< 8月第1週の飼育状況:梅雨明け、そして連日の猛暑!水温上昇とともに成長は加速!(8/5) >



当歳魚の一部画像 (8/3の早朝撮影)



東京は「夏本番」、気温35℃! (8/4)



 ・夏本番をむかえました。予報によると、この暑さは長く続きそうです?

 

 ・飼育水温の上昇とともに、当歳魚達の食欲も増進し、成長スピードが加速します。

 

 ・飼育舟への遮光は、画像のように「ファイロン」と「よしず」を使用し、

  隙間から常に風が水面へとどくようにします。(高温時の蒸れは禁物です)

 

 ・2〜3日、水温は28〜30℃にまで上昇しています。

  魚達は調子良く、恐ろしいほどの食欲です。

  (例年、7/末の梅雨明け〜8/中旬の酷暑の時期は大きさよりも長さが

   でるように思います。しかし、天候不順等の影響か、今年は違う感じです。

   この時期、全体的にぐんぐん大きさがでてきています)




飼育舟の状況 (8/4撮影)



 ・各飼育舟への放匹数は、25〜35匹程度です。

  腹は混ざりあっても、常に観察し、「大きさを揃えた飼育」を継続します。

  大小差がなくなります。

 

 ・体長は、9〜12センチぐらいでしょうか。皆、健康体に成長しています。

 

 ・水深は、大きい仔達で12〜12.5センチ、小さい仔達で11.5〜12センチです。

 

 ・2日間隔程度の差し替え飼育です。全換えはしません。

  舟底はスポンジで軽くこすり「苔」を落とします。側面の「苔」は残します。

 

 ・画像程度のバイオバクテリア飼育水の濃さです。見た目には濃さそうでも、

  手のひらを入れたように、透明度はいがいと高く、「さらっと」した感じです。

  通常の飼育水のような生臭さはありません。これがバクテリアAnakasの力です。




当歳魚の一部画像 (8/3の早朝撮影)

 ・まだまだ幼さを残していますが、順調に仕上がってきているように感じます。

  (やはり親からの血を確実に継承しています。似た体形、柄等がでてきます)

  無理のないマイペースの飼育が大切だと感じます。

 ・餌は良質の冷凍赤虫と粒餌、浮き草や苔、そして有機物豊富な

  バクテリア飼育水そのものです。

 

 ・給餌間隔は、3時間の間隔へ延ばしました。魚を腹ペコ状態にして、

  いっきに大量に与えて背幅作りです。一度に、冷凍赤虫ですと、

  1匹当たり1欠片目安。25匹でしたら25欠片与えます。

浮き草の栽培 (8/4撮影)

 ・画像のように「浮き草」の栽培です。直射日光を当てると葉が白くなってしまいます。

  アクリルやファイロン蓋等で覆うと綺麗な緑の葉になります。

 

 ・当歳魚はもちろん、種親魚達も食べてしまいます。

  植物性のたんぱく質やビタミンは大切です。

防護網を頂きました

 ・今年も、S氏が画像のように、塩ビ管と網をインシュロックで組み立てた防護網を

  プレゼントしてくださいました。とても感謝しています。

 

 ・中央で折りたため、使いやすく、鳥獣被害を防止できます。

  ご参考にしてくださいませ。

  (重くしたいときは、塩ビ管の中に砂を入れると良いそうです)

防護対策:愛犬、防犯センサーライト、カメラの設置

 ・鳥獣被害と同様に、魚の盗難等の被害もあるそうです。

  私も、本日、防犯センサーライトを設置しました。カメラも注文しています。

  ホームセンターで安価に購入できます。

  愛犬も魚達を守ってくれます。

板橋花火大会:ベランダからの絶景 (8/4の夜撮影)

 ・昨晩、板橋区の花火大会がありました。

  ベランダからとても綺麗に見えました。

< 8月12日:TAKUYA「清水らんちゅう同好会:第2回当歳研究会」にて活躍! (8/14) >

「さるすべりの花」が満開です

 ・夏本番、連日、猛暑が続いています。熱中症に注意が必要です。

 

 ・TAKUYAが、「清水らんちゅう同好会:第2回当歳研究会」にて活躍しました。

 

 ・約70匹の中から選ばれました。頑張ったと思います。

  そして、経験を問わず「現代的ならんちゅうを創作できるという」、

  バイオバクテリア飼育による威力の立証の一つであるとも感じました。

 ◎清水らんちゅう同好会:当歳研究会の素晴らしい点は、

 

