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善玉バクテリアの紹介

Anakas A ・ Anakas B

特許出願 <2003年8月>
商標登録 <2004年10月>

 バイオバクテリア Anakas A 
役割は浄化と活性
 バイオバクテリア Anakas B 
役割は病気予防(免疫強化)
バイオバクテリアAnakas AAnakas B(顕微鏡2×8000倍)


2003年2月より、自然界に生存するバクテリアを強化ブレンドし、
  バイオバクテリアAnakasA(水質の浄化・生体の機能活性化)、
  バイオバクテリアAnakasB(生体の病気予防・免疫力強化)を完成しました。


バイオバクテリアは私達が独自開発したもので、他の類似バクテリア
  とは異なります。(特に飼料から出る油分を効果的に分解出来る能力を
  持っています。有機物が豊富な飼育水を弱酸性に保てます)

本バクテリアは、2度〜60度まで使用が可能です。

本バクテリアは、魚類の中でも最も飼育が困難と言われている
  らんちゅうから臨床を開始し、現在では淡水魚(ディスカスやグッピー等)
  海水魚を含めた、すべての魚類や甲殻類に対して効果が確認されています。
 
さらに養殖場等(海水・淡水)における、生体の成長促進・免疫力強化が、
  現場のフィールドデータの積み重ねから確認できました。

特に飼育が繊細で困難と言われて位「らんちゅう飼育」に本バクテリアを使用し、
  限られた飼育環境、飼育時間の中で健康で大きくする事ができ、
  メジャーな大会で入賞出来る魚の創作にたどりつきました。
  (
飼育記録:らんちゅう飼育主体を参照してください) 





バイオバクテリア飼育の目的と結果

 ★ 飼育目的1 ★ 狭い飼育環境と限られた時間の中で良魚を育てる事
              稚魚(産卵後)から健康で大きく手間要らずに育てることが目的です

結果

*種魚をバクテリア水の中で冬眠させると有機物が豊富な為、十分に成熟し、
  春には順調な産卵を迎える事が出来ました。

*産卵舟(産卵で汚れた)の飼育水のまま、稚魚を孵化させることが出来ました。
  (あらたに孵化用の舟は不要です)

*通常4〜7日前後で、1回目の水換え、さらに孵化2週間後には選別を行いますが、
  バイオバクテリアを使用した場合、飼育水の全換のえやゴミ取りが不要でした。
  (飼育水の一部の差し換え程度で容易になりました)

*飼育水からの生臭い匂いを軽減できました。

*水換頻度が少なくても密飼いが可能なため、稚魚の選別を遅らせる事が出来ました。
  (稚魚の成長を待ち、明確に選別できる1ヶ月後くらいまで同一舟での飼育が可能)

*餌の食べ残し(ブラインシュリンプ等)を除去する必要がありませんでした。

*親魚(2歳から5歳)も、明らかに色揚げ、頭(龍頭)の仕上がりに効果がありました。

*稚魚がほとんど死にませんでした。(今までの経験上ありえない位です)

 ★ 飼育目的2 ★ 「魚が病気になりにくい事」 がこのバクテリアを使用する事の最も大きな
              目的です

結果

*全く病気にならない訳ではありません。
 今年、一部の魚がエラ病になりましたが、恐るべき回復力と免疫力がつく事が確認出来ました。

*ヘルペスの予防効果と回復があったという報告も受けています。
 (現在、試験場にてバイオバクテリアAnakasAとBの相乗効果により、ヘルペスウイルスの周囲に
  膜が出来上がり、従来から言われていた5%の生存率が50〜70%程度へ上がってきている臨床
  データも確認しました)

バイオバクテリア

画像(左)がバイオバクテリアAnakas A
画像(右)がバイオバクテリアAnakas B
<2004年10月 商標登録にて>

バイオバクテリアお問合せ先


 左の写真は、バイオバクテリア飼育の
 長手オランダ獅子頭です。
 バイオバクテリア飼育ですが、上部ろ過器
 を付けると、充分鑑賞出来る透明度になります。
 
 2003年3月の購入時で18cmでした。

 写真は2003年8月(5ヶ月経過)ですが、
 26cmまでに成長しています。

 ※5ヶ月間水換えなしの状態です

★魚の糞や餌の食べ残しを栄養にしている為、糞濾しや餌の食べ残しを取り除かなくても飼育が
 可能です。また、水換え頻度も減らす事が出来、限られたスペースでも密飼いが可能になりま
 す。

