< (9/最終週〜10/第1週の飼育状況、いよいよ大会シーズン到来!(10/3) >

◎ 10月:いよいよ大会シーズンの到来!可能な範囲で大会へチャレンジしていきたいと思います

当歳魚の画像(10/3早朝撮影)

飼育舟の状況画像(10/3早朝撮影)

 ・所用で、バタバタの毎日です。飼育記録の更新も遅れてしまいます。
 
 ・10月に入り、いよいよ大会シーズン、皆様からも「入賞!」「残念!」・・・等のご連絡を頂きます。
  結果よりも、ここまで丹精込めて「我が娘のように育てた満足感」を味わって頂きたいと感じます。
 
 ・10月は、皆様、諸行事が多く「大会と重複してしまい出陳できず残念」等とのメールも頂きます。
  ご家族が優先だと感じます。私も、今秋の大会は、無理のないように参加させて頂きたいと思います。
 
 ・魚達も、仕上がってきました。(私見ですが)
  この大会前の時期は、バクテリア飼育水の青みがかった状態の中で、魚体を熟成させます。
 
 ・魚達を見ると、大会間際まで、餌を付けていきたい状態の魚や、3日前くらいから餌を切り、
  頭から、腹へと一直線になるように、すっきり仕上げたい魚等に分かれてきます。
 
 ・餌の与え方も、その魚に合わせた飼育へもっていきます。(タイプに合わせて飼育舟を分けます)
  赤虫主体、赤虫と粒餌の併用、そして、与える量や間隔等も大切なパラメータとなります。
 
 ・水温も下がってきました。朝は20度を下回る日もあります。大会当日の水温に合うように飼育舟の
  水温の調整も必要です。(大会の当日に、水温差により泳がなかったら審査の点は出ません)
 
 ・当歳魚の体長や雰囲気により、どこの大会へ使うかの検討も大切な事だと感じます。

大会準備:洗面器トレーニング画像(9/最終週〜10/3撮影)

 ・大会前には、少しずつ、洗面器に慣らすことも大切だと感じます。
 
 ・飼育舟の中で飼われていた魚達は、大会時には、白色の洗面器の中で審査されます。
 
 ・環境の変化に対応できずに、暴れて泳いだり、ぜんぜん泳がなかったりするこも多々あります。
  魚にトレーニング?と考える方もいらっしゃると思いますが、
  私は、洗面器で綺麗に泳ぐトレーニングをさせています。
 
 *魚の取り扱いには、十分に注意くださいませ。
   尾を切ってしまったり、落として傷をつけたら大変です。

当歳魚の画像(10/3早朝撮影)



< 2006年:秋期品評大会成績:速報!(10/10) >

 ◎ 「清水らんちゅう同好会品評大会」「観魚会品評大会」にてバイオバクテリアAnakas(アナカス)飼育魚達が、
    「役魚」等の評価を得ることができました!

 ◎ 限られた飼育環境、限られた飼育時間の中でも、毎年、着実に結果を残せるようになってまいりました。

[第46回:清水らんちゅう同好会品評大会]

集合、審査、会場風景の画像(10/8撮影)

当歳 東大関



当歳 西関脇

当歳 東前頭二

  ・近年、特にレベルの高い静岡県、「清水らんちゅう同好会」に入会させて頂きました。
  (当歳:東大関、西関脇等に入賞できました)
 
  ・皆さん、とても暖かく迎えて頂きました。感謝の気持ちでいっばいです。
  今後ともよろしくお願いいたします。
 
  ・集まる魚のレベルも高く、緊張して大会に望みました。審査は完全にオープンでした。

  ・清水の会の方だけでなく、静岡、焼津、浜松からも各会の会長・副会長さん等
  (若手の方も含め)が審査員となり、
   偏ることなく理想的な審査だと感じました。

  ・審査の開始前には、審査員の方々の基準を統一するため、平均的な魚を
   3匹程度洗面器に入れて確認されていました。

  ・また、審査員の方も悩むような場合は、経験豊かな方に相談したり、
   参加している皆さんが納得できる進め方に感心いたしました。

  ・「現代的ならんちゅう」が評価されて、新人でも、経験者でも分け隔て無く、
   (私見ですが)今後ますます盛況になる会だと実感いたしました。

  ・欠点探しの審査では無く、その魚の良さを見て頂ける会だと思いました。

[第118回:観魚会品評大会]

◎S氏が私の当歳魚を観魚会へ出陳してくれました。
  当歳寿之部にて、「西小結」に入賞できました。
  伝統の「観魚会品評大会」でも評価して頂けました。

当歳 寿之部 西小結

 ◎三橋さんが、当歳福之部で「東前頭七」
   二歳魚之部では、「西小結」の役に入賞されました。

当歳 福之部 東前頭七 (赤勝)

二歳魚之部 西小結 

 ◎また、片岡さんも、二歳魚の部で、「西前頭十六」「西前頭十八」
   そして、親魚之部では、「西小結」と「西前頭八」に入賞されました。本当におめでとうございます。



二歳魚之部 西前頭十六 二歳魚之部 西前頭十八



親魚之部 西小結 親魚之部 西前頭八



< 10/第1〜第2週の飼育状況、「TAKUYA」の飼育状況(10/16) >
◎ 10月中旬:実りの秋、収穫の秋、当歳魚達も順次仕上がってきました!

