2009年 バイオ飼育記録 No.3

< 6月第4週の飼育状況:早産まれの仔は当歳らしく!黒仔達も色変わり! (6/23〜24) >

(早産まれの当歳 : 6/23早朝撮影)

  ・夏至も過ぎ、昼間の長さを感じます。
   また、梅雨本番、雨が続き湿度の高い毎日です。
   病気発症の確立が上がる時期ですが、バクテリア飼育で順調です。 
 
  ・早産まれの当歳は、色変わりも終えて当歳らしい容姿になってきました。
   やはり、血の継承でしょうか、鹿の仔更紗や龍頭の特徴が継承されて
   いるように感じます。(体長は9センチを超える魚もいます)
 
  ・色変わりを終えたころから、良質な粒餌(蘭優)を与えます。
   朝一番と夕方の2回は「蘭優」、あとは冷凍赤虫を可能な範囲で
   3時間間隔で与えています。水温も上がり、皆、凄い食欲です。

(黒仔達も色変わり : 6/23早朝撮影)

  ・各腹の黒仔も順調に成長しています。
   画像のよな黒仔のときが一番迫力を感じます。
   現代らんちゅうには、龍頭が必須となってきたように感じます。
 
  ・飼育舟の底は、飼育水の差し替え時に、スポンジで洗います。
   側面の苔は残します。食欲が増して、頭が四角くなります。
 
  ・6月に入ると、全体的に色変わりが始まります。
   極力、黒仔で6〜7センチまでもっていきたいと思います。
 
  ・色変わりには、エネルギーを使います。
   色変わりを終えると魚は一回り小さくなる感じがします。

(各腹の黒仔達 : 6/23早朝撮影)

  ・黒仔の時期には、冷凍赤虫の生餌で、丸々と太らせます。
   粒餌をこの時期に与えてしまうと、魚の体形はひょうたん形に
   なってしまいます。赤虫にて四角い腹形作りが必要です。
 
  *今年は、いろいろな病気が発症しているようです。
   各地で当歳が小指大で全滅や、
   産卵後に親まで死んでしまったとの話も届きます。 
   人間の世界と変わりません。新型のウィルスへと変異しています。
   私達は、どのような予防抗体が必要か常に観察しています。
   是非、バイオバクテリアAnakas飼育により、魚の機能強化と
   免疫力の向上をお試しください。善玉菌が優先種となり、
   大切な魚を病気で落としてしまう確率が下がります。
   (注意:コピー品にはご注意願います。商標を確認ください)

(各腹の黒仔達 : 6/24早朝撮影)

< 7月第1週の飼育状況:梅雨本番!当歳達はぐんぐん成長!健康体です! (7/3) >

(当歳画像 : 7/3早朝撮影)

  ・毎日、どんより曇りか雨の天気が続きます。
   天候が悪くなかなか飼育画像が撮影できませんでした。 
 
  ・九州では土砂災害等で被害もでています。
   これから梅雨末期、局地的な豪雨に注意が必要となります。

(当歳の飼育舟 : 7/3早朝撮影)

  ・このころから、良質な粒餌「蘭優」にバクテリアAを浸して与えます。
   健康維持と体質の強化、さらに発色良く、色上がりが良くなります。


  ・各腹の仔も順調に成長しています。色変わりも順次進んでいます。
 
  ・更紗柄の系統を追求しています。綺麗で柄バランスのとれた仔、
   真っ白に色が落ちてしまう仔等、変化の激しい時期です。
   魚が元気なら、色変わりも楽しいものです。

(当歳の飼育舟 : 7/3早朝撮影)

  ・6月末から各地で研究会が開催されています。
   研究会で病気をもらって全滅等の話も聞こえてきます。 
   病気の感染を防ぐ工夫も大切です。
   洗面器は、一匹ずつ入れて混ぜない等の対応も大切です。


         2009年バイオ飼育記録 bT