2005年 バイオバクテリア飼育記録 bQ


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観魚会:第1回研究会速報

研究会風景の画像  (7/3撮影)

・7/3(日)、観魚会:第1回研究会に参加いたしました。
 
・東京も猛暑が続いておりましたが、昨晩から涼しく、大会当日の水温も24〜25度、曇りで、
 魚にとっても、また、人間にとっても過ごしやすい、まさに研究会日和となりました。
 
・例年、伝統の観魚会の第1回研究会は、本大会レベルの魚がたくさん集まります。
 今年のシーズンスタート、
「ノーブル系統魚」の出来を客観的に評価する絶好の場でもあります。
 
・結果は、役魚:16席中、「ノーブル系統魚」が5席に入賞できました。
 
 (東関脇、西関脇、勧進元二、行司三、脇行司二)
 
・平均した力を出せたと思っております。
 系統の力、バイオバクテリアAnakasの力、溶存酸素発生装置Anakasとの力だと感じています。
 
・黒仔でも、上位に入賞できました。やはり大きさや早作りではありません。
 色変わり中であっても、エネルギーのある魚は、洗面器を
射止めることが可能です。



東関脇の画像  (7/3撮影)
西関脇の画像=小川さんの魚  (7/3撮影)
勧進元二の画像  (7/3撮影)
行司三の画像  (7/3撮影)
脇行司二の画像=小川さんの魚  (7/3撮影)



7月 第2〜3週の飼育状況/飼育エピソード

当歳魚の画像   (7/7撮影)
↑まだまだ黒い怪物のまま大きくしたいです


飼育舟の画像   (7/7撮影)
↑色変わりも順調


飼育舟の画像   (7/7撮影)
↑6月中旬孵化の仔

画像の通り、魚は順調に成長しています。

・出張中の為、今回は画像のみをご紹介いたします。(すみません)
 飼育内容は追記していきたいと思います。



[皆様から寄せられた飼育の工夫とエピソード]

ニックネーム:ひろじ様

2005/07/05(火)

こんにちは、「ひろじ」です。
ちょっと変わった事がありましたので、報告します。
家の畑で白瓜を栽培していたのですが、あまりにも巨大なので見て頂きたく、画像を添付しました。
36〜38cm位ありました。重さは一番重いもので2,5キロもありました。
それとゆうのも、金魚のフン(バクテリア水飼育)を白瓜にかけておったせいかな?と思い始めたからです。
他の青瓜は15cm位でした。品種にもよるんでしょうが、こんな白瓜生まれて初めて見ましたもんで・・・。
やっぱりバクテリアの力なんじゃろうか?

 ひろじ様、こんにちは。
 メール頂きまして有難うございます。
 凄いです。
 以前、やはり、バクテリア飼育水をイチゴにかけたら、美味しくなったと報告が来ております。
 皆さん、二次利用として、園芸に活用されております。
 実験でも、100グラムのマウスが、何も食べさせないで、バクテリア水を与えたところ、
 一週間で、150グラムになりました。
 やはり、バクテリア効果だと思います。
 ご報告頂きまして、本当にありがとうございました。   TOM43



※7月17日 追記

7月 第3週の状況

当歳魚の画像   (7/16早朝撮影)
↑生後4ヶ月、色も上がってきました
↑変化が多く、色変わり中。太くなっています
色剥げ後で迫力に欠けますが、頭も十分
↑6月中旬孵化の仔。放匹数を減らしいっきに大きくなります

・7月中旬、まだ、梅雨が続きます。皆様から、病気との闘いとのメールをたくさん頂きます。
 やはり、「らんちゅう飼育は病気との闘い」これを克服していかなければなりません。
 また、この時期に、軽いエラ病程度にかかっておいた方が、その後の稚魚の抵抗力から考えても
 必要なことかもしれません。
 (ノンエラで秋の大会を迎えると、大会後に病気が入り全滅というケースも多々あります)
 
・しかし、健康であることに越した事はありません。あえて病気にする必要はありません。
 日常の魚の動きには、十分注意が必要です。
 (バイオバクテリアAnakas、溶存酸素発生装置Anakasの活用は、抵抗力のある魚、
 飼育環境の浄化という意味からも容易ならんちゅう飼育を可能にしてくれております)
 
