2005年 バイオバクテリア飼育記録 bQ


<2月 第1週〜 メス・オスの判別方法/産卵準備ポイント>

・2月に入り、本格的な寒波です。日本海側では大雪、ホームページを応援してくださる皆様から
 雪対策のメールをたくさん頂いております。
 
・東京地方でも、寒く、風の強い日が続いております。しかし、梅は咲き、桜の木々は蕾の準備に入り、
 春は、すぐそこまで来ています。
 
・いよいよ、仔引きシーズンへと突入です。
 
・ホームページへも、皆様から1月末〜2月初めに産卵し、孵化しているとのメールも頂いております。
 (やはりバイオバクテリアの有機物の効果なのでしょうか。魚の熟成が良いとのことです)
 
・私も、2月1日に雌雄をできる範囲で確認し、飼育舟を分けました。
 
・水温は、1月中旬から上昇させて、現在、雌雄の舟ともに18度をキープしています。
 
◎産卵は、やはり「大潮」の期間にあわせます。
 2月の大潮は、2月7日〜10日と2月22日〜26日の2回です。私は、前半は予定が忙しく、
 後半の大潮に
第1回目の産卵にチャレンジする予定です。



[メス飼育舟]


・メス舟は、画像程度の適度な濃さの飼育水を維持させます。
 (3日に1度、1/4程度の水を取り替えています)
 
・餌は、朝と晩に赤虫を、昼間はフードタイマー2目盛りで4〜5回与えています。
 
・バイオバクテリアは、1回/3〜4日の間隔で投与しています(バイオバクテリアA、Bとも)。
 
・腹も出来上がりはじめ、ゆったりと泳いでいます。食欲も増進してきます。




[オスの飼育舟]


・オス舟は、画像のとおり、新水に近い状態の色です。
 (3日に1度、1/3程度の水を取り替えています)  
 
・餌は、朝と晩に赤虫を、昼間はフードタイマー2目盛りで2回与えています。
 
・バイオバクテリアは、1回/3〜4日の間隔で投与しています(バイオバクテリアA、Bとも)。
 
・体は、シャープです。オスどおしで追っています。



[メス・オスの判別方法]

 
 ・メスの肛門は楕円形です。腹も柔らかく膨らみます。
 
 ・産卵準備が整うと、腹の中心線にある筋の部分も柔らかくなり、腹「ぷよぷよ状態」になります。
  少し黄色く熟成を感じます。

 
 
 ・オスの肛門は、円形です。体も細く感じます。
  (メスのようにふっくらしたオスもいますが精子の出が悪く感じます)
 
 ・前鰭には、「追いほし」がでます。手で触るとブツブツした感じです。
 
 ・また、オスの前鰭は大きく、メスの前鰭は小さめで丸く感じます。
 
 ・いずれにしても、明2歳魚は、判別には苦労します。



 
 ・洗面器ですくってみました。皆、健康体です。



[産卵へ向けての準備とポイント]
※随時、追記していきます。
 
 ・産卵用具関係も準備が必要です。しまっておいた魚巣等を良く洗い、天日干しします。
  (魚巣、人口受精に使う容器・ワセリン・ポカリ等のスポーツドリンク、ブライン、ブライン沸かし用具等)
  
 ・オスとメスの状態は、常に良く観察します。水温は、18〜20度。
 
 ・オスどおしで追いが始めれば、軽く腹を押してみます。精子の出ることを確認しておきます。
  (追いがはじまれば、オスの産卵態勢はできています)
 
 ・メスは、腹の柔らかさを確認しておきます。食欲も増して、丸々した感じになります。
 
 ・私達は、常時、魚についていられないため、最初は、オスとメスを分けて飼育していきます。
  (急に産卵行動があった場合に対応できないからです)
  そして、大潮の4日前くらいから、追いの始まったオスを選び、その中に熟成したメスを入れます。
  
 ・オスもメスも同じ舟の中で様子をみます。餌は、メスの量にあわせて適量を与えていきます。
  (メス1匹に、私はオスを3匹程度入れて産卵させます)
  
 ・大潮の2日前くらいから、魚巣もセットします。(巣に寄って来て巣作り行動も見られます)
 
 ・メスはぐんぐん食欲が増し、さらに腹が出来上がります。また、オスは食べるのも忘れたように、
  メスを追い始めます。こうなると、メスはオスに追われて舟の淵をぐるぐる回るようになります。
 
 ・この産卵行動の翌日の朝には、産卵舟から「バシャバシャ」という産卵行動の音で目が覚めます。
  (私は、部屋の中での産卵です)



<バイオバクテリア飼育への感想メールご紹介>

[M氏からのご報告] : 2004年「日らん当歳西大関」もバイオバクテリアAnakas飼育により元気一杯!!!


