< 2月第1週の飼育状況:冬眠から起こし始めて1か月が経過!種オスと種メスの状態も良好です!中旬過ぎの産卵に備えます!(2/6) 



<東京:バルコニー飼育場>


・暖冬とはいえ、東京では、今朝:2/6:今冬、初めての氷が張りました。 
 数日間は厳しい寒さの予報です。その後は、また平年より暖かくなるようです。


(明2才種魚達の飼育舟:2/5撮影)

・冬眠から起こして、約1か月が経過しました。

・善玉菌:アナカス飼育水の中で、種魚達は雌雄ともに万全な状態です。



・これから、約2週間は、「善玉菌アナカスを良質な粒餌にまぶし、リキッドで浸して作った:粒餌団子」を2回/日、朝と昼に与えます。
 腸内環境も整い、種メスの抱卵が促進されます。

・2/22〜25の大潮に「今春初の産卵」を予定しています。(産卵仕掛けは2/17の週の中頃からです)




飼育記録bT8 (2/5撮影)




< 2月第3週の飼育状況:2/20〜21:「今春初めての産卵が来ました」、善玉菌アナカス等の飼育で、全て予定通りの産卵です!(2/20〜21) 



<東京:バルコニー飼育場>

・善玉菌アナカス等(善玉君パックとリキッド併用)で種魚達の体調は万全です。

・温暖化等、天候不順の中でも、全て予定通りの産卵が来ました。いよいよ「今春の産卵」がスタートです。




(bP:産卵組み合わせ雌雄画像 : 2/20産卵)

・1段目が種メス:2匹(明二歳)の画像です。
 2〜3段目が種オス:4匹(明二歳)の画像です。
 この4匹のオスが主体に精液を出していました。

・人口受精では、2段目の2匹のオスの精液を使いました。
 「自然産卵:約80%」「人口受精:約20%」くらいだと思います


・予定どおり、22日〜の大潮の少し前:2/19より産卵をセットしました。

*2/20:早朝、6時前に種魚達の舟を確認すると、「ザワザワ」と産卵行動が始まっていました。
  1時間以上、(魚の巣に集まり産卵が本格的に始まるのを)待っていましたが、
  オスがメスを追う激しさが少し足りなく、一旦、ファイロン波板で覆い、後ほどの確認としました。
  午前一番の打合せがあり、10時過ぎに種魚達の舟を再度確認すると、すでに産卵が始まっていました。
  この早い時期の産卵のタイミングは、なかなか予測できません。


・すでに自然産卵が進んでいて、人口受精は、わずか20%程度になってしまいました。


・自然産卵の状況は良さそうです。
 
・オス達の精液をしぼり、魚巣についた卵にかけておきました。

・どの程度の受精率になるかが楽しみです。(早い時期の産卵は、このようなものです)




(bQ:産卵組み合わせ雌雄画像 : 2/21産卵)

・1段目が種メス(明三歳)の画像です。
 2〜3段目が種オス:4匹(明三歳)の画像です。
 この4匹のオスが主体に精液を出していました。
 (3段目のオスの画像は昨年のものです。近々に撮影して現状の画像を掲載します)

・人口受精では、2段目の2匹のオスの精液を使いました。
 今朝も、自然産卵が進んでいて、(明るくなる6時前の時点です)
 「自然産卵:約80%」「人口受精:約20%」くらいだと思います。


・明三歳の種魚の産卵が、こんなに早く来るのは、過去に2回しか経験したことがありません。
 今春は、親魚達の産卵態勢が整うのが早く感じます。


・早朝6時前の段階で、すでに自然産卵が進んでいました。
 魚達、産卵時間を人間にはあわせてくれません。
 今朝も人口受精は、約20%くらいだと感じます。


・自然産卵の卵の状態は良いようです。卵数も多く感じます。


・孵化させる舟は、稚魚達が孵化するまで、ファイロンの波板とスタイルホームで覆います。
 (孵化まで暗室にするのは紫外線等の影響を和らげるためです)

