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「バイオバクテリアAnakas」による海水生物育成試験記録

・すでに、淡水における水生生物への効果については、金魚「らんちゅう」飼育等により、飼育水の浄化、
魚の機能強化、さらには
免疫力の向上について多くの飼育実績から有効であることが明らかになっている。
 
・今回の実験では、海水中の水生生物への影響を把握することを目的として、室内実験室にて、人口海水の
中で、ブラインシュリンプ
(甲殻類の幼生)を飼育(バイオバクテリアAnakas・溶存酸素発生装置ANAKAS
活用)し、成長過程を観察することにより、その効果 ならびに課題等を収集する。


・飼育実験は3週間(21日間連続)とする。[2005.5.18〜2005.6.9]
・室内試験室(日陰) 
・水温は20〜23度
・水量50リットル(水替えなし)
・ブラインシュリンプ:60グラム(孵化後の水分を含む重量)
・溶存酸素発生装置1個(55Φ):吐出量3リットル/分
・人口海水の比重:1.020〜1.025を維持(ピュアソルト:潟Aクアシステム使用)
・バイオバクテリア投与(グラム/回)
   Aバクテリアは4日間連続投与後、3〜5日間隔で投与を継続
  
 Bバクテリアは6日後から投入、以後3〜5日間隔で投与を継続 
・ブラインシュリンプの餌として「冷凍ミジンコ:2.5〜5グラム、微小粒餌:0.5〜1グラム」を毎日与える

・水温(水温計にて測定)
・溶存酸素値(デジタル溶存酸素計 Fuso Rikaseihin DO−5509) 
・亜硝酸値(Tetratest亜硝酸試薬)
・ブラインシュリンプの成長過程と飼育水の画像

・ブラインシュリンプの幼生が、20日間で、3〜5センチまで成長:数千匹。
 (生存率については確定はできない)
・海水中において、溶存酸素の初期値:7.1 mg/Lに対して、実験期間中、5.8〜7.2 mg/Lを確保。
・亜硝酸値は<0.3〜0.8mg/Lを維持。(水生生物の理想的な亜硝酸レベルは0.8 mg/L以下)
・「バイオバクテリアAnakas」の効果を引き出すためには「溶存酸素発生装置ANAKAS」による十分かつ
 安定的な
酸素量の確保が必須であると考えられる。
・今後、海水魚を対象としたフィールド試験を行い基礎データをまとめたうえで、養殖関係への
 「バイオバクテリアAnakas」・「溶存酸素発生装置ANAKAS」の活用を図っていきたい。

・水温(℃)
・溶存酸素値mg/L
・亜硝酸値mg/L

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実験初期状況(50L水槽、人口海水、溶存酸素:直読値9.0=海水換算7.1mg/ L、水温:20℃)
ブラインシュリンプ投入(60g、孵化した幼生を飼育容器へ投入)
バイオバクテリア投入(一回1gを投入、溶存酸素値:海水換算前の直前値
餌(冷凍ミジンコ、粒餌)の投入
ブラインシュリンプの幼生         亜硝酸値(<0.3
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亜硝酸値<
0.3mg/L、数千匹のブラインシュリンプが3〜5cmに成長