TOM様
 (2005年2月3日 1:54)

 2月2日午後10時30分
 仕事から帰って来て直ぐバクテリアの中で元気に泳ぐ愛魚に今日も赤ムシを与えました。

 水温17.2度ですが食っぷりのいいこと。ちなみに外は今年一番の冷え込みです。
 上空は大寒気団が・・・・・・・。
 
 バクテリアをセットして今日で約2週間になります。なかなかいい感じです。
 スーパーバブルミニをセットしております。来週には丸型のAnakas100(新しいタイプ)を
 購入致します。
 自分で気に入った魚を入手出来た反面随分大会後に落としたり辛い経験をしました。
 今年は大会に勝つ魚を作ることと、落ちない丈夫な魚作り目指したいと思います。
 今年も気に入った魚を購入したいと思います。
 当然、かなりのリスクも背負うことは間違いありません。その為にもバイオバクテリアAnakasの力を
 借りて、去年の二の舞にならぬよう、今、しっかり魚の基礎体力(抗体)を作ります。

 よくらんちゅうの飼育は我流だよという人がおりますが、まったくその通りだと思います。
 地域、環境が違う訳ですから、人のやり方をそっくり真似ても成功するとは限らないと思います。

 私も昔走っている頃、「正しいトレーニングってどうすればいいんですか?」と質問を受けたことが
 有りましたが「結果が出れば正しいトレーニング、正しいと思っても結果が伴わなければ正しくない」と
 話したことがありましたが少し表現が乱暴ではありますが、やはり結果が全てです。
 いまでこそ高所トレーニングを殆どのトップランナーが行っておりますが、私も昔行いました。
 関東選手権で優勝し、ロスオリンピックの最終選考会の日本選手権の前に富士山の5合目で
 行いました。標高約2,600メートルで酸素はかなり薄いですね。いるだけで息苦しく脈拍が早くなります。
 ただ残念なことに、まったくデータ−の無い状態でのトレーニングでした。
 平地と同じようなトレーニングを標高2,600メートルで行いました。酸欠で手足がしびれ、
 頭がガンガンし、足がガクガクになり立っているのもしんどい状態ですね。それでも勝ちたいものですから、
 こんな状態で練習を続けたら全身に乳酸が溜まりまったく走れない状態になり、当然最終選考会は
 惨敗でした。しかもNHKで生放送された訳ですから、ああ、恥ずかしい。
 
 私が高校生の頃まではよく「運動中は水分を摂るな、足を冷やすな、水に入るな」が常識でしたが、
 今はどうでしょう?
 早めの水分補給、熱を持った筋肉をアイシングによるクールダウン、水泳によるリハビリ等スポーツのこと
 を一つ捕らえても、何が正しくて何が間違いなのか、らんちゅうにも同じことがもしかしたら言えることがある
 のではないでしょうか?と思いつつバイオバクテリアAとBを入れながら、これは正に近代スポーツの科学的
 トレーニングかなと感じております。真面目にバクテリアに取り組んで、是非結果を出したいと思います。
 見て下さい大関もなかなかいい感じです。
 あと2回大関で・・・・・・・平幕に陥落にならぬよう更に精進致します。



[F氏からのご報告] : 病んだ琉金もバイオバクテリア飼育水で復活!!!


TOM43様
 (2005/01/21 金 午後 11:19:47)

 お世話になっております。

 前回は試験的に購入させていただきましたが、効果に感動しましたのでまた購入させて
 いただきます。
 私の友人にも話をした所、是非使ってみたいとの事なので友人分も注文させていただきます。
 300ccを1個と200ccを1個お願い致します。
 
 お店でこじれていた琉金をバクテリア飼育してみましたが、こんな結果になりました。

 飼育前の画像が無いので比較できませんが、2ヶ月で色際良く丸く育ちました。
 フラッシュのせいで色が飛んでいますが実際は、緋盤の上がりは良いです。
 本当に素晴らしい物を紹介していただき、有難うございました。




[K氏からのご報告] : 「お試しセット」にて短期間でバイオバクテリア効果を確認!!!

