< 3月第1週の飼育状況:3月入り、寒暖差の激しい天候!産卵〜孵化と忙しい毎日が続きます! (3/1〜5) >
・昨日(2/28)は4月上旬の気温、一転、今日は真冬並みの気温です。
寒暖差の激しい、春らしい天候が続きます。
3〜5月の中期予報は平年並みとのことですが、
今春も天候は荒れるように感じます。
また、関東の山側では、今夜から再び大雪の危険性もあるとのことです。
皆様、被害が出ないことをお祈りいたします。
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(2月最終日の産卵 :2/28早朝撮影) |
・大潮と低気圧の接近、条件が揃うと確実に産卵が始まります。
2月の最終日、2匹のメスが同時に産卵しました。
皆様からも、産卵のご連絡がたくさん届きます。
とても嬉しい毎日です。
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・早朝6時過ぎに種魚の舟を確認すると産卵行動が激しく始まっていました。
春が進むと次第に産卵時間が早くなっていきます。暖かい朝でした。
・魚巣に卵がたくさん産みつけていましたが、しっかり人工授精もできました。
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(bU:産卵組み合わせ雌雄画像 : 2/28産卵) | |
・1段目の2匹が種メス(明二歳)画像です。
2〜3段目が種オス(明二歳)画像です。
・2匹のメス、ともに人口受精ができました。
今回は、4匹のオスの精液を均等に使用しました。
2匹のメスの同時産卵、左のメスは今年の2番腹です。
卵数も多く、90×150センチの大きな舟に受精卵をまきました。
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(3月初めの産卵 :3/1早朝撮影) |
・今朝は極寒、冷たい雨の中の産卵になりました。
バルコニーで雨合羽を着て頑張りました。
雨の中の撮影で画像が悪くて申し訳ございません。
・厳しい寒さの3月入りでしたが、初日から産卵でのスタート。
順調な産卵〜良い稚魚の誕生を祈ります。
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(bV:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/1産卵) |
・1段目が種メス(明二歳)画像です。
2〜3段目が種オス(明二歳)画像です。
・自然産卵が半分、人口受精が半分程度でした。
今日も、4匹のオスの精液を均等に使用しました。
連日の産卵が続きますので、極力均等にオスの精液を使いたいと思います。
洗面器に網戸を貼り付けた中に受精卵をまきました。
産卵舟をどんどん拡張していく必要があります。
・2月中旬産卵の稚魚達も成長しています。
産卵時期が進むほど、稚魚の出来は良い感じです。
天候が回復しましたら、稚魚の状態を撮影し、
ご予約の皆様への発送等を調整させて頂きます。
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(bW:産卵継続 :3/2早朝撮影) | |
・産卵が継続します。
今朝は、昨日よりさらに厳しい雨と寒さの中の産卵でした。
早朝、6時半過ぎ、根性で人工授精にのぞみました。
関東は夜まで冷たい雨が続いています。
・2/20に産卵したメスの2番腹になりました。
7割は人工授精できました。(3割は自然産卵です)
卵と精液の状態も良く安心しました。
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・産卵舟が増えていきます。
昨日:3/1のbVの腹と一緒の舟にセットすることにしました。
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(bW:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/2産卵) |
・1段目が種メス(明二歳)画像です。
2〜3段目が種オス(明二歳)画像です。
・自然産卵が3割、人口受精が7割程度でした。
前回、2/20で使用したオスと交代させて、
他の4匹のオスを選抜して、人口受精させました。
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(bU:2/28産卵〜2日目の受精状況 :3/2早朝撮影) | |
・ほとんどの卵が黒くなって、完全に受精しています。
気温が低いため、孵化舟は安全サイドに22度に設定しています。
4日目から孵化が始まります。良い稚魚の誕生を期待します。
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(各産卵舟の稚魚達 : 3/4撮影) |
・今日:3/5は一日中冷たい雨になりました。
関東の山側では10センチを超える積雪もありました。
明日からは西高東低の気圧配置になり、
列島も、しばらくは厳しい寒さが続く予報です。
・昨日:3/4は、気温は低いものの天気が良く、
負担をかけないように稚魚達の状態を確認してみました。
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(bPの稚魚:孵化後14日 : 3/4撮影) | |
・この日は、飼育水の差し替え作業が無かったため、
画像が見にくくすみません。