・らんちゅう飼育を始めたばかりの方から、魚の健康な状態は?・・・という、ご質問を受けました。
 健康な魚は、常に群れをなし、底の餌を求めて泳いでいます。
 つまり、沈んで餌を探し回っている状態が健康といえます。浮いたり、泳ぎが止まったときは、注意信号です。
 1〜2匹、このような状態が確認されたときには、その舟、全体の魚に対して治療が必要です。
 多の魚は、今元気でも、病原菌は潜伏しております。
 汲み置きの新水に、0.2〜0.3%の塩を入れて、市販の薬を少量投入するだけで、回復します。
 早い発見と治療が一番大切です。
 (治療時、飼育水の浄化から水作フィルター等の使用が効果的だと私は経験しています)
 
・以前にも、ご紹介いたしましたが、エラ病になった時の治療方法の裏技に、人間が使用する、イソジンが有効です。
 魚も鱗を取ってしまえば人間とほぼ同様です。人間の薬は、けっこう魚の治療に重宝いたします。
 エラの魚を10リットルくらいの洗面器(汲み置き新水)に入れて、イソジンを5〜10滴投入してあげます。
 人間と同様に、喉のかわりに、エラをウガイするわけです。3〜5分程度のイソジン浴を行います。
 イソジンは、常に、飼育舟へ投入するのではなく、一日、3回程度の薬欲とします。
 これ以上、行うと、エラがやけてしまいます。注意してください。
 (飼育舟の状態は、上記のとおりで、その中へ戻してあげます)
 
・今年のエラ病は、片方のエラが閉じていくという、従来からのエラ病とは違い、
 いっきに、両エラが開いてしまうとのことです。
 水温を30度程度まで上げて治療される方もおりますが、水温の急激な上昇は、
 菌の死滅への効果はあると考えられますが、弱った魚自体を殺してしまう結果ともなります。
 水温上昇による治療は注意が必要と考えます。
 
・この時期の水深は、15センチにしています。
 
・水温も25〜28度ぐらいになってきました。
 
・魚を健康に、バランスよく大きくする方法は、少量の餌を多回数に分けて与えることだと思います。
 休みの日等は、冷凍赤虫を2回与え、次に粒餌を与えるといったペースが良いと考えております。
 
・バイオバクテリアは、観賞したいので、透き通った状態で、1/3日の間隔で投与しています。
 
・透き通った水の中でも、魚の活動と成長による新陳代謝から、バクテリアの餌となる糞等が豊富なため、
 上手く、バクテリアは働きます。
 
*これから、夏休み等で、長期に留守をすね場合は、是非、餌を切っていってください。
 少しでも大きくしたい気持ちはわかりますが、万が一、魚の体調が悪くなり、餌の投入が継続されると、
 飼育水は、いっきに腐敗し、亜硝酸により全滅の危険性が高いからです。
 魚は、1週間や10日、餌をきっても死にません。
 
 私の場合は、出張で不在のときや、上記のような外出のときには、完全に餌を切ります。
 しかし、バイオバクテリア水の中は、有機物が豊富で、餌を与えていないのに、
 一回り大きくなっていることが、多々あります。



 7月 第4週の飼育状況 

飼育舟の画像
大きさも10センチを超えてきました。柄も決まってきています


当歳魚の画像

・忙しい毎日で、なかなか、らんちゅうの世話に時間がとれません。
 (飼育記録の更新も遅れぎみですみません)
 このような中でも、バイオバクテリアAnakasの力により、魚は順調に成長しております。
 
・暑い日が続きます。水温の上昇とともに、魚達は凄い食欲です。
 1000×1100の飼育舟に、20〜25匹を飼育していますが、
 冷凍赤虫など、一度に、20欠片を瞬間で食べきってしまいます。
 
・画像のとおり、魚は、大きいもので、10センチを超えてきました。
 太さ・頭も出てきて、次第に柄も決まってきます。
 秋の大会では、大きい部門で、13〜14センチに仕上げます。
 小さい部門でも、12センチ程度に作ります。
 
・魚の成長は、個体により差が生じます。極力、大きさを揃えた飼育舟への配分とします。
 大きさにバラツキがある状態で飼育してると、大きい魚は、さらに大きく、小さな魚の成長は
 遅れてしまいます。
 
・狭いからといって魚が大きくならないとおっしゃる方もおりますが、飼育舟への配分、差し水での刺激、
 そして、餌の回数等を工夫すれば、大会に戦える魚の創作は可能です。 
 
・この時期の水深は、15センチ程度にしています。
 
・水温も25〜28度ぐらいになってきました。今後は、30度を越える日も多々あります。
 遮光等の工夫も必要です。
 
・前回も書かせて頂きましたが、魚を健康に、バランスよく大きくする方法は、少量の餌を多回数に
 分けて与えることだと思います。
 休みの日等は、冷凍赤虫を2回与え、次に粒餌を与えるといったペースが良いと考えております。
 