TOM43様
 (2005年2月3日 21:30)
 
 お世話になります。
 
 実はランチュウ飼育は約10年ぶりに復活です。
 飼育スペースや世話の時間、自分の飼育技術の問題で遠ざかっておりました。
 しかしTOM43様のバイオバクテリア飼育を見て強い衝撃を受け、いつかはこのバクテリアを
 使って復活だとずっと思っておりました。

 家族を説得し何とか復活したのが昨年です。やっと小さなトロ舟で復活しました。
 家のベランダは日当たり、風通しが共にとてもいいのですが、最上階なので強風等で
 階下に飛沫などが飛ぶ可能性を考慮し断念。集合住宅の悲しさです。
 したがって日当たりの悪い小さな仕事部屋での再挑戦になりました。
 
 今はメスが1匹とオス2匹を市販バクテリア○○○と蛍光灯で飼育中です。
 今年はバイオバクテリアAnakasを使って仔引きに挑戦という予定です。
 トロ舟はもう1、2舟増やせそうなので仔引き後の期待が今から膨らみます。
 近辺に会がなくずっと我流での飼育ですが、一日でも早くTOM43様や他の方々に一歩でも
 近づけるようにと思っております。
 長々と申し訳ありませんでした。
 こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。
 それではこれで失礼いたします。


(2005年2月5日 1:03)
 
 お世話になっております。
 連絡が遅くなり申し訳ありません。
 バイオバクテリア、2/4日に到着したしました。
 早速使用しております。そして初日から驚いています。
 糞を濾さずに使用してみたのですが、とにかく糞の分解の早さに驚きました。
 仕事をしながらというか、仕事の合間にサボって見ていたのですが、
 短時間の間に分解するとは驚異ですね。
 これから先の変化がものすごく楽しみです。

 スーパーバブルですが、これも動画が上がった時に見て驚きました。
 あの超微細は泡は惚れ惚れします。
 わたしは鮎の友釣りをしますので、鮎缶に使っている比較的細かな泡が出るモノを
 使用しているのですが、全く問題にならないくらいの細かさですものね。
 溶存酸素を増やすためには全く理にかなった商品だと常々思っております。
 これも余裕ができれば是非購入させていただきたいと思っています。
 その節はどうぞよろしくお願いいたします。
 また仔引きがうまくいけば連絡させていただきますね。
 それでは失礼いたします。



2005年2月 天才T氏の飼育状況

 たたき池で匠に「バイオバクテリアAnakas」と「スーパーバブルAnakas100」を操り「現代らんちゅうを創作」!

・T氏は、すでに日らん(東大関)を何度も制した、らんちゅう界の天才かもしれません。
 
・私は、一昨年、バクテリア飼育に挑戦してくれていた知人を通して知り合いました。
 
・そして、T氏は18面のたたき池の中で、バイオバクテリアAnakasを即導入してくれました。
 経験と実績のある方は、とかく新しいことを拒絶しますが、T氏はまったく違っていました。
 豊富な経験とセンスから確立した飼育理論を持ち、結果に満足することなく、常に現代
 らんちゅうの創作に純粋に取り組んでいます。
 
・直接お会いしたのは昨年の9月です。
 一本義な方ですが、とてもハートがあり、私の知見者となってくれております。
 
・スーパーバブルAnakas100の50ミクロンの泡も感激してくれました。
 (全てのたたき池に使用しています)
 
*通常のストーンでは、たたき池の淵で波立ちますが、このスーパーバブルAnakas100では、
  ラムネのような泡が飼育水に溶け込み水面が鏡のようだと絶賛してくれております。
 
・今では、飼育環境は異なるものの、互いに、らんちゅう飼育方法等について密に意見交換をしております。
 (今年の飼育記録では、T氏の飼育の裏技や水深のとりかた、選別方法もご紹介していきます)
 