・2/中旬産卵、時期が早く、稚魚数は1000匹程度、
体形は良いものの、1回目の選別で20〜30%しか残せない感じです。
例年、このようなものです。
(bQの腹の稚魚は、孵化率が低かったので残せませんでした)
この時期は、「予定通り産卵することの確認程度」と考えています。
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(bRの稚魚:孵化後12日 : 3/4撮影) | |
・この腹は、孵化数も多く3000〜4000匹は超えているようです。
体調も抜群、群れて、凄い量のブラインやフイッシュボンSSを食します。
・軽くボールですくって撮影してみました。体形は良いものの、
もう少し尾開きが良ければと感じます。
もう少し様子を見ていく必要があります。
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(bSの稚魚:孵化後8日 : 3/4撮影) | |
・この腹は3000匹程度。ブラインを食べだして5日です。
そっとボールですくい撮影しました。
まだ網ではすくえませんね。気温も低く稚魚に負担がかかります。
・現状は良い状態だと思っています。尾先にしゃもじ形を確認できます。
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(bTの稚魚:孵化後5日 : 3/4撮影) |
・この腹は4000匹を超えているようです。
ブラインを食べだして3日です。
舟全体に稚魚が埋まっています。
稚魚の泳ぎ出しも良く、今後の成長では期待できそうです。
*今回の大潮、2/28、3/1、3/2で産まれた卵も
孵化が順調に始まっています。
bU(2匹)、bV、bWと孵化状態は、季節が進みさらに高まると思います。
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< 3月第2週の飼育状況:やっと暖かい空気が入るようです。稚魚達の成長、そして産卵が継続します! (3/9〜15) >
・今朝までは厳寒の毎日でした。氷点下、氷がはっていました。
昼間は北風がおさまり、11〜12度と冬の気温でも暖かく感じました。
・2月中旬孵化の稚魚達を可能な範囲(なかなか時間が取れません)
で選別をしました。
皆様への無選別稚魚の発送も今日からスタートです。
明日は南から暖気が流れ込み、各地15〜19度と4月上旬との予報。
春、本番の暖かさになるようです。
稚魚達の成長に追われます。今週末からの大潮で産卵も再開です。
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(バルコニー飼育場 : 3/9夕方撮影) | |
・孵化した稚魚達の舟が広がっていきます。
夕方には、ファイロンの波板の上に、3センチのスタイロホーム(断熱材)と
スダレ等で覆い保温します。(飼育水温:20度確保)
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(近所の赤塚城址公園の梅林 : 3/9夕方撮影) | |
・犬の散歩をしながら梅林を歩いてみました。
紅白の梅が見頃でした。とても良い匂いが漂います。
例年よりも寒かったせいか、3月に入っても、まだ八部咲きでした。
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◎各腹の稚魚達も元気に成長しています。
ブライン(バクテリアの中で沸かした)とフィッシュボンSSを交互に与えています。
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(bUの稚魚:孵化後7日
: 3/11撮影)
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・90×150の舟に稚魚達があふれています。(2匹のメスの同時産卵)
ブラインを食べ始めて5日、とても順調に成長しています。
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(bV,8の稚魚:孵化後8〜9日
: 3/11撮影)
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・産卵舟数の関係で、bVとbWは一緒の舟で孵化させました。
ブラインを食べ始めて3〜4日、この腹も順調に成長しています。
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(bPとbRの稚魚:孵化後約3週間
: 3/11撮影)
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・寒さが続き、なかなか選別に入れませんでした。
今日から少しずつ選別を進めます。
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・選別後、いっきに大きく成長します。
画像のように青仔にまで成長しています。
・早い時期の稚魚のため、歩留まりは悪いのですが、
20〜30%は残ります。
今春の稚魚の試金石になります。
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(皆様へ稚魚の発送開始
: 3/11撮影)
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・頑丈で保温性の高いスチロールで発送します。
