仕事等が忙しく、飼育日記も遅れぎみです。すみません。頑張ります。 |
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・水温21度、pH5.4と安定しています。
・雌雄とも一つの舟に入れてあります。 雌雄は、まだまだバリバリの産卵態勢にあります。
しかしバクテリア飼育水の中では、雄は雌を追い回しません。
有機物が多いからかもしれません.。
(飼育舟で熟成させ、産卵舟へ入れると新水により一気に産卵行動が現れます)
・もう、親舟は約3ヶ月、飼育水の全取り替えはしていません。
1週間に1回程度、バケツ1〜2杯差し替えだけでした。
(私の場合は、結構乱暴で、差し水は、水道水を温度調整のみで、そのままバケツで、飼育舟
へドボドボと入れてあげます)
[参考]
バクテリア水の底へ手を入れて、底に餌の食べ残しがないか確認すると、その時、飼育水が
掻き回され、バクテリア水の状態が良くなるように感じ ます。
「糠味噌を母が一日一回、掻き回してしたのを思いだしました」
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・水温:23度、pH6.5
・40〜50匹まで絞り込み、1200×1000の舟に広げて飼育します。
・上部濾過装置も稚魚へ使用しています。上部濾過のフィルターの下には麦飯石を敷いていま
す。溶存酸素、ミネラルも豊富で、さらにバクテリアが活性化しているようです。
・今週、稚魚が産まれて初めてのエラ病にかかりました。
人間の「はしか」と同じようなものです。どんな魚でも一度はかかります。
しかし、やはりバクテリア飼育で魚に体力があり、塩と軽いイソジン浴で、2日で完治しまし
た。
(Bバクテリアは、ヘルペス対応を目的としてブレンドしたものです。
通常のエラ病等にはか
かります。しかし、昨年もそううでしたが、エラ病の回復が早く、本当に驚きです)
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・3月9日産卵、3月22日産卵、4月9日産卵、5月6日産卵の稚魚も順調に成長しています。
・教訓になったのは、やはり、先週も記録へ記載しましたが「酸欠」だけです。
この点だけ注意して飼育していきたいと思います。
(水温とバクテリア投入頻度に注意しましょう)
(想像以上にバクテリアの活動が活発なため、少量で活性化・浄化等の効果が得られるよう
に感じます)
・各舟とも水温:22〜23度(ベランダでは、日が当たり昼間は25度ぐらいにはなります。
・pHについては、あまり気にする必要はありません。気が付くと下がりはじめています。
・親舟と同様に、2〜3日に一度程度、バケツ1〜2杯差し替えしてあげた方が稚魚も気持ち良
さそうです。
・会社から帰り、暇を見つけては、洗面器へ適当に稚魚を取り出し、選別を繰り返し匹数を減
らしていきます。
・それでも、今年は特に当たり腹で、なかなか魚が減りません。 しかし、秋の大会を考えれば、
思い切った選別も必要です。
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[現状の考察] |
・想像以上のバイオバクテリアの活動力に驚いているのが正直な気持ちです。
・飼育水の浄化、魚の活性化や免疫力の高さ、私達の目的である健康で丈夫な魚の完成へ
の目標には確実に近づいており、現状まで十分過ぎるデータが得られました。
(稚魚の成長記録、さらには昨年〜今春までの大会成績等からも結果は付いて来ています)
・狭い飼育環境、限られた飼育時間の中で、メジャーな大会で戦えているのも、系統の裏付け
はあるものの、全てはバイオバクテリアの力であることは間違いないといっても過言ではない
と思います。
・その反面、最近の飼育日記でも記載しています通り、稚魚の成長力、ブライン、そしてバク
テリアそのものが酸素を必要とする為、思いがけなかった「酸欠現象」を確認し、それに対
応しながらの飼育となっています。
・そのため、モニターの方々から「成功例」と同様に「失敗例」のご報告を頂いています。
この原因はバイオバクテリアの性質にあると考えています。
昨年のこの時期、まったく「酸欠等の問題」は発生していませんでした。
しかし、今年は、私自身が四苦八苦しています。
