< 11月第1週の飼育状況、11/3の日らん本大会で大会シーズンも終了ですね! (11/2) >

 ・11/3の日らん本大会(大阪)で、本年の大会シーズンも終了です。
  そろそろ今シーズンを振り返る時期となりますが、系統魚の活躍と皆様からの吉報等、
  今年も、充実した一年になりました。御礼申し上げます。
 
 ・私は、自身の体調の関係で、明日の日らん本大会は欠席させて頂きます。
  皆様とお会いできるのを楽しみにしておりましたが、とても残念です。
  皆様のご活躍の連絡を楽しみに、携帯電話を握っております。
  頑張ってくださいませ。

(当歳魚の一部大会成績)


<バイオバクテリアAnakas:アナカス飼育の効果と今後の活用>


 ・魚の仕上がりの良さを確認
   
    バランスの良い体形、色彩と鮮明度の高さ等から大会で活躍できました。
 
    限られた飼育環境と限られた飼育時間の中でも、メジャーな大会で入賞できました。
 
    バクテリアの浄化力により、水換え頻度も減り飼育が容易になりました。
    有機物が豊富な飼育水となり、PHが弱酸性に傾き悪玉菌の発生を抑制し、
    善玉菌が優先種となります。
 
    バクテリアの機能活性化により、魚の内臓が綺麗になります。
    これにより、成長ホルモン等の分泌が良好となり成長力の向上と
    色彩、体形の美化が図れました。
 
 
 ・病気への抵抗力強化を確認
 
    バクテリアによる免疫力の強化により、大会等へ出陳しても、
    病気の感染を受けにくく、健康体を維持できました。
 
 
 ・魚の再生力も確認
 
    有機物が豊富な飼育水となり、老いて泳げなかった魚が立ち上がり、
    大会でも入賞できました。
    (バランスを崩し、充血してしまった魚が再生されたとのご報告も受けました)
 
 
 ・生物全般への利用と効果も確認
 
    「らんちゅう」だけではなく、観賞魚(淡水、海水魚)全般に上述の効果が
    が確認できました。ディスカスやアロアナにも効果があり、魚の体色がとても
    良くなるとのご報告も頂きました。(甲殻類にも良く、水草の生長も良くなります)
 
    飼育水を植物に散布するという、二次利用により、イチゴの糖度が上がった、
    また、芝生に散布すると、芝自体の成長力が上がり、雑草が生えにくいとの
    ご報告も頂きました。
 
    大クワガタの幼虫の菌糸瓶に、バクテリア水を含ませることにより、
    幼虫が大きく成長して、成虫となったときの大きさを出せるとのご報告を
    頂きました。
 
 
 ・「冬場の飼育」へのバクテリア効果 
   
    是非、バイオバクテリア飼育水の中での冬眠をお勧めいたします。
    有機物豊富な飼育水の中で冬眠させることにより、魚が熟成し、
    来春の産卵が容易となります。 
 

(日らん出陳予定の当歳魚でした)

・友人のところへ嫁ぎ先が決まりました。

< 11月第1〜2週の飼育状況、「冬眠の準備」と「遅産まれの仔の飼い込み」  (11/10) >

(桜の葉も紅葉 : 11/9撮影)

 ・立冬を過ぎ寒気が入り、初冬のような寒さになりました。
  今年は台風の上陸がなく、桜の葉もたくさん残り、
  東京でも、やっと紅葉がはじまりました。
 
 ・早い時期に産まれた仔達は、そろそろ冬眠の準備に入ります。
  遅産まれの仔達は、18度程度の飼育水温を維持して、
  バクテリア飼育水の中で、今月末まで飼い込みます。

(遅産まれの仔 : 11/9撮影)

 ・遅産まれの仔達も仕上がってきました。
  飼育スペースの関係で、今後も順次、飼い込んでいきます。

(冬眠準備の当歳 : 11/9撮影)

 ・薄い青水のバクテリア飼育水の中で魚達は健康体です。
 
 ・龍頭に仕上がり、色艶とも良好です。
  
 ・雌は、すでに抱卵に入っています。
  また、雄の前鰭には「追いほし」も確認できます。
 
 ・11/中旬〜1月の中旬まで冬眠に入れます。

(当歳魚達です : 11/7〜9撮影)

 ・各腹の仔達も順調に秋を迎えました。
  隔世遺伝の関係もあり、同系統でも4〜5種類のタイプがでてきます。

< 11月第1〜2週:TAKUYAの飼育状況:高原の晩秋〜初冬  (11/14) >

(八ヶ岳高原にも紅葉が : 11/1撮影)

 ・高原の紅葉も進みます。八ヶ岳の麓の唐松がオレンジ色に輝き、
  里山の落葉樹も「錦繍」へと・・・色とりどりに織り成します。

(デッキの飼育舟の状況 : 11/2〜14撮影)

 ・高原では、朝晩の気温が5〜6度まで下がります。
  飼育舟は、15度程度にサーモとヒーターにて水温を維持しています。
  ファイロンの波板による保温は欠かせません。
 
 ・各飼育舟には、当歳魚が溢れています。
  バクテリア飼育が順調で、皆、元気に仕上がってきました。

(大会出陳魚も健康 : 11/12撮影)

 ・10月の中旬に大会へ出陳した当歳達も皆元気です。
  30日以上を経過し病気の発症も無く、
  バクテリアによる免疫力強化によるものだと感じます。

(当歳魚達です : 11/11〜14撮影)

< 11月第3週の飼育状況:当歳達はバクテリア飼育水の中で成長!  (11/24) >

(飼育ベランダと紅葉本番 : 11/22撮影)

 ・初冬、寒気が入り、東北、山陰等、各地の積雪映像がニュースに流れます。
  東京でも朝の気温が6度にまで落ちてきました。
  いよいよ冬眠入りです。(11月下旬〜1月中旬まで冬眠予定)          
               
 ・15〜18度を維持して飼育している当歳魚は、さらに成長しています。

(まだ飼い込でいる当歳達 : 11/22〜23撮影)

 ・大会シーズンを終えて、「病気が発症して、全滅」等のお話も伺います。
 
 ・今年は、当歳だけではなく、二歳や親まで落ちてしまう状況もあるようです。
 
 ・そんな中、「バクテリア飼育魚達の免疫力の強さに感激した」等の連絡も
  たくさんいただます。嬉しく感じています。
 
 ・なによりも、魚達が健康、元気なことが一番大切だと思います。
 
 ・私達の環境下でも、新型インフルエンザへの対策が報道されています。
  ウィルスは、つぎづと変異していきます。今、効果のある抗体を、あるとき、
  簡単に打ち破っていきます。
 
 ・魚も同じです。ヘルペスウィルス等はいろいろな型が存在し、変異しています。
  さらに、効果のあるバクテリアへのバージョンアップを怠らないように頑張ります。


        2008年バイオ飼育記録 bP2