< 3月最終週〜4月第1週の飼育状況:東京では桜が満開、順次の選別作業!さらに産卵継続! (3/29〜4/1)  >

(隣の公園の桜も満開)

・4月入りです。桜の満開とともにスタートです。
 
・消費税の増税と年度末が重なり、宅配便が異常な混雑。
 稚魚の発送が延期です。想定外に驚いています。
 今週までは、予定日時の到着が難しいとのことです。

(黒仔達の飼育舟 : 3/30撮影)

・黒仔達が、冷凍赤虫に群がっています。

(黒仔達の選別 : 3/31撮影)

・画像の魚達、1舟:約500匹を2回目の選別です。
 約360匹を残し、2舟に分けました。 

(14:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/29産卵)

・1段目が種メス(明二歳)画像です。
 2〜3段目が種オス(明二歳)画像です。
 
・自然産卵が6割、人口受精が4割程度でした。
 人工授精には、4匹オスの精液を均等に使用しました。

(15:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/30産卵)

・1段目が種メス(明二歳)画像です。
 2〜3段目が種オス(明二歳)画像です。
 
・自然産卵が8割、人口受精が2割程度でした。
 人工授精には、4匹オスの精液を均等に使用しました。

(bP4,15の産卵状況 : 3/29〜30撮影)

・大潮と低気圧の通過にて産卵が来ました。

(bV,8の稚魚状況 : 3/29撮影)

・3/1〜3/2産卵、3/5〜3/6孵化
 孵化後、約3週間にて1回目の選別をしました。
 約1500匹、バルコニーとハウス飼育場へ展開します。
 歩留まりは良くありませんが、面白い稚魚かもしれません。

(Sさんからのプレゼント選別網)

・Sさんから(私の誕生日:4/3)選別網をプレゼントして頂きました。
 工芸品です。もったいなくて使えません。飾っています。
 (TOM43:TOMは愛犬のラブドールの名から、43は自分の誕生日です)  

< 4月第1〜2週初めの飼育状況:春の嵐:大気が不安定:寒暖差が激しい中:稚魚をハウスに展開!親魚達の産卵本番! (4/4〜6)  >

<バルコニーの稚魚をハウス飼育場に展開>

(bW,9の稚魚達 : 4/4撮影)

・4月は気温変動、天候急変と季節的に一番激しい月です。
 天候を見ながら、バルコニーの稚魚をハウス飼育場に展開開始です。
 朝、前日からの雨もやっと上がり、早朝から梱包して八ヶ岳のハウスに移動、
 夕方東京に戻ると雷雨と大荒れでした。
 
・4(金)にbW,9の1回選別後の約800匹を移動しました。
 歩留まりは良くなてものの、面白い稚魚もいます。
 3舟に放匹しました。水温22度、水深11センチです。

(bX,10の稚魚達 : 4/4撮影)

・このbX,10は、無選別稚魚として皆様にお送りする予定でしたが、
 消費税増税と年度末による宅配便の混雑で見送られました。
 まだ、選別していない状態で、約2000匹を移動しました。

(ファイロンとスダレで遮光)

・2月の大雪の影響で、ハウスの遮光ネットの取り付けが遅れています。
 日差しの強い時間帯は、ファイロンやスダレで遮光します。
 飼育舟の異常な温度上昇を避けます。

<ハウスの種親魚をバルコニー飼育場で産卵>

(種親:ハウス→バルコニーへ
               :4/4夕方撮影)

・2月の大雪のときに、ハウスでも四歳メスの産卵(bQの腹)がありましたが、
 上手く受精しませんでした。その後、ハウスでも明二歳魚の産卵は継続していますが、
 なかなか親達の産卵がないので、東京のバルコニーに移動しました。(里帰りです)
 この4月からが「親魚達の本格的な産卵期」入りだと思います。
 (親の産卵は二歳魚より遅れる傾向があると感じます)
 
・抱卵状態の良いメス、精液をしっかり出すオスを選抜してみました。
 皆、体調抜群です。
 産卵は、大潮や低気圧の接近等、気圧の要因があります。
 標高850メートルの高原より東京の方が産みやすいのかもしれません。

(16:産卵組み合わせ雌雄画像 : 4/5〜6産卵)

・1段目が種メス(明二歳)画像です。
 2段目が種オス(明三歳)、 
 3〜4段目が種オス(明二歳)画像です。
 
・自然産卵が6割、人口受精が4割程度でした。
 人工授精には、三歳オス2匹と二歳のオス2匹の精液を
 均等に使用しました。

(bP6の産卵状況 : 4/5〜6撮影)

・小潮でしたが、低気圧の通過にて産卵が来たようです。
 三〜四歳種親をバルコニー飼育場に戻したので、
 二歳とのたすき掛けの受精も行ってまいります。
 
・4/中旬〜5/中旬、まさに自然に順応した産卵期です。
 この時期産卵の稚魚の良さは皆様が証明されています。
  「自然に〜魚達に任せた〜産卵」を進めます。

(bP6の孵化稚魚 : 4/14撮影)

< 4月第2週の飼育状況:稚魚達の成長と!二歳と親魚達のたすき掛け産卵! (4/9〜12)  >

(山梨県武川の「神代桜」 : 4/12撮影)

・名所になっている「神代桜」も満開を迎えました。
 後景には、南アルプスの甲斐駒ケ岳が重畳し、
 雄大で迫力のある景色です。  

<ハウス飼育場 : 4/9〜11撮影>



・早産れの稚魚達は黒仔に成長しています。
 まだ良し悪しはわかりませんが、元気に成長しています。
 1舟に冷凍赤虫1枚を与えても、すぐに食べつくします。

(17:産卵組み合わせ雌雄画像 : 4/12産卵)

