< 3月最終〜4月第1週の飼育状況:桜も満開!冷凍赤虫を食べ始める稚魚達!(4/2) >
隣の公園の桜も満開です : 4/1夕刻撮影 |
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2月孵化の仔達:ブライン、冷凍赤虫で成長 : 4/1撮影 |
・先週、空いた時間で、少しずつ選別(2/22、2/26孵化魚)を行いました。 選別方法は、飼育記録bUをご参照ください。 (バクテリア飼育ですので、飼育水が長持ちするため、あわてず一ヶ月程度で選別をします。 完全に尾開き等を確認できて容易に進めることが可能となります)
・各舟は想像以上の匹数でした。 2月孵化として、初めて満足のいく仔が誕生したと感じています。(暖冬が要因でしょうか) 第一回目の選別でも、かなりの匹数が残りました。
・まだ、画像のように大小が混ざっています。次は「大きさを揃えた放匹」で飼育していきます。
・密飼いです。しかし、この時期に締めて飼育すると、がっちりした体の基礎が形成されます。
・体は小さくても、冷凍赤虫をまるのみしながら、いつのまにか完食してしまいます。
(選別で撥ねなければいけない仔達は、近所の小学校のビオトープで引き取って 頂いております。子供達と元気に成長してほしいと願っております) |
3/29に産卵:自然産卵 期待の種メス魚 |
種オス魚達 | ||
産卵状況 : 3/30撮影 | |
・4月はじめからの「大潮」に備えて、事前に産卵セットをしていたところ、 3/29の早朝に産卵しました。起きたのが、6時半、産卵はほとんど 完了していました。自然産卵となってしまいました。 最後の一絞りは、リンゲル液の人口受精でした。
・卵の数や受精率も確認できず、5日が経過したところ稚魚の姿を確認 できました。明日の朝には元気に泳ぎ回ると思います。 |
4/1:産卵セット : 4/1撮影 |
・さらに産卵仕掛けを行いました。 まだ、仔引きするのかと思われる方も多いと思います。
・しかし、今年のように天候不順が続くと、今後、稚魚の成長にもなんらかの影響が でてくるように感じます。危機管理です。「引けるときに引いておく」ことが大切だと感じます。
・今年は、特に、「メスの腹が硬く産卵しない」「メスとオスのタイミングがあわない」 「メスが卵詰まりで死んでしまった」「オスの精子が薄く受精率が低い」等の連絡を たくさん頂いております。
・しかし、これからが「自然に産卵する時期」となります。焦らずに、魚の体調を良好に保って あげれば、必ず産卵します。病気では無理です。魚の体調を優先した飼育をお願い いたします。 |
愛犬と散歩をしながら花々を撮影してみました |
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< 4月第2週初めの飼育状況:次第に黒仔へと!4/2〜3孵化の稚魚も良好!(4/8) >
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2月末孵化の仔達:青仔〜黒仔へ成長 : 4/8の早朝撮影(給餌前) |
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・最近、忙しさに甘んじて、稚魚の成長力とバクテリア効果に頼った飼育となっています。 まだまだ幼いですが、次第に黒仔へと近づいてきました。
・餌を与える前の画像です。これで、ブラインや冷凍赤虫を与えると腹がつき、 「らんちゅう」らしい容姿となります。
・これから、さらに生餌のブラインを続けて、冷凍赤虫を中心に「がっちりした体形」へと作ります。
・現在の水深は、9〜10センチへと少し深くしました。背が入り、太さを増します。
・まだ大小を分けた飼育もしておりません。バクテリア飼育水の中での「ごちゃごちゃ飼育」です。 |
3/29に「自然産卵」、4/3孵化完了 |
・自然産卵でしたので、ほとんど受精していないと思っていました。 しかし、孵化後、2日目に見ると、凄い数です。2000〜3000匹はいます。
・画像のように、体のしっかりした稚魚が誕生しました。 すでに、ブラインへ切り替えています。 (私の誕生日の4/3孵化の仔達です。やはり期待の腹です)
・自然産卵で、汚れた産卵舟の中のままですが、卵の粕や受精しなかった卵は、 バイオバクテリアAnakas:アナカスにより茶色く分解されていきます。
・忙しい中でも、バクテリア飼育ですと「楽な飼育!」を感じることができます。 |
< 4月第2週の飼育状況:順調です!毎日の忙しさに流されず!優先順位を決めて飼育を継続!(4/15) >
新緑の季節を迎えます(4/15撮影) |
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2月末孵化の仔達:黒仔へ成長してきました :4/14撮影 |
・現在の水深は10センチ程度、背を入れ、筒の太さを増します。
・まだ大小を分けた飼育もしておりません。バクテリア飼育水の中での「ごちゃごちゃ飼育」です。
・この大きさでもブライン給餌を続けています。
・画像のように、冷凍赤虫も、いっきに食べてしまいます。 |
3月中旬孵化の仔達:青仔へ成長 :4/11撮影 |
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・孵化後1ヶ月を経過し、そろそろ選別をしたいと思います。
・飼育舟の底をご覧ください。汚れがバクテリアにより分解されています。 孵化後、差し水飼育で全換えはしておりません。楽な飼育です。 |
3/29産卵、4/3孵化の稚魚(自然産卵) :4/11早朝撮影 |
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: 4/14撮影 | |
