< 1月第1週の飼育状況:2012年、新しい年がスタートです!本年も宜しくお願い致します (1/6) >

(正月の八ヶ岳)

 ・2012年、本年も宜しくお願い致します。

 ・今年も系統(血の継承)の特徴をバックグラウンドに、
  バイオバクテリアAnakas:アナカスを活用した飼育方法で
  (様々な飼育環境下において)、現代的ならんちゅうの創作を目指します。
 
 ・バクテリアの水質浄化能力と魚体機能の活性化により、
  稚魚から健康体を維持させ、稚魚〜当歳〜二歳〜親らんちゅうの飼育を容易にします。
 
 ・変態を続ける新型のヘルぺスウイルスや病原菌等を常に観察し、
  これに対抗するための免疫抗体を確立して、魚達の大切な命を守ります。
  さらにデータを蓄積します。(昨年は大変満足できる結果が得られました) 
 
 ・ベランダ/バルコニー/デッキや、研究・飼育用大型ハウスの飼育場の状況を掲載させて頂きます。
  また、皆様の飼育状況や大会成績もご紹介させて頂きます。

(研究・飼育用大型ハウス)

 ・1/6:標高850メートルの研究/飼育用ハウスの外気は、氷点下8〜10度まで下がっています。
  この極寒の地でも、二重の大型ビニールハウス、豊富な太陽光と地面の暖かさにより、
  ハウス内の飼育舟:水温は5〜12度で推移しています。自然エネルギーを効果的に活用します。

(明二歳魚達の飼育舟)

 ・明二歳魚達の飼育舟です。
  新設備へ引越ししたばかりで水温が低く、撮影時は、まだ透明なバクテリア飼育水です。
  日光と飼育水の有機物により、しだいに青水のバクテリア飼育水に変わっていきます。
 
 ・1/4より、二歳種魚達は、順次、冬眠からお越し始めました。現在の水温は10〜12度です。
  2月の中旬には産卵体勢を整える予定です。

(明二歳魚の一部画像 : 1/4〜5撮影)

 ・明二歳達も順調に成長しています。種親として大会魚として活躍してくれると思います。

(親種魚の一部画像 : 1/4〜5撮影)

 ・親種魚も少し撮影してみました。
  体色良く、体長は万全です。親魚の迫力ある姿も見せてくれます。
 
 ・近日中に、完全屋外:バルコニー飼育の魚達の状況も掲載させて頂きます。

< 1月第2週の飼育状況:マンション:ベランダ/バルコニーの種魚も順次、冬眠お越し ! (1/11〜20) >

(ベランダ/バルコニーの飼育舟)

 ・東京のマンション:ベランダ/バルコニーでの飼育も1/7〜スタート
  (順次、冬眠お越し)しました。
 
 ・大寒が過ぎて、寒さがぐんと厳しくなってきました。
  毎日、晴天が続き、明日の朝は関東各地でも凍結注意報がでています。
 
 ・青水のバクテリア飼育水の中で、全ての魚達が健康体です。
  1/7〜順次、冬眠らから起こしています。
  飼育水温 : 5〜6度 → 8〜10度 → 12〜13度 → 15〜18度 
  と、1/末を迎える予定です。少しずつ水温を上げていきます。
 
 ・2/上旬に18〜20度にして、2/20〜の大潮に産卵を計画しています。

(種メス:二歳魚の一部画像 : 1/9〜19撮影) 

 ・種魚です。傷はあります。しかし、各魚は良い特徴を持っていると感じます。
  どこかにキラメキある魚を種候補に選びます。

(種オス:二歳魚の一部画像 : 1/9〜19撮影)

 ・明二歳で、追い星があっても確実にオスとは断定できません。
  メスよりも体はシャープです。
  
 ・メスも同様ですが、種候補の匹数を厚くしておくことも計画的産卵には大切です。
  (抱卵できないメスもいます。精子を出せないオスもいます) 


 ・メスの抱卵状態、オスの前鰭の追星の状態ともに良好です。
 
 ・現在の飼育水温は13〜15度です。
 
 ・青水の飼育水は、画像のように見た目よりもサラサラで澄んでいます。
  有機物が分解され、浮遊物が循環しています。(水深は18センチ)
 
 ・朝:バクテリア水で浸した粒餌を与えます。
  その後は冷凍赤虫を1〜2回給餌しています。(13〜15度にて)
 *「冬眠お越し」で大切なことは、産卵時に合わせたい雌雄を同一の舟にて飼育して
   冬眠から起こすことです。
   水温15度までは悪玉菌等はあまり活動しません。
   18度を越えてくると悪玉菌やヘルペスウィルスの活動帯域に入ります。
   ここ(18度)を健康体で超えないと、産卵時(18〜22度程度)に病気が発症して
   計画的で良い産卵を迎えられません。

   18度にて、産卵で合わせるカップル等の病気発症が無いことを確認することが大切です。

        2012年バイオ飼育記録 bQ