< 6月第1週〜2週初めの飼育状況:色変わり中!4月孵化魚も黒仔へ!(6/4) >



当歳らしく・・・色変わり〜更紗柄 (6/3撮影)




 ・太平洋高気圧の勢力が弱く、梅雨入りは遅れています。

 

 ・東京でも夏日が続いています。黒仔〜色変わりへ、いろいろな柄が確認できます。

 

 ・黒仔が群れをなして泳ぐ様子を見ると、とても気持ち良く、初夏を感じます。

 

 ・色変わり後から、いよいよ厳選した粒餌を、2回/日程度与えていきます。

 

 ・冷凍ブライン、冷凍ミジンコ、冷凍赤虫、厳選粒餌による給餌です。 




飼育舟の状況 (6/3撮影)



 ・選別を繰り返し、各舟に、50〜70匹程度にして飼育しています。

  (まだ、かなり密飼いです)

 

 ・腹形が四角く出来上がっています。尾形も良さそうです。頭も出てきました。

 

 ・必ず親の血を継承します。上手く血が合ってくれることを祈り飼育していきます。




4月孵化魚達も黒仔へ (5/27撮影)



 ・画像は、冷凍ブラインを与えているときのものです。

  黒仔は、腹が「まん丸」になるくらいに、競い、夢中で食べます。

  群れによる飼育が必要です。匹数が少ないと競いません。

 

 ・この仔達は、まだ粒餌は使いません、冷凍ブライン、冷凍ミジンコ、冷凍赤虫で

  体の基礎を作ります。(秋に背幅が変わってきます)

 

 ・この時期に、脂肪分の高い粒餌等を与えると、秋に「ひょうたん形」の魚体となってしまいます。

  今は、腹形、尾形、鱗揃いを形成させる時期です。あおらないでください。




[50万アクセス御礼記念企画:ご応募メールのご紹介]

@ニックネーム Ree
A愛媛県
Bらんちゅうノーブル様へ



先日、お試しセットを購入させて頂きました、愛媛県のKです。
私は、ショーベタとピンポンパール・ビーシュリンプを飼育しているのですがピンポンパールの
転覆病と、シュリンプ水槽の不安定に悩んでいました。シュリンプに使えるのかなぁ??
とお試しセットを注文させて頂きましたが今、とても状態が良くなり驚いています。
ピンポンも転覆気味だった3匹は、普通に泳げるようになりました。
1匹は、かなり酷い沈没病なので、まだ今ひとつですが...でも、餌食いはとても良く調子は良い
ようです。

また、ビーシュリンプ水槽を立ち上げて1ヶ月ほどなのですがポツリポツリと落ちてしまい、
どうしてよいのか分からなくなりリセットと一緒に、Anakas頼みで、毎日投入してみました。
リセットしたのが良かったのか、Anakasが効いたのか分かりませんが(^^
現在リセット後10日で1匹も落ちていません。また、頻繁に抱卵の舞が見られるようになり、
抱卵ママも4匹確認しています。調子が上がったのは確かです。(^^)
とっても悩んでいたので本当に嬉しく思っています。

ビーシュリンプに関しての報告は、HPに載っていなかったので不安でしたが、
お試しセットを購入させて頂いて本当に良かったです。今後も、継続して購入させて頂こうと
思います。
この素晴らしいバクテリアをぜひ多くの人が利用できるように、今後もがんばってください!
らんちゅうノーブルさんの素晴らしい、らんちゅうさんを見て私もらんちゅうが飼いたくなり
応募させて頂きました。<(_ _)>


< 6月第2週の飼育状況:TAKUYAの飼育状況紹介!多彩な色変わり(6/11) >



当歳魚の一部画像ご紹介 (6/10撮影)



種親画像(上段:メス親、下段:オス親)