・この時期の稚魚の成長スピードは凄まじく感じます。 画像のように、3日で一回り大きくなっていく感じです。 |
4/13産卵:またも自然産卵 :4/13早朝5時に撮影 |
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種親(1段目メス、2〜3段目オス) |
・5時に孵化舟を確認しました。水面には、卵と精子で大きな泡が見えます。 産卵が始まったなと思いまた。 しかし、すでに産卵は完了しており人口受精は出来ませんでした。 魚巣には、たくさんの卵が産み付けられているようです。
・舟の側面どころか、舟の淵まで、卵が飛び散っていました。 産卵は、これくらい勢いがあります。生命の誕生には想像以上のエネルギーが 必要なのだと実感する瞬間でした。
[ブラインシュリンプの取り扱い]:私見:参照ください
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< 4月第3週の飼育状況:4/19の早朝に2腹産卵!また極寒の雨天でした!(4/19) >
東京は雨天が続きます。そんな合間に・・・(4/18早朝撮影) | |||
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4/19:早朝に産卵:自然産卵と人工授精に成功 :4/19早朝撮影 |
・2舟:産卵を仕掛けていました。その一方の舟の2匹のメスが産卵しました。
・目覚まし時計を4時にセットしました。しかし、1匹のメスは自然産卵が完了していました。 雌雄は、凄い勢いで追いを見せていました。
・1匹のメスは、なんとか間に合い、「人口受精」を行いました。 この時期の産卵は、暗いうちからはじまっています。
・明日の夕方には、受精率が確認できると思います。
・もう一舟の産卵仕掛けは継続(飼育水を差し換えながら)させています。
・本当に寒く辛い産卵でした。カッパ姿をご覧ください。 |
種雌雄:上段がメス、2〜3段目がオスです | |
・今年は、暖冬の影響もあり、冬眠が甘く、産卵に苦労されている方が多いと思います。 しかし、これから5月の中旬が、昔から「らんちゅうの産卵期」と言われています。
・マイペースでの産卵をお勧めいたします。しかし、雌雄のタイミング合った場合は、 都合があっても、頑張って確実に産卵させるべきだと感じます。 こういう年は、「仔引できるときは、出来る限り引く」ことが大切だと感じます。 仲間で稚魚を持ち合うことも良いことだと思います。 |
< 4月第4週の飼育状況:「らんちゅう:黒仔」の容姿になってきました!(4/22) >
「黒仔」と表現できる大きさに成長(4/22撮影) |
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飼育舟の状況(4/22撮影) | |
・順調に成長しています。(あおった飼育はしておりません)
・水温は、最低温度20℃に設定しています。
・水深は、9〜10センチ程度、黒仔の背も入り弓なりに綺麗な仕上がりです。
・朝、晩のブライン、その間に冷凍赤虫を与えています。 しばらくは、ブラインの生餌と冷凍赤虫のみで飼育します。 (休日や、帰宅後は、2時間間隔で冷凍赤虫を与えています) (ご家族の協力が頂ければ、昼間も、冷凍赤虫を2時間間隔で与えて良いと思います)
・差し替え飼育です。飼育水は3〜5日に一度、3〜5割程度差し替えています。
・バイオバクテリアAnakas[アナカス]:A(浄化・機能活性化)、B(免疫力強化)を 3〜5日間隔で投入しています。健康体に仕上がっています。 |
草花、蝶も綺麗です、八重桜が満開です | ||
< 4月19日産卵、4月23日に孵化しました!「しっかりした稚魚」の誕生です(4/23) >
「4月19日産卵」、「4月23日に孵化」 (4/23早朝撮影) |
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種雌雄:上段がメス、2〜3段目がオスです | |
< 4月第4〜最終週の飼育状況:4/29に産卵!各腹の順調スピードも加速!(4/30) >
早朝5時:「4月3孵化」仔の選別 (4/26早朝撮影) |
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GW初日:初夏の陽気! 4/29:産卵しました |
・昔から「以前の天皇誕生日:4/29」を中心に前後二週間程度が、 自然の産卵シーズンと言われています。
・まさに、その早朝に産卵しました。これが、今春最後の産卵になるかもしれません。
・稚魚の成長とともに、種親達の舟数は減少します。 バクテリア飼育水の中へ雌雄ともに戻してしまいました。[バクテリア飼育水の弱酸性効果] (水温は17〜18℃の最低温度としています。日除けし水温の上昇も抑えます。 産卵を抑制するには餌を控えめにすることが大切です。少量の冷凍赤虫程度です) |
各腹(2/末〜3/中旬孵化)も順調に成長(4/29撮影) | |
・各腹ともに、しっかりした「黒仔」へ成長しています。
・GWに入ると、例年、気温が安定します。稚魚の成長スピードは加速し、 大きさが揃ってきます。
・同時に、個々の大きさが増して、飼育スペースに限界を感じてきます。 舟を分けたり、選別作業が忙しくなります。
*私は、個人的に「選別」という言葉に抵抗感をいだきます。 人間の勝手で、理想とする稚魚だけを残し淘汰していくことが疑問です。 ですから、飼育して頂ける方にお譲りしたりして「生命を大切」に考え、 「優しさと愛情を忘れない:らんちゅう飼育」を心がけてまいります。 |
「新緑の季節」の到来です (4/30午前撮影) | |