2004年 バイオ飼育記録 bU

<6月 第1週〜5週>


 溶存酸素を十分確保できるストーンとバイオバクテリアの出会いにより、
 凄い成長を続けています。

たぶん、現状から判断して、溶存酸素の確保によりバクテリア効果は
 さらに10倍(浄化、活性化、予防効果)アップしているようです。

 ストーンを導いてくれた、Oさん、KIYOちゃん本当に有難うございます。
 みんなの力で、大きな壁を、またひとつ越えたように感じております。
    
3月上旬孵化の仔の画像
 
・この一ヶ月で、一気に仕上がりました。水温は25度
 室内の飼育舟でも、綺麗に色もあがりました。
・梅雨だというのに真夏の天気が続いています。魚もぐんぐん大きくなります。
・大きさも10センチに近づきました。
・ストーンのおかげで、バクテリア投与もアバウト、ペーハーも測定していません。
 魚の成長を見ていれば、何の心配もありません。楽な飼育です。


5月上旬孵化の仔の画像
 
・このバクテリア飼育水の中で、25匹が成長しています。
・大会を目指すため、この濁った状態:有機物が豊富な水の中で色変わり
 させます。
・稚魚の色変わり。この時期が一番楽しい飼育の季節でもあります。
・7月からは、研究会が始まります。
・どのよな評価を受けるか、今年もドキドキですね。



<7月 第1週〜2週>



 
稚魚も気温の上昇とともに、ぐんぐん成長しています。
3月上旬孵化の仔は10センチを超えました。

5月上旬孵化の仔も6〜7センチとなり、色変わりも順調です。

水温は屋外(ベランダ)で27〜28度になり、
室内でも26度もあります。
今年の猛暑は魚へどのように影響するのでしょうか

気温が高ければ、ファイロンの波板やヨシズで日除けをして水温変化を抑えます。
私の経験では、猛暑は魚へ良い方向に働くように感じます。

かえって冷夏で湿度が高い方が魚は仕上がらないように思います。
やはり、太陽の光は成長に欠かせません。

しかし、すべての魚をベランダの舟で飼育することは困難であり、
室内の日が当たらない場所での飼育には、

「バイオバクテリア」
による有機物が豊富な飼育水が武器となります。

屋外飼育の魚に負けない大きさと色上がりが可能となります。

バクテリアは3日に一度程度投与しています。水温の上昇、
「スーパーバブルミニ」による溶存酸素の安定により
脅威のバクテリア効果を確保できています。

いろいろ調べ試してみましたが、やはり、このストーンが最高の効果があります。
それは魚の成長から立証出来ます。

3月孵化魚の飼育舟画像
4月孵化魚の飼育舟画像
次回研究会トライ魚の画像例
 
  
餌も、朝と晩は冷凍赤虫を1〜2時間おきに与えます。

重要限られたスペースで魚を大会に通用する大きさまでもっていくコツは、
    少量の餌を回数多く与えることです。(在宅中は是非行ってください)

※粒餌も不在の時にフードタイマーで2時間おきに落としています。




観魚会 第1回 研究会

7月4日、観魚会の第1回目の研究会がありました。

猛暑の中、大会なみの魚が集まります。大きさもまちまちです。
秋の大会クラスのサイズの魚もおりました。
しかし、魚は粋さ、押し出し、さして色気が大切です。審査は厳しいです。

暑さで魚も人間も命がけですね。

計4匹出品しました。(私、Oさん、KIYOちゃん)

結果は、「西小結」「行司一」「脇行司二」「前頭」でした。
とりあえず洗面器を確保「ホーツ」と
 
観魚会 第1回 研究会の画像
 
次回は、8月第1週日曜の3回目研究会へ参加してみます。



<7月 第3週〜5週>



 8月2日更新
 
・夏、本番。連日の猛暑で、東京では7月20日に39.5度を記録しました。
・猛暑の中、魚はぐんぐん成長しています。10〜12センチまでになっています。
・餌やバクテリアの投与、水質の管理は7月上旬と同じです。
・有名なブリダーの方々も今年は魚の成長が良く、大きくなるのを抑えるのに苦労しているようです。
 当歳らしい品のある大きさに仕上げることが大切です。

★色もあがり、昨年の「トム」に似た柄の魚もできました。迫力は昨年以上です★

  
3月末の仔の画像
 
*狭いスペースで飼育していると「だるま」タイプの魚に仕上がってしまうことが多いと言われています。
 エラから腹にかけて真っ直ぐに仕上げることが大切です。
 腹が出すぎると「だるま」として品が無くなります。
 また、エラ蓋に脂肪が付きすぎると、やはり魚は野暮ったくなります。

*この「だるま」状態を解消する事が可能なのが
 「バイオバクテリアAnakasA・B」と「スーパーバブル」のセット使用です。

*溶存酸素が十分確保され、良く泳ぐため、狭い環境でも
 「だるま」状態にならずに大会魚を創作出来るのです。

*魚の調子が良いと、とても清清しい気分になります。
 しかし、いったん調子を崩すとグレーな気分に・・・本当に「らんちゅう飼育は病気との闘い」です。
 その点からも、バクテリアとストーンに感謝です。

スーパーバブルミニの詳細や画像などはこちらからどうぞ

・室内でも水が出来ています。茶褐色の有機物十分な中で魚も気持ちよさそうです。
・大げさですが、朝見た魚を帰宅ご見ると、一回り大きくなっている感じがします。
 
 
3月孵化の仔
 
 
4月孵化の仔

 
・各飼育舟への放匹数も、7〜10匹におさえ十分運動させます。
・この時期までくると、3月、4月孵化の仔の大きさも、次第に揃ってきます。
 


観魚会 第3回 研究会
・8月1日、観魚会第3回研究会へ参加しました。
・今回も非常に暑く、熱射病で倒れそうでした。

研究会風景
・いつものようにレベルは高く、そんな中でも、役に2匹、前頭に3匹入りました。

・暑さのせいでボケてしまい、本命の一匹をビニール袋の中に入れっぱなしに
 してしまい大会に出し忘れてしまいました。
 みなさんに笑われてしまいました。次回、リベンジです。

・大会から戻っても、消毒もせず、そのままバクテリア飼育舟に戻しました。
 その日の夜から餌も与えます。予防効果も良いようです。

 
観魚会 第3回 研究会の成績画像
出し忘れた魚
 
宗家の池
・宗家の迫力と品を兼ね備えた魚達に見とれてしまいます。
・皆さん真剣です。
 
 
    2004年バイオ飼育記録 bV