・6月に入り、黒仔も色変わりが進んでいます。親魚の更紗柄を継承した仔も出てきました。

・綺麗な柄、特徴ある柄に期待がふくらみます。しかし、まだまだ変化はあります。

・頭も次第に仕上がってきました。体長は平均6〜7センチぐらいでしょうか。
 健康体で大きさもでてきました。

・冷凍赤虫を主体に、ガンガン給餌して成長させる次期です。



飼育舟の状況 (6/10撮影)



・飼育舟を一舟増設し、現在四面にて飼育しています。
 各舟には50〜80匹を放匹しています。

・水深は10センチ。水温は最低温度20度をキープしています。

・2〜3日間隔での差し水飼育です。バクテリア3〜4日間隔で投与しています。
 バイオバクテリアによる差し水飼育は、とても楽です。



当歳魚の画像 (6/12撮影)



高原もそろそろ入梅? (6/12撮影)



・木々にとっては恵みの雨です。庭のポプシーの新芽、白樺の葉等、新緑が輝きます。

・ベロニカ、ナスタチューム、フランネル草と、初夏の花々にも勢いを感じます。



< 6月第3週〜4週初めの飼育状況:色変わり後、剥げやつれ、我慢の飼育!(6/20) >



当歳らしく成長してきました (6/16撮影)

 ・6月中旬、梅雨入りしたものの、東京では真夏のような暑さが続いています。

 

 ・色変わりが完了した当歳は、剥げやつれです。「我慢の飼育」の時期です。

 

 ・しかし、昨年を振り返れば、この時期は、まだ「色変わり」が始まったばかりの黒仔でした。

  焦らず、しっかり腹形と尾形を形成させます。 

飼育舟の状況 (6/19早朝に撮影)

 ・バクテリア飼育水の中で元気に餌を求めています。

  群れをなして泳ぐ様子は気持ちのよいものです。

 

 ・色変わりした仔達には、粒餌を一日2回程度与え始めました。

  主体は、冷凍赤虫です。

 

 ・水深は、10〜11センチにとどめています。

各腹の仔も色変わり (6/19早朝に撮影)

 ・完全な素赤はおりません。親からの更紗柄を継承しています。

 

 ・まだまだ幼いですが、今年のような猛暑(梅雨の期間も短いと思います)のときこそ、

  じっくり仕上げていきたいと思います。(秋に当歳枯れでは困ります)

 

 ・連日、気温も30℃と、真夏のような錯覚に陥ります。

  しかし、まだ6月、ゆっくりマイペースでいきたいと思います。

/17早朝の東京の空

 ・6/16〜17:太平洋高気圧の勢力が弱く、冷たい高気圧帯により朝晩は涼しく、

  早朝、真っ青な空に糸状の雲がとても綺麗でした。空気が透きとおっていました。


< 6月第4週の飼育状況:梅雨空が戻ってきました。恵みの雨。病気発症の時期!(6/22) >

当歳の成長 (6/21の早朝撮影)

 ・今日、6/22は夏至です。早朝から魚達は凄い勢いで餌を求めています。

  (7センチ程度の当歳:35〜50匹に対して、一度に冷凍赤虫を15欠片を与えています。

   「ピチピチ」と、いっきに食べつくしてしまいます)

   

 ・梅雨空です。朝から湿度が高く、無風で雨も降り出しています。

 

 ・今年は、暑い日が多く、黒仔から色変わりが早く始まっています。

  黒仔のときに、極力、大きさも出して、体の基礎を作ってしまいたいのですが、

  色変わりへエネルギーを取られてしまいます。

 

 ・毎年の環境変化は当然で、何通りかの飼育方法を持つと良いと言われています。

  今年は、この梅雨時に、適度に飼い込みたいと思います。

  画像のように、体の基礎(尾形、腹形)が出来上がった感じです。

  餌の量と回数を増やしていきます。大きさ、幅、目先がいっきに出来上がっていきます。

飼育舟の状況 (6/21の早朝撮影)

