関の可能性を秘めた金の卵です)
・次の大潮は4月5日からです。本当に今年の産卵は計画どおりです。
やはり、バイオバクテリア飼育の効果だと感じます。
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・例年、産卵に使った雌は、卵管が開いているため、養生が甘いと殺してしまうことが多かっ
たのですが、今年は、産卵後の雌をpH6程度、水温20度の中で2〜3日養生させている
ため、皆、元気です。やはり、弱酸性の効果はあると実感します。
・また、雌雄の舟に上部濾過装置を取り付け、麦飯石を入れて循環させると魚の状態は、と
ても良いように思えます。バイオバクテリア(上水のみ投入)の浄化・活性作用で、フィルタ
ーは1ヶ月以上洗っていません。目詰まりもしません。
魚は目視できますし、産卵、成長に抜群の効果を感じます。
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・来週からは、春期大会へ出品する魚は、ベランダの舟で、水温を15度ぐらいまで下げます。
常温に慣らさないと、大会へは使えません。 一年は本当に早いですね。4月4日は観魚会の春期大会です。
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・右側の舟に3月5日産卵、10日孵化の稚魚が入っています。
13日よりブラインを与え(朝、晩の2回)、14日よりABバクテリアをほぼ毎日1回投入して
います。日当たりも良く、青水も進んでいます。一度も水換え、選別は行っていません。蒸
発分の足し水だけです。 (水温21度、PH7.7)
稚魚数は青水ではっきりしませんが、1000匹程度だと思います。
(人口受精の稚魚約1000匹は屋内の飼育舟で同様にバクテリア飼育をしています)
・左側の舟に3月9日産卵、14日孵化の稚魚が入っています。
17日よりブラインを与え(朝、晩の2回)、18日よりABバクテリアをほぼ 毎日1回投入して
います。 やはり日当たりも良く、青水も進んでいます。一度 も水換え、選別は行っていま
せん。蒸発分の足し水だけです。 (水温21度、PH7.8)
稚魚数は青水ではっきりしませんが、3000匹程度だと思います。
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・3月9日産卵、14日孵化の稚魚です。凄い数ですが、バイオバクテリア水の中で元気に成
長しています。(飼育舟の水面から一部の魚をすくい撮影してみました)
・体もしっかりし、体色も良く、尾開きも始まっています。
*バクテリアによるこの時期の稚魚飼育では、エアレーションのみで、フィルター等は一切使
用していません。ブラインによる汚れや稚魚の糞は、1日で約7割が分解され、3日で全てが
分解完了されていると推測できます。
差し水だけで本当に楽な飼育を継続できます。
*選別を焦ることなく、稚魚の良否がしっかり確認できる1ヶ月半まで延ばせます。
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・人口受精:3月5日産卵、10日孵化の稚魚(1000匹程度)が入っています。
屋外飼育同様、13日よりブラインを与え(朝、晩の2回)、 14日よりABバクテリアをほぼ
毎日1回投入しています。
一度も水換え、選別は行っていません。蒸発分の足し水だけです。 (水温21度、PH7.4)
舟は、部屋の奥で日が当たらない場所ですが、薄青茶色のバクテリア水になっていて屋外
飼育している稚魚と、同様な成長スピードを維持しています。
*室内では青苔の発生が少ない分、PHは低めの値を示します。
*底にはAバクテリアを活着している糠とBバクテリアを活着している籾殻が確認 できます。
これが、バクテリアのコロニーにもなっています。
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・3月22産卵、26日孵化の稚魚が入っています。
29日よりブラインを与え(朝、晩の2回)、30日よりABバクテリアをほぼ 毎日1回投入して
います。蒸発分の足し水だけです。 (水温21度、PH7.5)
稚魚数は3000〜5000匹程います。(凄い孵化率です)
・この舟の1/3ぐらいは、ポカリで人口受精させました。
産まれた針仔を見る限り、この腹も当たり腹であることと、ポカリで人口受精が 可能である
ことがわかりました。
・バクテリア投入開始から間もないため、まだ透明に近い状態ですが、泡は虹色です。
バクテリアは確実に活動しています。
・水作フィルターが見えますが、エアーチューブを外し使用していません。
3日の土曜には、水作フィルターも魚巣も取り出す予定です。
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・上部濾過装置とバクテリアによる飼育水の状態も非常に良く、魚も目視でき嬉しい
限りで
す。
・体色も良く、また、一回り大きくなっています。麦飯石の効果もあるのでしょうか。
バイオバクテリアと麦飯石の相性が、とても良いように感じます。(魚は正直です)
・雌親舟の水温20度、PH5.9
・雄親舟の水温15度、PH5.8 (4日の春期大会へ使うため常温としています)
・雌雄とも万全な体調を維持しています。
・フードタイマー2目盛りを朝5時半から2時間おきに夜10時まで与えています。
・春期大会後、5日からの(4日間)大潮で、また産卵させる予定です。
仔取りしたい雌が、あと4匹います。 どの魚が産卵してくれるかは、本当に分かりません。
*産卵準備で大切なのは、複数の雌雄親種が必要ということです。
卵を産みそうで産まない雌、追いほしがしっかり出ているのに精子を出さない雄もいます。
昨年は仔出しが良かった雌が産まない年もあります。人間の思い通りにはいきません。
常に、最悪のケースを想定した準備と態勢作りが大切だと感じます。
(特に産卵期は魚が調子を崩しやすく、常に状態を確認する必要があります)
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