稚魚の立ち上がりの良い腹を選び、
各腹、5口(1口:300+α匹)程度を、皆様にお譲りしています。
まだまだ寒暖差が激しく、天気予報(気温)と相談しながらの発送です。
・今週末からは大潮と低気圧の接近、明日から産卵仕掛けを再開します。
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(3/14:2腹産卵 : 3/14撮影) |
・今春は、(毎回)大潮の初日に計画どおりに産卵を迎えています。
3/14(金)の早朝に、期待の2匹のメスが産卵しました。
2番腹になります。
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(bX:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/14産卵) |
・1段目が種メス(明二歳)画像です。2番腹になります。
2〜3段目が種オス(明二歳)画像です。
・6時の時点で産卵が進んでいました。
自然産卵が半分、人口受精が半分程度でした。
2番腹でしたので、人口受精では1番腹の時のオスとは換えてみました。
1段目2匹のオスの精液を均等に使用しました。
連日の産卵が続きますので、極力均等にオスの精液を使いたいと思います。
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・魚巣にもたくさんのた卵が産み付けられています。
(一日経過、本日3/15の夕方時点で、受精率は高いです)
人工授精でも卵数が多かったので、産卵舟へ直にまきました。
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(10:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/14産卵) |
・1段目が種メス(明二歳)画像です。2番腹になります。
2〜3段目が種オス(明二歳)画像です。
・この舟も、6時の時点で産卵が進んでいました。
自然産卵が半分、人口受精が半分程度でした。
2番腹でしたので、人口受精では1番腹の時のオスとは換えてみました。
1段目2匹のオスの精液を均等に使用しました。
連日の産卵が続きますので、極力均等にオスの精液を使いたいと思います。
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・魚巣にもたくさんのた卵が産み付けられています。
(一日経過、本日3/15の夕方時点で、受精率は高いです)
洗面器に網戸を貼り付けた中に受精卵をまきました。
今後の産卵状況みて、bXとbP0の腹の孵化舟を決めます。
洗面器に網戸を貼り付けた中にまいているので孵化までは、
移動が可能です。
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(バルコニー飼育場 : 3/15撮影) | |
・3/15、最高気温は12度と低めでしたが、
風が無く、絶好の飼育作業日になりました。
明日は、18〜20度と、今年一番の暖かさになるようです。
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・各腹の稚魚達の成長にあおられています。
稚魚舟が広がります。
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・稚魚達の食欲は旺盛、フル回転でブラインを沸かしています。
鞄。本太陽堂さんのブラインの品質は毎年最高です。
このブラインを沸かす中に、バクテリアABを少量入れて沸かすと
ブラインの腹の中にバクテリアが入り、それを稚魚が食べるため
稚魚の成長と免疫力強化に、とても効果的です。
ブラインも何日も生きています。常温でエアーリングしてストックしています。
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(bV,8の稚魚 : 3/15撮影) |
・稚魚達がブラインに群がっています。
稚魚達は、群れの中で競争し、
常に群れをなして成長します。
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・選別も、天候をみて進めています。
なんとか、bP〜bSまでの1回目の選別が終わりました。
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・産卵時期が早く、歩留まりは悪くても、良い稚魚はいます。
約1000匹が残りました。
・1回目の選別が終わると、半分程度を小淵沢の大型ハウス飼育場に
移動して。稚魚舟を広げていきます。
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< 3月第3〜4週の飼育状況:春一番が吹き、四国や九州では桜の開花、順調な稚魚達の成長! (3/17〜24) >
・昨日、3/18に関東では春一番が吹きました。
気温は20度を超えました。
そして、ニュースから「高知や九州でも桜開花〜」と流れてきます。
関東の開花は、今月末(3/28)とのことです。
・各腹の稚魚達は順調に成長しています。
孵化状態の良い腹の半分は、無選別にて皆様にお譲りしています。
残った半分を飼育し、選別しながらバルコニーとハウス飼育舟に展開していきます。
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(bX,10の腹の孵化前日