 ・梅雨期、バクテリア飼育水の効果が一番発揮される時です。

  また、飼育水の全換えも必要なく、差し換え飼育が可能で容易となります。

 

 ・湿度と水温上昇により、飼育水の中の悪玉菌も旺盛になろうとします。

  しかし、バイオバクテリアの浄化・活性化力により、善玉菌の優先が

  確保されます。病気の発症が抑制されます。

  (無菌状態の飼育ではありません。悪玉菌への抵抗力をつけながら

   免疫力を高め、かつ、病気の発症を抑制します)

 

 ・研究会等も各地で開催されます。病気を持ち込む可能性も高くなります。

  一度、エラ病等にしてしまうと、発症してから回復し、食べられるようになるまで、

  2〜3週間程度必要な場合もあります。その間、成長は止まります。

  魚達の健康を維持させることが一番大切だと感じます。

< 6月24日:天狗会:2007年、第1回研究会にて「西小結」「行司一」のご評価を頂きました >



天狗会:第1回研究会:「西小結」
天狗会:第1回研究会:「行司一」



 ・日頃、大変お世話になっている方が、当歳:2匹を「天狗会:第1回研究会」に

  出陳してくださいました。

 

 ・伝統がありレベルの高い「天狗会」、6/末でも、集まった当歳は、皆、大きく、

  しっかりと仕上がっていたそうです。

 

 ・私の当歳は、まだまだ幼かったのですが、上記のとおり、評価して頂き

  大変嬉しく思いました。

 

 ・本大会である、10月中旬〜11月初めの仕上がりを見据えて、

  焦らず行きたいと思います。




/24の早朝、日の出がとても綺麗でした



 ・今朝の4時、日の出とともに、雲が鮮やかに輝いていました。

 

 ・昼過ぎからは、本格的な雨となりました。少しは梅雨らしくなるのでしょうか。



< 6月第5週初めの飼育状況:まだまだ幼いですが、順調に成長しています!(6/25) >

各腹の当歳魚も、順次、仕上がってきています (6/25の早朝撮影)

 ・2〜3日、東京では梅雨らしい天気となっています。

 

 ・各腹の当歳魚達も、順調に成長しています。柄の落ちついてきた魚も見られます。

  しかし、8月末くらいまでは、柄は安定しないようです。

  (窓、頬白、腰白、鹿の子柄等、本当に綺麗だと感じます)

 

 ・綺麗な更紗柄を追求するため、どうしても、白色となってしまう魚も出ます。

  白色でも良い魚はおります。大切に飼育していきたいと思います。

 

 ・現状、尾形は平均的に昨年以上のように感じています。腹付も良さそうです。

  異常な暑さで、色変わりが早く、頭の出が若干遅れ気味に感じていました。

  ここに来て、日に日に目先が出てきています。やはり遺伝の力だと思います。

< 6月最終週の飼育状況:4/中旬孵化魚達も色変わり!水温上昇とともに食欲増進!(6/29) >



4/中旬孵化魚も色変わり! (6/29の早朝撮影)

 ・東京は梅雨空、今日も気温が高く、とても蒸し暑くなりました。

 

 ・夜間でも水温は、22〜23℃あります。昼間は、曇っていても27〜28℃になります。

 

 ・水温上昇とともに、魚達の食欲は増進します。

  今が、いっきに当歳魚の大きさを出す時期です。

  今までの飼育で腹形は出来ているため、餌を多量に与えても、ひょうたん形の

  体形にはなりません。

 

 ・冷凍赤虫を中心に、粒餌も2〜3/日に与えて、幅を出させます。 

 

 ・30〜40匹:放匹している舟で、冷凍赤虫:15欠片を5〜10分程度で完食です。

 

 ・水深は、現在も10〜11センチ。今年の暑さは例年以上です。

  飼育水は、2〜3日の間隔で差し替えを行っています。

  (バクテリア飼育では、全換えの必要は無く、差し替え飼育で、とても楽です)


         2007年バイオ飼育記録 bV