・孵化舟にも、善玉菌アナカスを沸かし投入しています。善田君パックを浮かせて、リキッドも投入します。
 こうすると、無精卵の白カビを抑制できます。無精卵はバクテリアが分解して、受精卵にカビが侵食するのを防げます。
 (薬品等で無精卵の白カビを抑制する方もいますが、受精卵への弊害もあります)

・水温:20度にて5日で孵化します。  



・毎年使っている魚巣を天日干しです。(熱湯にて洗った後、干しています)
 ビニールの荷造りテープを裂いて、ぼんぼり状にして重石を着けて使用します。
 手作りで安価にできます。
   
・人口受精の準備もしました。今年も、この季節が来たと実感します。
 小鉢の内側に白ワセリン(200円〜300円)を指で均等に薄く塗布します。
 (白ワセリンの代わりに、ラップを使用する方法もあります)
 リンゲル液500cc(300円前後)を、各どんぶり等に約150〜300cc入れて、
 その中で精子と卵を絞り、人口受精をさせる方法です。
 (人口受精に必要なものも、とても安価に準備できます)



飼育記録bT9 (2/21撮影)



< 2月第3〜4週の飼育状況:大潮と低気圧の接近で産卵が継続します:「2/22」と「2/25」にも産卵!順調です!(2/25) 



<東京:バルコニー飼育場>

・大潮と低気圧の接近で「産卵」が継続しています。
・2/20〜22、3日間連続の産卵でした。そして、2/25:今朝も産卵が来ました。
 本日は、2/22の産卵状況を掲載させて頂きます。

*注意:「金魚」の盗難被害が増加しています。防犯対策は万全にお願いいたします。
 私は、バルコニー飼育場、ハウス試験場(飼育場)に、「赤外線センサーライト」と「防犯カメラ」を常設しています。



(bR:産卵組み合わせ雌雄画像 : 2/22産卵)

・1段目が種メス(明二歳)の画像です。
 2〜4段目が種オス:6匹(2段目:明三歳、3〜4段目:明二歳魚)の画像です。
 この6匹のオスが主体に精液を出していました。

・人口受精では、2〜3段目の4匹のオスの精液を使いました。
 今朝も、自然産卵が進んでいて、(明るくなる6時前の時点です)
 「自然産卵:約50%」「人口受精:約50%」くらいだと思います。


・とても激しい産卵行動です。良い受精を期待しています。


・早朝6時前の段階で、すでに自然産卵が進んでいました。
 今朝も人口受精は、約50%くらいだと感じます。


・自然産卵の「卵の状態」も良さそうです。卵数も多く感じます。


・2/20〜22の3日間で産まれた卵を孵化舟に整理しました。

・孵化させる舟は、稚魚達が孵化するまで、ファイロンの波板とスタイルホームで覆います。
 (孵化まで暗室にするのは紫外線等の影響を和らげるためです)

・孵化舟にも、善玉菌アナカスを沸かし投入しています。善田君パックを浮かせて、リキッドも投入します。
 こうすると、無精卵の白カビを抑制できます。無精卵はバクテリアが分解して、受精卵にカビが侵食するのを防げます。
 (薬品等で無精卵の白カビを抑制する方もいますが、受精卵への弊害もあります)

・水温:20度にて5日で孵化します。  



飼育記録bU0 (2/22撮影)




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2020年:明二歳魚を販売中です。
2020年:当歳魚を販売中です。
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*善玉菌(善玉バクテリア)事業が、官民一体となった新規事業に選ばれ、
 地元の協力得て推進しております。(魚類〜犬・猫・小動物・鳥類〜人へ)
 腸内環境を整えて、成長促進、免疫力を強化させます。
 (善玉菌の力で腸内フローラを整えて、体内の消化酵素や代謝酵素の働きを活性化)
◎人用:善玉菌飲料:「八ヶ岳の恵」
◎犬・猫・小動物・鳥類用(畜産、養鶏等含む):「腸内ケア」
◎金魚・熱帯魚・海水魚(養殖含む):「善玉菌アナカス」「善玉君」



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          2020年 飼育記録 bR