   研究会の段階では、出陳魚を一つの舟に混ぜない。

   各一匹ずつを洗面器に入れたままで審査する点です。

 

   審査員も、魚には触れず、上見で評価していきます。

 

   病気の感染もなく、本大会へ向けて、魚を大切にすることを

   優先しています。

 

   審査員も、毎回、6人を当番として会員皆さんが審査員となります。

 

   欠点探しではなく、良いところ、魚のレベルが重視されます。

 

   大小差ではなく、その時点での大きさを満足していればよく、

   大きさだけでなく、色気、味が評価されます。

   (現代らんちゅうには、迫力と味が必要だと感じます)



< 8月中旬の飼育状況:残暑が続きます。秋の始まりを感じて魚体が成長!(8/20) >


 ・残暑が続いています。しばらくは「猛暑!」との予報です。

  9月の上旬までは続くと感じます。

当歳魚の画像 (8/20撮影)

 ・8月中旬を過ぎて、いっきに「魚に幅がでてきています」、順調な成長です。

  魚達は、猛暑の中でも秋の始まりを感じています。(脂肪を蓄えはじめます)

 

 ・まだまだ、仕上がり途上です。しかし、腹形が出来ているため、給餌量が増えても

  栄養は背幅へとまわり、「ガッチリとした魚体」へと予定どおりの成長過程です。

 

 ・目幅もあり、頭の幅が、そのまま腹まで直線を形成しています。

  (ひょうたん形では困ります)

  脂肪が乗り、頭も前方(龍頭)へとフンタンが出来上がっていきます。

  大会まで、2ヶ月程度あります。ゆったりとマイペースで飼育してまいります。

 

 ・画像の3匹は同腹ですが、血の継承は少しずつ異なりタイプが違います。

  (昨年の仔とほぼ同様な傾向だと感じています。

   隔世遺伝等もあり、違うタイプの完成も楽しみのひとつです)

飼育池の画像 (8/20撮影)

 <追い餌で魚体に幅がでます>

 

 ・現在は3時間間隔で、可能な範囲、冷凍赤虫を多量に与えています。

  水温が高く、15〜20分で完食してしまいます。このときに、間を空けずに

  プリンのスプーンに2〜3杯程度の粒餌を与えます。これが、「追い餌」です。

  こうすると、魚の目幅、背幅がぐんとてきます。

 

 ・給餌には、いろいろな方法があります。今年行っているような、間隔をあけて、

  いっきに与える方法や、少量多回数、魚に無理させずに与えていく方法等です。

  (天候や飼育環境、費やせる時間等を考慮して選択して頂きたいと思います)

 

 ・現在の水深は、12〜12.5センチです。

  バイオバクテリアは、3〜5日間隔程度で投与しています。

  健康体で順調に成長しています。(魚の調子が良いと私達に癒しを与えてくれます。

  魚が調子を崩すと暗くなってしまうものです) 健康が第一です。

秋の始まり! (8/20)

 ・濃い緑の葉の間には、実りの秋が始まっています。

  「ざくろ」「柿」の実が確認できます。

  熱帯夜が続いています。しかし、早朝には涼しい風を感じます。

給餌直後の画像です (8/22早朝撮影)

 ・早朝は、特に餌食いが良く、約25匹に対して、冷凍赤虫を一枚まるごと与えてしまいます。

 

 ・15分程度で完食です。腹パンパンまで与えた状態の画像です。

< 8月26日:「TAKUYA」の飼育状況:いよいよ飼い込みシーズンへ突入!! (8/28) >


・標高850メートルの高原でも、猛暑が続いています。
 明日からは、前線が通過し、秋の高気圧へと入れかわるとの予報です。

・いよいよ、「飼い込みシーズン」です。9月末までは、ぐんぐん魚体に幅がでます。

・TAKUYAの飼育している、当歳魚も健康体で順調に成長しています。

・しかし、少し大きさが足りません。標高が高く、日中でも最高水温は、28℃程度です。
 今後、良質の冷凍赤虫と粒餌を給餌し、バクテリア飼育により、大きさを出すことが
 課題です。

当歳魚画像 (8/26夕刻撮影)

・掲載の当歳魚達は、皆、同腹です。

・いろいろなタイプの魚へと仕上がっていきます。

・例年、TAKUYAの飼育している魚の色上がりは良く
 小ぶりでも、洗面器へ入れると大きく見えます。
 
・画像でも、それほど小さくは見えません。
 
・迫力、大きさと同様に、柄や色気も良魚の大切な要素だと思います。 

庭には、秋咲きの花々がとても綺麗です


         2007年バイオ飼育記録 bX