< 1月第1週の飼育状況:新年明けましておめでとうございます (1/5) >

(今年もベランダ飼育場でスタートします)

 ・明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

 今年も昨年と同様ですが、バイオバクテリアAnakasアナカスによる飼育により、
  「限られた飼育環境、限られた飼育時間」の中で、現代的ならんちゅうの創作
  引き続き挑戦してまいります。
 
 ・バクテリアの浄化能力と機能活性化により、稚魚からの飼育を健康体で容易にします。
  また、変態していく新型のヘルぺスウイルスや病原菌等に対抗するための予防抗体へと
  随時、改良を推進
し、
大切な生命ある魚達を守ります。 
 
 ・善玉菌が優先となる有機物が豊富なバクテリア飼育水の中での冬眠は
  魚達の体調を安定させるとともに、生殖機能を充実します。
  今春の産卵を計画的にすすめます。
 
 ・2011年も現状に甘んじることなく、紳士に粛々と「らんちゅう飼育」へチャレンジいたします。
  引き続き、ご声援方よろしくお願い致します。

(明二歳魚の飼育舟:冬眠中)

 ・ベランダの魚達は薄い青水のバクテリア飼育水の中で冬眠しています。

 ・1月の10日前後から、順次、冬眠からお越し始めます。
  そして、2月中旬頃を目途に産卵を計画します。

(明二歳の種魚画像)

 ・種魚達は体色良く、とても良い健康状態です。
  メスは抱卵し、オスには前鰭に追ほしを確認できます。

(明三歳の種雌雄:上段がメス、下段がオス)

(明二歳の種オス魚達の一例)

(明二歳の種メス魚達の一例)

 ・今春の産卵でも、明二歳と明三歳魚達に頑張ってもらいます。
  画像のように、欠点はありますが、特徴の際立った魚を選抜しています。

< 1月第1週の飼育状況:TAKUYAの飼育舟も順調に冬眠中 (1/6) >

(正月の八ヶ岳と南アルプス)

・八ヶ岳高原も穏やかな正月を迎えました。
  北には八ヶ岳連峰、南には南アルプス:甲斐駒ケ岳、北岳・・・
  美しく厳しい峰々が連なり、その雄姿に身が引き締まります。

(明二歳:種雌雄の一部画像 左:オス種、右:メス種)

 ・デッキに設置した飼育舟は、水温を6℃に設定、雌雄混合にて冬眠中です。

 ・薄い青水のバクテリア飼育水の中で、種魚達は熟成しています。

 ・標高が850メートル、朝の気温は-4〜-6℃まで下がるため、サーモとヒーターを2系統に設置し、
  安全に冬眠させています。万が一、ヒーター等が故障した場合、飼育舟は完全な氷の板となり、
  魚達は、氷死んでしまいます。常に、セーフティーサイドの飼育が大切だと思います。

 ・昼間でも、飼育舟はファイロンの波板で覆い、夜間は断熱材を被せて保温しています。

(明二歳種魚の一部画像)

 ・TAKUYAの種魚も皆健康体です。今年はじめて高原での産卵に挑戦します。

 ・1月の中旬から水温を6℃→8℃→10℃→12℃→15℃に上昇させ、冬眠から起こしていきます。
  1月下旬には、15℃までもっていきます。

 ・2月上旬から18℃にて3週間程度。3月上旬の大潮に合わせて産卵を予定したいと思います。

< 1月第2〜3週の飼育状況:順次、冬眠からお越しはじめました! (1/16) >


 ・日本列島は大荒れです。西高東低の気圧配置、全国的に厳しい寒さが続いています。
  日本海側では激しく雪が降り続き、太平洋側にも雪雲が入ってきているようです。
  今後も日本海側は雪、太平洋側は晴れて乾燥した日が続くようです。
 
 ・東京も厳しい寒さです。最高気温:今日は5度です。厳しい寒さの冬空になっています。
  今朝は氷点下です。飼育ベランダの汲置き洗面器の水も凍りました。
  魚達の仔引きにとっては、この寒い冬は歓迎です。しかし、異常な寒さ、被害は困ります。

(種用二歳魚の飼育舟画像−bP)

 ・ほぼ予定どおり、1/12〜種魚達を順次、冬眠からお越しはじめました。
  (約1ヶ月半程度の冬眠期間をとりました)
 
 ・各飼育舟の放匹数や日当たり等により、バクテリア飼育水の色合いは異なります。
  各舟ともに、微細な有機物が豊富で、見た目より透明度が高いことが画像から
  確認できます。

(種用二歳魚の飼育舟画像−bQ)

 ・冬眠中の種魚飼育舟の飼育水は、とても良い青水のバクテリア飼育水になっています。
  魚達は、皆、とても良い状態です。健康状態良好です。
 
 ・3割程度の飼育水の差し替えを行い。
  毎日、2〜3度、サーモとヒーターにて飼育水温を上昇させます。
 
 ・現在は15度の水温を維持しています。今月末までは、この15度を維持します。
  2月初めから18度として、2/中旬以降の大潮から産卵仕掛けに入りたいと思います。
 
  [大潮:2/16〜19、3/3〜6、3/18〜21、4/1〜4、4/16〜19・・・] 
 
 ・冬眠からお越して15度の飼育水温:今週は朝と晩(2回/日)に冷凍赤虫を与えます。
  (放匹数:20匹に対して:冷凍赤虫を10〜15欠片/回程度)
  来週からは、良質の粒餌にAバクテリアを染み込ませたものを朝1回給餌して、
  晩は冷凍赤虫です。2回/日程度の間隔で餌を与えていきます。
 
 *粒餌にAバクテリア(浄化・機能活性化)を染み込ませて与えてあげると
   魚の腸内の働きが良くなり、各種のホルモン分泌も活性化されるようで
   種魚:雌雄ともに産卵態勢が整いやすくなることを確認しています。

(種用二歳魚の飼育舟画像−bR)

 ・まだ、種魚の舟は雌雄の区別はしていません。明三歳の舟:1面、明二歳の舟:3面を
  冬眠から起こしています。(雌雄を一緒に入れておいた方が刺激し合い産卵を誘発できます)
 
 ・加温のため電気代がかかります。飼育舟はファイロンの波板で常時覆って保温しています。
  夜間はヨシズ等を掛けて、さらに保温しています。  


         2011年バイオ飼育記録 bQ