: 3/17撮影)
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・220リットル(90×150センチ)の舟底一面に孵化直前の受精卵です。
9割りが受精しています。自然産卵、人口受精が完璧でした。
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(bX,10の腹の孵化
: 3/19撮影)
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・とても良い孵化にホッとしています。
今年一番の孵化状況かもしれません。
約7000〜8000匹は孵化している感じです。
飼育スペースの関係で、bXとbP0の腹は同一舟で孵化させました。
これから、まだまだ産卵が継続します。
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・隣の公園の桜の蕾も膨らんできました。
昨日の暖かさでいっきに膨らみました。春、本番です。
しかし、明日は、寒気と低気圧の接近で冷たい雨のようです。
明日の朝の産卵を狙います。
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(2月孵化の稚魚達 : 3/19撮影) |
・2月中旬から産卵〜孵化した稚魚達は青仔〜黒仔手前です。
画像は、bP、bR、bSの腹の稚魚達です。
飼育水の差し替え時に撮影しました。
現在は、まだ飼育舟が小さいため、水深は12.5センチです。
・明日の雨が上がったら、220リットルのセメント舟に広げていきます。
「明後日からはお彼岸、(暑さ寒さも彼岸まで〜でしょうか?)」
作業がたくさん待っています。晴れて暖かくなって欲しいものです。
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(種親達も万全 : 3/19撮影) | |
・種魚達の体調は万全です。
バクテリア飼育水の中で気持ち良さそうに泳いでいます。
4/末までが産卵予定、まだまだ頑張ってもらいます。
*産卵のご連絡が全国から届きます。(バクテリア飼育の方々の産卵は順調です)
しかし、ホームページ等へのお問い合わせで、
「なかなか産卵しません〜」等のご連絡も多々いただきます。
是非、バクテリアを種魚達に食べさせてください。
内臓の浄化はもちろん、各種ホルモンの分泌も向上します。
腸内にバクテリアが根付いて、性ホルモンの分泌が良くなり産卵が進みます。
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<小淵沢:ハウス飼育場 : 3/20撮影> |
・「2月の歴史的な大雪」:標高850メートルの高原では、まだ雪が残っています。
しかし、ハウスの周囲の雪も、やっと溶けてきました。
被害も無く、乗り越えることができました。
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(明三〜四歳の種舟 : 3/20撮影) | |
・上段が明四歳、下段が明三歳の種魚の飼育舟です。
産卵用の魚巣を常に仕掛けています。
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(明二歳の種舟 : 3/20撮影)
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・明二歳種魚は、2舟に産卵仕掛けしています。
これからがハウス飼育場の本格的な産卵期入りです。
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(南アルプス:甲斐駒ケ岳) |
(八ヶ岳の峰々) |
・今春は、潮目より低気圧の通過が産卵を誘発する感じです。
3/21に2匹のメスが産卵。3/22にも1匹が産卵しました。
順調に産卵が進み、稚魚達の成長にあおられます。
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(11:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/21産卵)
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・1段目が種メス(明二歳)画像です。2匹が同時産卵でした。
2〜4段目が種オス(明二歳)画像です。
・5時45分の時点で産卵が進んでいました。
自然産卵が6割、人口受精が4割程度でした。
人口受精では1段目2匹のオスの精液を均等に使用しました。
計6匹のオス達が強くメスを追い、精液を出していました。
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・魚巣にたくさんの卵が産み付けられています。
(一日経過、本日3/22の夕方時点で、受精率も良さそうです)
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(12:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/22産卵) |
・1段目が種メス(明二歳)画像です。2番腹になります。
2〜4段目が種オス(明二歳)画像です。
・この舟も、5時半の時点で産卵が進んでいました。
自然産卵が7割、人口受精が3割程度でした。
1段目2匹のオスの精液を均等に使用しました。