・私がお会いした有名なブリーダーの方々の中で、T氏は最高峰のように感じています。(私見ですが)
 
・T氏の系統魚は、背からとまり、そして尾形と、らんちゅうにとって最も大切で継承していかなければならない
 ポイントが完成されています。
 
・そして、当歳から2歳、親までオールマイティーに戦える魚です。
 押し出しと粋さを兼ね備えた系統に私は感激しております。




・たたき池は、18面、大きさは1200×1200です。 
 
・すでに、産卵準備に入っております。水深は18〜20センチ。
 
・現在、水温は18度、雌雄を分けて産卵準備を進めております。
(オス池には2匹のメスを、メス池には2匹のオスを入れて刺激も与えております)





・魚の体調は良く、オスは互いに追い、産卵態勢が整っております。
 
・また、メスも体は柔らかく、2月の下旬には産卵態勢が整いそうな状況です。
 
◎澄んだ飼育水でも、バイオバクテリアは当然投入されており、魚は熟成されています。
 
・これから5月上旬まで産卵は続きます。




・T氏、小川氏、そしてT氏の愛犬「ビー」(オスの白勝ち?スピッツ!)です。
 
・T氏は、私以上に、魚の成長から「バイオバクテリアAnakas」と「スーパーバブルAnakas100」の
 効果を評価してくださるとともに、使いこなしているように感じています。


< 2月 第4週 いよいよ産卵期 熟成メス画像 >

・いよいよ産卵期を迎えました。(しかし本来の自然な産卵は3月中旬から5月上旬です)
 
・今月は22日〜26日が大潮です。産卵のチャンス!
 
・今朝、三橋君が5腹、千葉さんも2腹引けたと連絡がありました。受精率が高いことを祈ります。
 
・今年も「手作り魚巣」の出番です。私は、3個ほど作っておきます。
 荷造りの青色のビニールを細かく裂いて、丸い玉状にし、浮かないように丸い石に縛ります)
 毎年、飼育記録で記載しておりますが、市販の魚巣を使わなくても、このような方法で魚は
 安心して産卵行動に入ります。

          



・産卵期もスタートしたばかりです。けして焦りません。魚の状態は個々に違いがあります。
 すでに卵を持ち、腹が柔らかく態勢の整った魚、腹のふくらみは十分でも、触ってみると、
 まだ硬く、準備の整っていない魚。
 
・やはり、種魚も複数必要です。(雌雄とも)
 
・私も、23日〜25日に第一回の産卵に挑戦です。
 (22日〜23日は出張、26〜27日は自宅に帰ります。限られた時間の中での産卵です)
 
・けして無理はせず、自分の時間の許すときに産卵させることができるのも(産卵時期の調整)、
 バイオバクテリア飼育の、なせる業かもしれません。
 魚は熟していても産卵のための新水へ入れないかぎり、飼育舟の中で、無用な放卵はしません。

メスの画像

・今日、産卵舟に新水を準備しました。出張の関係から、雌雄をあわせるのは23日の夕方となります。
・メスの状態画像です。上部・横から見ても、腹は丸く膨らんでいます。魚の色艶も良く安心しています。


・今週には、カップリングの状態をご紹介いたします。



< 2月〜3月 餌/T氏のアドバイス/千葉さんの飼育状況 >

・2月第4週、出張等が重複し産卵は見送りました。3月第1週も出張×出張と忙しく、
 第2週を産卵予定とします。(ほぼ昨年と同時期の産卵となりそうです。受精率から考
 えると良い時期にもなります)
 
・魚は熟しており、少し残念です。しかし、私達のような状態で限られた時間の中では仕方
 なく。皆様も同様と察します。あくまでも、ご自身の予定に合わせ、ご自身の体調を留意
 した無理のない産卵をお勧めいたします。(趣味である「らんちゅう飼育」のため寝る時間も
 無く、体調を崩されたとのお話は、たくさん伺っております)


・画像は、ホームページで、「産卵の仕掛け状態」をご紹介するために、一時、
 雌雄をセットした時の画像です。
 
・メス3匹、オス6匹を入れてみました。
 (実際の産卵では、メス2匹にオス4匹程度でセットします)
 (産卵時には、私はバイオバクテリア使用せず、稚魚が孵化し、餌を与え始め
 た時から投与します。しかし、いろいろ試されている方もいて、新水にバクテリア
 を投入した中でも、産卵行動は、とても良いとの報告も頂いております)
 