★水換えは本来必要がありませんが、魚に刺激を与えるため少しだけ換えると良いでしょう。
 時々青水を足すと活性力が増します。(青水からスタートすると、簡単に水が出来上がります)

★通常のさら水でもバクテリアを投入し、上手に飼育している方もいます。
 (通常飼育として、3日〜4日に一度水換えをしながら、その都度バイオバクテリアを投入しても
  成長促進と免疫力が強化される事を確認出来ています)




バイオバクテリア飼育水の水質分析と結果についての考察


 上部画像(舟)の水質分析を
 濃度計量証明機関で調査し、
 バクテリアを使用していない飼育水
 とを比較分析いたしました。


 ←濃度計量証明書

公的機関でバイオバクテリア飼育水(以下バイオ飼育水)と
バクテリア無添加の飼育水(以下無添加飼育水)を比較分析していただきました

●バイオ飼育水では、水中のトータルチッソ(T-N)、トータルリン(T-P)が非常に高い値にな
 っていました。

 このチッソやリンは栄養塩類とよばれ生物が生育していくのに必要な栄養素です。
 これらの値が高い状態は水中に栄養源(えさ)が豊富に存在することになります。
 生物が生育する上で、ある程度のBOD(有機物量)は必要です。

●バイオ飼育水は、PH(ペーハー)が6.6の弱酸性に保たれ、腐敗しにくい事が解りました。

 バイオ飼育水では無添加飼育水と比べて、非常に栄養源や栄養塩類が豊富です。
 通常はある数値以上になると水が汚れ、富栄養化が進み腐敗してしまいます。
 ところが、バイオ飼育水はバイオバクテリアを投入する事ににより、PH(ペーハ)が
 6.6の弱酸
に保たれ、腐敗がしにくい栄養価の高いままの水質となっています。
 (本来飼育水が汚れてくるとPHはアルカリ性に傾きます)

 バイオバクテリアが水を腐敗させない(腐敗菌や病原菌が活動しない)状況をつくり、
 なおかつ、生物にとっての栄養源や栄養塩類が豊富に含まれているという、
 絶妙のバランスを作りだしていることがわかります。
 ここにバイオバクテリアの凄さが見てとれます。この働きがあるからこそ、魚は病気にならずに、
 密飼いを可能とし、大きく健康に育ちます。また、熟練した飼育技術がなくとも、魚が本来持って
 いる系統(大きくなる魚は大きくなる、頭が出る魚は頭がでる)を最大限に引き出す事が出来る
 のです。

●バイオ飼育水と無添加飼育水はCOD(化学的酸素供給量)の値が同じであったことから、薬
 品等は一切与えていないという証明になります。

 薬品であれば、必ずCOD値が高くなります。
 このことは、バイオバクテリアは薬品ではなく、自然界に存在するバクテリア(微生物)の集合体
 であることが証明されます。

 バイオ飼育水の舟の中でバランス良く自然界の浄化、活性が繰り返えされています。


    水質悪化の目安   下水、汚水    BOD>300
                  中水(再利用)  50>BOD>10
                  上水、飲料水  BOD<10
                  バイオ飼育水  200>BOD>50


 
 上の数値からもお解かり頂けるように、
 この水こそ、水生生物にとって栄養源豊富な水といえます。
 バイオバクテリアが魚の糞や餌の食べ残しを餌として、魚に有効な酵素
 (栄養素)をだしているのです。。
 このバイオバクテリアの発酵効果がPH(ペーハー)を5〜6に保ち、
 腐敗菌や病原菌の活動を抑える秘密といえます。



バイオバクテリアの大きな秘密
バイオバクテリア飼育舟のPH測定です。
測定器二本で測っていますので狂いはありません。

★PHが5.4となっています。PHが5〜6の数値は、腐敗菌や病原菌が活動できない数値です。
 故に魚は病気にならず、栄養豊富な飼育水で大きく育つことができます。
 これだけ栄養豊富な汚れた水は、かなり腐敗臭がするはずですが、全く臭いません

 これが、バイオバクテリアAnakasAの凄さです。
 更にバイオバクテリアAnakasBで病気予防の抵抗力をつける事ができます。