今朝も計6匹のオス達が強くメスを追い、精液を出していました。
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・洗面器に網戸を貼り付けた中に受精卵をまきました。
産卵、飼育舟がいっぱいになってきました。整理して孵化舟を決めます。
画像は、昨日産卵したbP1の腹の卵と一緒です。
洗面器に網戸を貼り付けた中にまいているので、孵化までは移動が可能です。
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(青〜黒仔達の飼育舟 : 3/21撮影) | |
・稚魚達の成長スピードが上がります。
飼育舟を整理して、選別とともに大きな飼育舟に展開します。
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[参考:選別方法の目安(毎年掲載)]
・この時期の選別は、上見で尾の状態を基本に選別します。
(「ジャミッコ」と呼ばれる、未熟で完全に体の曲がった魚やフナ尾の魚は当然はねます)
・@からBまでの尾形の魚を残します。
・この時期で@の尾形の魚は、飼育していくと次第に尾の張りが強くなり過ぎることがあります。
(この場合は、若干水深を深くとってあげると、このままの良い状態の尾を維持できます)
・Aの尾形の魚が、この時期としては一番良い状態と考えます。
稚魚の背は、まだ出来上がっていません。
これから、「背」や「とまり」が決まってくると尾は前へ出てきて、ちょうど良い尾形が形成されます。 ・Bの尾形は、逃げていますが、系統によりこれから開いてくる可能性を秘めています。
ここまでの尾方の魚を残します。 ・また、Cの画像は、絵が下手で恐縮ですが、この時期に背を見て選別する必要はないということです。
これから、稚魚の背が弧を描くように仕上がってきます。その時点で、凹部分は埋まってきます。
この時期で横から背を見ての選別は不用と考えています。 ◎お恥ずかしいですが、以前、下記のような図式の選別方法も記載いたしました。
参考程度にご覧くださいませ。
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「選別時の参考図」によるご説明
・最初の選別では、上図のbPのように体がまっすぐな魚を残します。 系統により尾の開きが遅く、一ヵ月半もかかるものもあるので、 尾の開きを厳しくとらないことが大切です。 ・bQのように特別小さい魚、
bRのようにフナ尾の魚、 bSのように体が曲がったり尾の付けが曲がった魚、 bTのように、目先が無い魚や片目の魚、 また、尾が開き過ぎて泳げない魚は、はねます。 最初の選別で、どの程度残るかで、その腹が評価できます。 (バクテリア飼育では選別を遅らせる事が出来るので、 私は一ヶ月から一ヶ月半位に最初の選別を行います。 しかし、たまにボールで救って、フナ尾の魚は餌が無駄になるので 早めにはねます) ・2回目の選別は二ヶ月位で行います。
尾はbUの感じの魚を残します。 尾が「おわん」のような曲線を持つ魚を残します。 bVは尾がすぼけていて、茶わんをひっくり返したような尾です。 ・また、bWは「さし尾」です。
魚を断面から見ると尾付けの部分に膜がはったように見えます。 とかく、「さし尾」の魚は尾形が良いのですが、フナへの先祖帰りで、
ゆくゆく頭が出ない魚になると言われています。
・bXは腰高の魚で、この時期は背の浅い魚を残すべきです。
成長とともにどんどん腰が高くなっていきます。 bP0は頭の後ろが高い魚です。 bP1は、尾に摘みのある魚です。このよな魚も早めにはねます。 |
(青〜黒仔達の飼育舟 : 3/23撮影) |
・画像の稚魚は、1回目の選別を終えた魚達です。
大小差も、まだ揃えていません。約500匹です。
本日、3/24から、冷凍赤虫を与え始めました。
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< 3月第4週の飼育状況:関東でも桜の開花、順調な稚魚達の成長!さらに産卵継続! (3/26〜27) >
(隣の公園の桜も開花 : 3/26撮影) | |
・今日(3/27)、東京は冷たい雨になりました。昼で12度でした。
明日からは4下旬〜5月中旬の気温、20度を超えるようです。
週末まで暖かく、いっきに満開を迎えるようです。
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(黒仔達の飼育舟 : 3/26撮影) |
・黒仔達が、冷凍赤虫に群がっています。
この程度の大きさの青仔〜黒仔で、
約4時間間隔にて、冷凍赤虫、フィシュボンSS、ブライン〜を継続して与えています。
現在の水深は11センチ、薄い青水のバクテリア飼育水の中で順調に成長しています。
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(13:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/27産卵) |
・小淵沢高原のハウス飼育場も産卵期を迎えました。
・1段目が種メス(明二歳)画像です。
2〜4段目が種オス(明二歳)画像です。
・自然産卵が8割、人口受精が2割程度でした。
人工授精には、1段目2匹のオスの精液を均等に使用しました。
画像の6匹のオス達が強くメスを追い、精液を出していました。
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