このバクテリアは水温の上昇さらには湿度の上昇により、その活動は加速します。
(「水の中で湿度」と疑問に思われるかもしれませんが、このバクテリアは好気性でエアリン
グが必要です。このエアーの中の湿度がバクテリアの活動に影響します)
モニターの方々も、雨の日に飼育舟の水面が虹色の泡だらけになったことを経験されたと
思います。これは、湿度の上昇により酵素の働きが活発になっているからです。
今年、4月上旬までは、温暖化の影響はあるものの平年並の天候でした。
しかし、中旬からは夏日があったり、5月というのに雨が多く、梅雨のような状況が続いてい
ます。まさにバクテリアにとっては絶好の環境となっています。
その分、バクテリアの活動が良すぎて、酸素を必要とし「酸欠状態」を招いていると考えてい
ます。
つまり、バクテリアの投与量と回数を制限すれば、バクテリアの持つ本来の効果を活かす事
が出来ると考えます。 (ある意味では、少量で済むため経済的とは言えますが)
しかし、より良い魚の状態を維持させること「安定した飼育」「安心できる飼育」を目標に、今
後、最適値を見極めていきたいと思います。
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[今後の進め方] |
・適正な飼育には、水量、放匹数、魚の大きさ、餌の量や回数、水温、pH、屋内外、バクテリ
ア投与量と回数、湿度等さまざまな要因があります。
・その環境は、皆さん、それぞれに違います。
・そこで、簡便で安全サイドの標準化を目指し、以下のとおり、水温とバクテリア投入回数(投
入量の減少)により、今後の飼育で最適値をさぐります。
・ここまで、本バクテリア開発に当たっても、最良のらんちゅうでフィールドをして参りました。
やはり、駄金ではテスターにはなりません。抵抗力に違いが生じてしまうからです。これから
も、失敗を恐れず常に前を向いていくつもりです。
以下のバクテリア投与で飼育していきたいと思います。 (ABバクテリアとも)
水温18度までは、飼育水100リットルで1回/1日の投与(0.5グラム)
水温19〜22度では、飼育水100リットルで1回/2日の投与(0.5グラム)
水温23度以上では、飼育水100リットル舟で1回/3日の投与(0.5グラム)
前回、飼育日記で記載しました「水量に対する投与回数」は変わりませんが、当面、投与量
を半分にしていきます。
湿度の高い日は、さらに投与量を随時減らします。
気温が高くても、カラッとした天候の時は投与量は減らしません。
最大投与間隔を1回/3日としたのは、通常のバクテリアは7日周期を持っていて、4日で最
盛期を迎え、7日で死滅すると言われているからです。
・また、適度な飼育水の差し替えも行いたいと思います。
飼育水の状況や、差し替えの頻度は、今後の飼育日記を参照願います。
・最後に、私達はバクテリア飼育をしていく上で、「当然、魚を飼育しているのですが、それ以上
にバクテリアをより上手に飼育していく事の大切さを忘れずに」していきたいと思います。
・やはり、バクテリアは使っても、昔から言われているように「らんちゅう飼育は水作りで決ま
る」事を肝に銘じていきます。
・細心の注意をはらいながら、大胆に攻めていく姿勢に変わりはありません。
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・バイオバクテリアと、このエアーストーンの相乗効果で、魚は見違えるような成長ぶりです。
・飼育水が、まさに「生きている」状態となりました。魚の動きも活発です。
・稚魚の体色も、さらに良くなっています。
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・室内飼育舟 水温:22度、ペーハー:6.3
・バクテリアはABとも、1回/2日、0.5グラムを投与。
・新型のエアーストーンによる溶存酸素の確保により、現在は上部濾過装置も外しています。
・この舟には約70匹。なかなかの仕上がりです。
・朝晩は冷凍赤虫を与え、昼間の留守中はフードタイマーにて粒餌を2〜3時間おきに2目盛
り落としています。
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