・餌の間隔も、そのときの魚の状態に合わせる必要があります。
 
・バイオバクテリアは、観賞したいので、透き通った状態で、1/3日の間隔で投与しています。
 
・透き通った水の中でも、魚の活動と成長による新陳代謝から、バクテリアの餌となる
 糞等が豊富なため、上手く、バクテリアは働きます。
 
・もう、8月に入ります。甲子園が終わり、秋風を感じると、魚は、いっきに太く仕上がってきます。
 飼い込みのシーズンを迎えます。
 秋の日らん本大会まで、あと3ヶ月、本当に毎日があっという間に過ぎ去っていきます。



< 初心者:息子(TAKUYA)のバイオ飼育経過に驚き! 

当歳魚の画像(8/3撮影)
大きさは8〜9センチを超え。
幼さはありますが確実に仕上がってきています

飼育状況の画像(8/3撮影)

・息子が自宅のデッキにセメント舟をならべ、「らんちゅう飼育」にチャレンジしてから2ヶ月半、なかなかの魚に
 仕上げています。(私は、単身赴任のため飼育について教える時間もなく、小川さん、kiyoちゃんからの
 PC音声チャットによる指導や、つたない私のバイオ飼育記録を参照にして、ここまで来ています)
 
・まったくの素人、「バイオバクテリアAnakas」と「溶存酸素発生装置Anakas」の使用により、容易にらんちゅう飼育を
 続けています。
 
・現在、40〜50匹程度の会用を目指した魚、そして種としての100匹以上の魚が、バイオバクテリア飼育水の中で
 健康に成長しています。
 
・ひょっとすると、この秋、本当に大会入賞魚が出そうな雰囲気になってきました。正直驚いています。



飼育開始時の画像(5/15撮影)

・5/15、自宅は高原にあるため、クレマチスやビオラの花が満開でした。朝晩の寒暖の差があります。
 保温等には配慮しました。
 
・セメント舟:1360×900を2面、1260×770を1面設置してのスタートです。
 
・私が引いた4腹の黒仔を適当に150匹程度、自宅へ送り込みました。
 まだ、冷凍のミジンコを食べる大きさの稚魚です。
 
・「バイオバクテリアAnakas」と「溶存酸素発生装置Anakas」により、初心者でも安定した飼育が可能です。
 
・1度、軽いエラ病にかかりましたが、浄化・活性化用のAバクテリアの3日の連続投与と0.3%の塩水により、
 すぐに回復しました。(バイオ飼育しているため、病気への抵抗力も高くなっていると思います)
 
・選別方法も、まだマスターしておりません。私が帰ったときに2度行い、現在は、40〜50匹を大きな舟2面に
 大きさを揃えて飼育しています。 
 
・画像の犬がTOMです。私のニックネーム「TOM43」は、ここからきております。TOMは不思議そうに魚と対面しました。



現在の当歳魚の画像(8/3撮影):4匹
現在の飼育状況画像(8/3撮影)

・2ヶ月半の飼育で、画像のとおり、立派に「らんちゅう」らしい姿へ仕上がっています。
 
・幼さは残りますが、あおった飼育はしていません。秋の大会シーズンには、「小の部」で間に合いそうです。
 
・柄も、綺麗な更紗模様の魚が多く、飼育舟は、とてもにぎやかに感じます。
 
・飼育舟の水深は、現在18〜20センチ程度あります。少し深めです。夏場は水量を確保して水温の上昇を
 抑えています。
 
・餌は、朝6時〜夜10時まで、粒餌を6時、12時、18時、そして、その間は、1時間半おきに冷凍赤虫を
 与えています。
 
・ここ2〜3日で、また、一回り大きくなった言ってきました。
 
・初心者ですから、新水であおった飼育は避けさせています。少し、多目の匹数での飼育を継続していく
 予定です。
 
・3日に一度、差し水し、バクテリアABを投入しています。
 
・飼育水は、捨てずに再利用しています。庭の草花の液肥となります。
 例年より、とても鮮明な色の花が咲き揃っています。また、飼育水を合併浄化槽の中へ投入しています。
 バクテリアの力でノンバキュームでいけそうなぐらいの浄化能力があります。
 
・T氏から頂いた、水草も入れています。より、魚の色上がりが良くなるようです。
 また、衣装ケースに取替え時の飼育水を入れて水草を増やしています。



    


2005年バイオ飼育記録 bW