< 2月第3週の飼育状況:「春一番」にあわせて、本命種メス達の産卵が始まりました! (2/17) >
・今年も産卵シーズンに入りました。
本日:2/17、関東では「春一番」が吹き、
20度程度と暖かく、4月中旬〜下旬の気温になりました。
その刺激もあってか、今春の本命種メス達での産卵が始まりました。
(1月中旬から、お供種メスでの産卵はありましたが、本命メスの産卵を待ちました。
これは、本命の種オス達を刺激する意味もありました。オス達の精液も万全です)
・魚達は春を感じ、これからの大潮にあわせて産卵が継続していきます。
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(bP:産卵組み合わせ雌雄画像 : 2/17産卵) |
・1段目が種メス(明二歳)画像です。
2〜3段目が種オス(明二歳)画像です。 ・人口受精では、2段目の2匹のオスの精液を最初に使用しました。 その中に、メスの卵を絞り、次に、3段目の2匹のオスの精液を絞りました。 この画像:4匹のオスの完全な人口受精です。 人工受精:100%です。 |
(bQ:産卵組み合わせ雌雄画像 : 2/17産卵) |
人工受精:100%です。
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(人口受精の状況 : 2/17撮影)
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・早朝、5時から産卵仕掛け舟の状況を観察し、
産卵開始とともに、100%の人口受精で対応できました。
・30センチ程度のボールに網戸用の網を張り、
その中に、受精卵をまきました。
鉄の格子で押えて、20度にて5日程度で孵化させます。
・卵と精液の状態も良好でした。明日以降の受精状態に期待です。
まだまだ産卵時期が早く、稚魚の孵化〜泳ぎ出しの確認が大切です。
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(種魚:産卵舟の状態 : 2/17撮影) |
・産卵仕掛けの舟です。
善玉菌バクテリア飼育の中で魚達の状態は良好です。
・メス達の腹も柔らかく膨らみ、卵管部が紫色になってきています。
2/26〜の大潮を目安に、順次産卵を迎えそうです。
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・毎年使っている魚巣を天日干しです。(熱湯にて洗った後、干しています)
ビニールの荷造りテープを裂いて、ぼんぼり状にして重石を着けて使用します。
手作りで安価にできます。
・人口受精の準備もしました。今年も、この季節が来たと実感します。
小鉢の内側に白ワセリン(200円〜300円)を指で均等に薄く塗布します。
(白ワセリンの代わりに、ラップを使用する方法もあります)
リンゲル液500cc(300円前後)を、各どんぶり等に約150〜300cc入れて、
その中で精子と卵を絞り、人口受精をさせる方法です。
(人口受精に必要なものも、とても安価に準備できます)
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< 2月第4週初めの飼育状況:bPとbQの腹:人口受精により、ほぼ完璧な受精状態です! (2/19〜21) >
(受精卵の状態 : 2/19撮影) |
・2/17産卵〜中一日後、2/19早朝の受精状況です。
・2月、早春の産卵としては、とても高い授精率に驚いています。
画像のように、2腹とも、ほぼ完璧な受精です。
卵の中心は、黒くなってきています。
白くカビた無精卵は、ほとんどありません。
・水温20〜21度での孵化舟です。
2/21の早朝には孵化が完了予定です。
良い稚魚の誕生を期待しています。
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(孵化稚魚の状態 : 2/22撮影) | |
・2/21に孵化が完了しました。
画像は、2/22:孵化二日目の昼:稚魚達の様子です。
早い時期の産卵〜孵化稚魚としては合格点です。
・2腹ともに、90%以上の受精と孵化でした。
孵化匹数も多く、体形も整っています。
泳ぎ出しも早く、夕方から「ゆで卵の黄身」を布濾しして与えました。
明日の昼からはブラインを給餌させる予定です。
まだまだ時期も早く、本番はこれからです。
・2/25〜の大潮、また良い産卵を期待しています。
明日(2/23)は低気圧の通過もあり、
産卵が来るかもしれません。
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