・10月をむかえ、いよいよ10月10日の観魚会秋季大会への調整段階に入ります。
・今年は、暖冬で、まだ台風が接近しています。寒暖の差が激しいことから、
最低温度15度にヒーターを入れておきます。
*大会に出陳する魚を一つの飼育舟に集めるのは危険です。万が一、調子を崩したり
事故等で、せっかくここまで育て、大会に出せないケースがあるからです。
セーフティーサイドに考え、大会魚も分散飼育する必要があります。
・飼育水は、バイオバクテリアが十分働いています。
(バクテリアの投与はABとも3〜4日に一度です)
茶褐色の中に魚影をわずかに確認できる程度にします。
・私は、室内飼育のため、大会当日の水温にあわせる必要があります。
ヒーター等は使用せず、極力、窓を開けた状態にします。
(寒い日は人間にこたえますが、魚にとっては18度〜20度程度と抜群の状態となります)
・スーパーバブルからの気泡も非常に小さく、良く見ると虹色に輝き、酵素の働きも確認できます。
・餌は、冷凍赤虫を主体に切り替えます。
・昼間の出社時間帯には、フードタイマー2目盛りを2回落とす程度です。
・しかし、帰宅後は、1時間置きに、5分以内に食べきる量の冷凍赤虫を24時まで与え
腹を作ります。
・早く帰れる日もあれば、帰れない日もあります。私は単身赴任なので、
2〜3日もあけてしまいます。
しかし、バクテリア飼育水の中では、魚はやつれません。
飼育水の十分な有機物によると考えられます。
・魚は、斜陽とともに季節を感じ取り、冬にそなえて脂肪を蓄えます。
・無理に餌を多量に与えなくても、魚の幅は出てきます。 最後の仕上げは、やはり赤虫です。
*大会前日、私は、バイオバクテリア水の中で、いつものとおり、赤虫を与えます。
しかし、前日の夜、ニンニクを磨りおろし(一粒の半分)餌の変わりに与えると病気に
なりにくいという方もおります。