< 2月最終週〜3月第1週初めの飼育状況:2月産卵・孵化稚魚達も順調に成長、選別作業開始! (2/28〜3/2) >

<3/2>


・3月に入り「春の気圧配置」、雨と晴れが短い周期でくりかえされます。
 
・隣の公園の桜の蕾も膨らんできました。
 今月末の開花予報も出ています。

(2/10孵化稚魚達 : 3/2夕方撮影)

・天気のよい日には、順次選別作業を進めています。
 (2月初旬に産卵、2月10日前後に孵化した稚魚達)
 
・天気が安定せず、バルコニーでは晴れても風か強く、
 短い時間の選別を心がけて稚魚への負担を減らします。
 1回目の選別で、フナ尾や未成熟な稚魚を除きます。 
 
・かなりの数の稚魚が残ります。
 選別後には、飼育舟も広がり、いっきに大きくなります。
 もう、青仔の手前まで来ています。

<2/28>

・先週の土曜、天気の良い日を選んでの撮影記録です。

(2/24孵化稚魚達 : 2/28撮影)

・2/18〜20産卵、2/23〜24孵化の稚魚達です。
 凄い匹数で、体形も良さそうです。
 飼育舟が稚魚で埋っていきます。
 ブラインを開始しています。順調です。  

(2/10孵化稚魚達 : 2/28撮影)

・選別後の撮影画像です。
 
・今週、3/4〜6の大潮にかけて、次の産卵仕掛けの予定です。
 種魚達の体調も良く、予定どおりの産卵が来ると思います。

< 3月第1週末の飼育状況:3月初めの大潮:予定どおりの産卵!各腹の稚魚達も順調に成長しています! (3/7) >

・各地の桜の開花予報が発表されています。
 しかし寒気が入り、全国的に週末は真冬の寒さのようです。
 3月初めの大潮、予定どおりの産卵が進みます。

<3/5>


・八ヶ岳高原は、まだまだ真冬です。
 厳しい寒さが続きます。
 日差しは力強く、魚達は春を感じて産卵してきます。


・産卵は早朝から始まっています。
 産卵仕掛けした翌朝は毎回:4時起きが続きます。眠い毎日です。
 まだ周囲は真っ暗、産卵画像も光量が足らず暗くなってしまいます。
 暗い中でも激しく産卵が始まっています。


・自然産卵と人口受精の割合は半々のようです。

(bU:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/5産卵)

・1段目の2匹が種メス(明二歳)画像です。
 2〜4段目が種オス(明二歳)画像です。
 
・人口受精では、1段目の2匹のオスの精液(左右の順)を最初に使用しました。
 この画像:6匹のオスを主体に、飼育舟の中では自然産卵しました。

<3/6>

・東京のバルコニー飼育場でも産卵が来ました。
 バルコニーはハウスとは違い照明がありません。
 夜明けまで待っての人口受精です。


・画像のように凄い勢いの産卵行動です。
 卵が飼育舟の周囲や、蓋に使用しているファイロンにまで飛んでいます。


・今回の産卵、自然産卵と人口受精ともに大量に引けました。
 良い産卵が継続しています。

(bV:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/6産卵)

・1段目の2匹が種メス(明二歳)画像です。
 2〜4段目が種オス(明二歳)画像です。
 
・人口受精では、1段目の2匹のオスの精液(左右の順)を最初に使用しました。
 この画像:5匹のオスを主体に、飼育舟の中では自然産卵しました。

(bTの腹の稚魚達 : 3/6撮影)

・ブラインを食べ始めて6日程度、順調な成長、良い泳ぎ出しです。
 bTの腹の稚魚達、この腹も全国の皆様への発送を開始しました。

< 3月第2週〜3週初めの飼育状況:短い周期的で天候が変る中!種魚達は本格的な産卵期を感じています! (3/10〜15) >

・今春は「暖かいのか?寒いのか?」定まりません。
 一日の中の気温差も大きく、まさに荒れる春の天候が続きます。
 種魚達はバクテリア飼育で体調が抜群です。
 お彼岸の大潮を前に、本格的な産卵シーズンへの準備を進めます。

<3/10>


・種魚達も産卵期に入り体色良く、飼育舟を泳ぐ姿に力強さを感じます。
 
・山梨のハウス飼育場から、東京のバルコニー飼育場に4匹の種魚を入れました。
 さらに特徴ある種魚どうしの組み合わせによる産卵を目指しています。


・この4匹です。
 欠点はありますが、ポイントとなる部位に特徴を持ち、
 種魚として資質は高いと感じています。


・バクテリア飼育で免疫力が高く、飼育環境を変えても体調は崩しません。
 3/10、天候の良い暖かい時間に運びました。
 
・また、バルコニーで産まれた、bQとbRの腹の稚魚達(2/中旬孵化)も
 青仔になり、3舟分をハウスへ移送して飼育舟を広げました。



<3/12>

(bQ,3の腹の稚魚達 : 3/12撮影)

・2/中旬孵化の稚魚達です。
 産卵時期が早く、稚魚の出来が平均的にどうか?・・・と思っていました。
 しかし、1回目の選別でも多く残り、近日中に2回目の選別予定です。



(種魚達への給餌 : 3/12撮影)

・粒餌の中に、バクテリア:アナカスA(浄化・機能強化)とB(免疫力強化)を
 1グラム程度入れます。かき混ぜた中に、少量の水を注ぎ、
 粒餌にバクテリアを染み込ませます。
 