・1段目が種メス(明二歳)画像です。
 2段目が種オス(明三歳)、3段目が種オス(明二歳)画像です。
 
・自然産卵が7割、人口受精は3割程度にしました。
 早朝、4時半には暗い中、産卵が始まっていました。
 自然産卵を主体に様子を見て、人工授精はバックアップ程度に抑えました。 
 
・人工授精には、三歳オス2匹と二歳のオス2匹の精液を
 均等に使用しました。
 
・明日、4/13から大潮です。親種メス達の産卵も期待しています。


(bP7の孵化稚魚 : 4/22撮影)

< 4月第3週末〜4週初めの飼育状況:稚魚達の成長と!今春、最高の本格的産卵が到来! (4/16〜20)  >

・暖かかく湿度の低い快適天候(5月の陽気)から、
 週末は、また寒さが戻り、3月下旬の気温です。
 さらに、低気圧の接近もあり曇りや雨の毎日が続きます。
 連日の本格的な産卵を迎えています。

(早生まれの稚魚達 : 4/16撮影)

・2/中旬〜3/末までに産まれた稚魚達です。
 全体が平均して良いとは言えませんが成長しています。
 冷凍赤虫を主体に食欲が増しています。

(18:産卵組み合わせ雌雄画像 : 4/18産卵)

・1段目が種メス:2匹(明二歳)画像です。
 2段目が種オス(明三歳)、3段目が種オス(明二歳)画像です。
 
・自然産卵が7割、人口受精は3割程度にしました。
 今回も自然産卵を主体に様子を見て、
 人工授精はバックアップ程度に抑えました。 
 
・人工授精には、三歳オス2匹と二歳のオス2匹の精液を
 均等に使用しました。


(bP8の孵化稚魚 : 4/29撮影)

(19:産卵組み合わせ雌雄画像 : 4/19産卵)

・1段目と2段目が種メス:2匹(明三歳)画像です。
 3〜4段目が種オス(明三、四歳)、5段目が種オス(明二歳)画像です。
 
・1匹目のメスがほぼ自然産卵。
 2匹目のメスは人口受精は7〜8割程度です。
 少し寝坊してしまい、4時50分に産卵舟を確認すると
 魚の巣には、びっしり卵が産みつけられていました。
 1匹目は自然産卵、2匹は人工授精で対応しました。 
 
・人工授精には、三、四歳オス4匹と二歳のオス2匹の精液を
 均等に使用しました。


・待ちに待った、三歳メス親達の本格的な産卵が来ました。
 前日、とても冷たい雨で、産卵舟の飼育水の差し替えもせず、
 魚巣も洗わず、来るとは予想していませんでした。


・親メスで卵数も多かったため、90×150センチの大きな舟に
 卵をまいて孵化舟としてセットしました。
 
・今朝、一日後(24時間後)の受精状況は良さそうです。
 夕方の受精状況の良さを期待しています。

(bQ0:産卵組み合わせ雌雄画像 : 4/20産卵)

・1段目が種メス:(明四歳エース)画像です。
 2〜3段目が種オス(明三、四歳)、4段目が種オス(明二歳)画像です。
 
・今日は4時に起床。暗い中で魚達の産卵開始を確認できました。
 明るくなる4時45分まで自然産卵:1〜2割り。
 その後は、抱卵状態がとても良く感じていたので、完全な人口受精にしました。
 
・人工授精には、三、四歳オス4匹と二歳のオス2匹の精液を
 均等に使用しました。


・卵の状態、産卵数ともに万全なようです。
 明日の夕方の受精状況を確認したいと思います。
 やっと満足のいく産卵を迎えることが出来ました。

(bP9,20の孵化稚魚 : 4/29撮影)

・bP9の稚魚の孵化数は十分に確保できました。
 bQ0の稚魚は少なめでした。

< 4月第4週末〜5週初めの飼育状況:稚魚達の成長と!自然に順応した産卵到来! (4/26〜27)  >


・昨日、4/26から初夏のような天候です。
 気温は23〜25度、関東でも夏日の予報です。
 新緑が眩しく輝いています。湿度も低く快適です。
 稚魚達は成長し、自然に順応した産卵が継続します。
 飼育場には遮光が必要になってきました。

(早産まれの稚魚達 : 4/26撮影)

・体調は5センチを超えてきました。完全に黒仔です。
 早産まれの当歳は、歩留まりは悪いものの特徴ある魚も出でいます。

(4/上旬産まれの稚魚 : 4/27撮影)

・4月に入り、自然に順応した時期での産卵稚魚の良さを感じます。
 選別でも、多くの稚魚が残り平均的に揃ってきています。
 
・画像は、bP6の腹の稚魚達です。
 半分はハウス飼育場に移送し、半分はバルコニー飼育場での飼育です。
 ブラインに群がっています。凄いスピードで成長していきます。

(bQ1:産卵組み合わせ雌雄画像 : 4/26〜27産卵)

・1段目が種メス:2匹(明二歳)画像です。
 2〜3段目が種オス(明三〜四歳)、
 4段目が種オス(明二歳)画像です。
 
・左のメスが、4/26に産卵
 右のメスが、4/27に産卵しました。
 
・自然産卵が6割、人口受精は4割程度にしました。
 卵数が多く、人工授精の状況も良く感じます。 
 
・人工授精には、三歳オス4匹と二歳のオス2匹の精液を
 均等に使用しました。


・4/26と4/27孵化の卵は、飼育舟の関係で
 同一の舟で産卵させます。
 (4/27の人口受精の卵は、個数が多く、舟にじかにまきました)




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