・私は、前回ご紹介しましたとおり、手作りの簡単な魚巣を使用します。しかし、
 先日、T氏のところへ伺った時に川藻の一種を頂いてきました。T氏の話では、
 自然の川藻を使用した方が魚の産卵が良いとのことでした。信頼できる経験
 者が、良いということは試していきたいと思います。(より良い魚を創作するには、
 有効と思えることは取り入れてまいります。そして、皆様にご紹介いたします)




     <皆様からのご質問:「どんな餌を与えていますか」にお答えして>
 
○私は、雑食性のらんちゅうに対して、いろいろな餌を与えます。魚は、バクテリア飼育水の
 有機物を常時取り入れ、冷凍赤虫、粒餌を食べます。動物性・植物性のたんぱく質が
 重要です。さらには、人間の健康増進を考えるうえでも各種ビタミン等のサプリメントも効
 果があると考えています。そのような中で、私が魚への効果から選び使用している粒餌が
 「蘭優」です。この餌は、魚の食いが良く、飼育水も汚れにくく、粒の大きさも、フードタイ
 マーで使用でき、かつ、黒仔から親魚まで与えることができます。なによりも、頭の仕上がり
 (黄頭に驚きます)が良く、赤虫よりも、この粒餌が主食となって来ております。また、冷凍
 赤虫は、新鮮で在庫期間が短く回転のきいている問屋さんから直接購入することが大切
 だと思います。ご参考にしてください。




・T氏のたたき池も産卵体勢が整い、雌雄をあわせたとの連絡が入りました。
 
・T氏も3月の上旬から仔引きができそうです。産卵は、それ以降、次々と
 継続されます。池はすぐに稚魚で埋まります。(T氏は例年、4月から5月
 初めの仔引きです。今年は、バクテリア飼育により早い時期からトライして
 頂いております)
 
・産卵体勢が整うと、当然、オスは追い行動が見られます。軽く、腹を押すと
 精子も出る状態となります。また、メスは、産卵の前日になると、重たそうな
 腹で、池の淵を泳ぎまわります。このよう状態となった時点で雌雄をカップリ
 ングすると、だいたい、その翌朝には産卵します。



         <T氏のスーパーバブルAnakas100への評価>
 
○T氏、たたき池の中で、スーパーバブルAnakas100を使用されております。
  T氏の評価では、このスーパーバブルは
 ・使用した段階で、魚の動きが変わり、とても良くなる。(溶存酸素の力)
 ・微細な泡で、水面が波立つこと無く、稚魚の成長段階でも、尾形等を崩すことがない。
 ・市販のストーンでは、吐出量を上げると、たたき池の淵まで波立つ。この点が改善されている。
  (最も重要)
 ・体調の悪い魚が、微細な泡の中に飛び込み、鰓を洗っているような行動を見せる。 
 ・この「スーパーバブルAnakas100」と「バイオバクテリアAnakas」はセットとしての効果がさらに凄い。
 
飼育に対して、とても厳しいT氏からの評価を嬉しく感じました。
また、理論値どおり、バイオバクテリアの大きさと50ミクロンの泡のマッチングの良さも感じております。




・先日、出張の帰り、千葉さんのお宅へ伺いました。
 
・すでに3腹引けており、上の画像とおり、孵化が始まっていました。
 
・1腹目の稚魚の出来は、満足されていませんでした。しかし、2腹目は針状の体からも、
 良い仔だと感じました。(この段階からでも、針仔の色と体形から良し悪しがわかります)
 
*同じ組み合わせでの産卵でも、その時の魚の状態により、良い仔が引けるときもありますし、
 まったく駄目な場合もあります。1度の産卵では判断できません。2番仔の良い場合が多々
 あると感じます。
 
・また、ブラインを準備されていました。千葉さんらしく、釣りのアイスボックスを利用されて、とても
 効率良く沸かす仕掛けを見て感激しました。このような方法ですと、電気代も安く、ブライン
 の孵化率も高まりそうです。



    

2005年バイオ飼育記録 bR