・スプーン等で団子状にして種魚達に朝:1回だけ与えています。
 昼に少量の冷凍赤虫、午後は餌を与えず泳がせます。
 これが産卵期の給餌方法です。
 (この餌にバクテリアを混ぜる方法は鰻の養殖等にも適用しています)
 
・魚達の腸内に、善玉菌のバクテリアが効果的に根付き健康度を上げ、
 成長ホルモン、性ホルモンの分泌が良くなり容易に産卵します。
 健康体なくして産卵行動には入れません。



(bTの腹の稚魚達 : 3/12撮影)

・2/下旬孵化の稚魚達です。
 とても順調に成長しています。
 全国の皆様に半腹分をお送りしまた。
 飼育スペースも広がり、いっきに成長していきます。
 来週の半ば頃には選別に入れそうです。 



<3/13>

(bVの腹の稚魚達 : 3/13撮影)

・3/6産卵、3/10孵化の稚魚達です。
 とても良い孵化状態、泳ぎ出しも抜群でした。
 今朝からブラインを開始しました。 



<3/15:山梨ハウス飼育場>


・ハウス飼育場の稚魚舟も次々と広がっています。
 稚魚の成長が加速され選別作業に追われています。
 今週19日からの大潮より産卵も再開です。
 
・大型ハウスですので飼育管理は一年を通じて比較的容易ですが、
 この時期は、まだ降雪の日もあり、ハウスに遮光ネットを施設できません。
 春の日差しは強く、室内換気等に注意しています。




< 3月第3週末の飼育状況:「暑さ寒さも彼岸まで」!気温も上昇!条件が整い産卵継続、稚魚も成長! (3/17〜19) >



(隣の公園の桜の蕾 : 3/19)

・「暑さ寒さも彼岸まで」、いっきに気温が上昇し、
 各地では4月並みの気温が続きます。
 桜の蕾も膨らみ、開花がすぐそこに〜と感じます。
 (しかし、来週は寒気が戻り寒い予報です)

<3/17>

(各腹の稚魚選別 : 3/17)

・東京も気温が上昇、17〜21度と4月の陽気。
 暖かく風の無い日には、時間を作り選別を進めます。
 平均的に揃っている感じです。
 
・産卵が順調、各腹の半分の稚魚達は全国の皆様のとこにお嫁入り、
 しかし、残った稚魚達の成長スピードが速く、
 選別が遅れると稚魚を駄目にしてしまいます。
 稚魚の抱え込み過ぎは良い結果に繋がりません。



<3/19>

(bW:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/19産卵)

・1段目の2匹が種メス(明二歳)画像です。
 2〜4段目が種オス(明二歳)画像です。
 
・人口受精では、1段目の2匹のオスの精液(左右の順)を最初に使用しました。
 この画像:5匹のオスを主体に、飼育舟の中では自然産卵しました。
 自然産卵:半分、人工授精:半分という感じです。


・先日(3/10)、山梨のハウス飼育場と東京のバルコニー飼育場の
 種魚の一部を入れ替えました。そのオス達が今回活躍してくれました。
 組み合わせを変え、さらに特徴ある稚魚の誕生を目指しています。
 
・季節が進み、自然の力により、卵の色艶、精液の状態も良く、
 高い受精率が期待できそうです。
 
・3/19〜22までの大潮、産卵が続きそうです。



< 3月第4週の飼育状況:関東では桜の開花宣言、花冷えの中、産卵継続!稚魚は成長! (3/24〜25) >



<3/24>

(bX:産卵組み合わせ雌雄画像 : 3/24産卵)

・1段目の2匹が種メス(明二歳)画像です。
 2〜4段目が種オス(明二歳)画像です。
 
・人口受精では、2段目の左側のオスの精液を最初に使用しました。
 この画像:6匹のオスを主体に、飼育舟の中では自然産卵しました。
 自然産卵:3割、人工授精:7割という感じです。ガッツリ引けました。




<3/25>


・花冷えが続きます。晴れても冷たい北風です。
 桜の蕾も硬くなり、なかなか開きません。
 明後日からは気温も上昇、いっきに満開のようです。

(bWの稚魚達 : 3/25撮影)

・先日、3/19に産卵。3/23に孵化が完了した稚魚達です。
 体形もよく、泳ぎ出しも良好です。
 平均的に揃っている感じです。

(bVの稚魚達 : 3/25撮影)

・3/10孵化の稚魚達です。
 孵化後、約2週間が経過、稚魚の成長具合から
 近日中に選別に入ります。

(bTの稚魚達 : 3/25撮影)

・2/下旬孵化の稚魚達です。
 1回目の選別を追えて、青仔になっています。
 飼育舟を広げていきます。

(bQ〜3の稚魚達 : 3/25撮影)

・2/中旬孵化の稚魚達です。
 青仔〜黒仔へ、赤虫を食べる大きさに成長してきました。



<3/25:ハウス飼育場>


・2/中旬孵化の稚魚をハウス飼育場の舟に広げました。
 120×150の飼育舟で、赤虫とブラインでぐんぐん成長しています。
 
・高原では、まだまだ寒さが厳しく、
 降雪の可能性もあるので(4/中旬まで)ハウスに遮光ネットは装着できません。
 この時期の遮光は欠かせません。(スダレ、フィロンの波板、スタイルホームを使用)



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