◎ 大会後も、バクテリア飼育水の中で、皆、元気一杯です。さらに一回り大きくなっています!

当歳魚の画像(10/7撮影)

大会魚の飼育画像(10/16夕刻撮影)

 ・10月中旬(秋本番)です。しかし、明日は「夏日」との予報です。

 ・晴天は続くようですが、寒暖差も大きく、水温には注意が必要です。

 ・天候も良く、湿度も下がり、魚達はいっそう食欲を増しています。

 ・飼育舟の魚達を、たまに救ってみると、その仕上がりに驚きます。

 ・大会に使用した魚達も、一週間を経過し、全ての大会魚が元気一杯です。一回り成長しています。

 ・今年の大会では、病気の発症は少ないようです。しかし、油断は禁物です。

 ・私は、大会後も、バクテリア飼育水の中へ、そのまま入れてしまいます。
  バクテリアAnakas(アナカス)の浄化力、弱酸性の力により善玉菌が優先種となり、
  病原菌を抑えてしまうと推測しております。

[TAKUYAの飼育状況]

標高850m:「暖かい秋の画像」(10/15撮影)

  ・秋本番を迎えていますが、高原でも暖かい日が続いています。まだ、紅葉は始まったばかりです。

  ・赤トンボが飛び、稲刈りも続いています。

  ・庭のシャラの葉は紅葉が始まり、初秋まで咲く黄色い「メランポリウム」が満開です。
   秋明菊(白い)やトウテイランも咲いています。秋の風情を感じます。

  ・夜、空を眺めると空気は澄み「満点の星空」です。夜間は冷え込み、確実に冬へと進んでいます。

当歳魚の画像(10/13早朝撮影)

 ・4/中旬孵化の当たり腹の仔達です。

 ・次第に頭も龍頭へと仕上がってきました。

 ・個々人の飼育方法により、魚の成長や仕上がりは異なります。

 ・しかし、やはり、系統からくる要素が感じられます。

 ・まだまだ初心者ですが、一生懸命に飼育しております。
  その気持ちは、必ず、魚達へも通じると思っています。
  今後の仕上がりを期待しています。 

 ・愛犬のTOM達も、洗面器の魚をじっと見つめています。
  しっかり審査しているのでしょうか・・・



< 10/第4〜最終週の飼育状況、紅葉も始まり、冬への準備も!(10/29) >

◎ 10月下旬:東京でも紅葉が始まりました!大会シーズン終盤〜冬眠準備へ・・・
                      そろそろ来春への種魚選定も大切です!

桜も紅葉してきました(10/29早朝撮影)

飼育舟の状況画像(10/28撮影)

・10月:最終の日曜、東京の天候も良くなりました。秋空が広がります。
 これから一週間は「晴れ・曇り」と天候も安定するそうです。

・また、今年は、ゆるやかに秋〜冬へと移り変わり「暖冬」との予報です。
 魚にとっては、暖冬よりも厳寒の方が、冬眠へと確実に入ることができて、
 良いと思うのですが・・・

・ベランダから見える公園の桜も紅葉が始まっています。
 つい、この前、桜の花が満開だった木々の様子を思い浮かべ、
 季節の移り変わり、時間の流れるはやさに唖然といたします。
 
・飼育舟は、画像程度の「青水バクテリア飼育水」です。
 魚達は餌食い良く、冬眠の準備に入り、脂肪がのって太さも増しています。
 皆様からも、この時期の「青水バクテリア飼育水」の効果の報告を頂けます。
 (大きさ、色、艶がいっきに良くなってきます) 

3/31〜4/1孵化の当歳画像(10/28撮影)

・同腹(3/31〜4/1孵化)でも、ご覧のとおり、3〜4タイプの魚に仕上がっています。
 (会用から種レベルの魚まで、何匹か画像を撮影してみました)
 
・大会用レベルの魚の作出を目標としてきましたが、一番大切なのは、種用の魚だと感じます。
 傷はあっても、特徴のある魚を「来春の種魚」として選びます。
 「種魚の良いところ取りの仔引き」にて、さらに、色気と迫力を追求し、「現代的らんちゅう」の
 創作を目指していきたいと思います。

4/10孵化の当歳画像(10/28撮影)

・同腹(4/10孵化)の仔達です。本当に一腹でも、色とりどりです。
 魚は、私的な好みがつきものです。
 自分の鑑賞にマッチしていれば、それで十分だと感じます。
 大会で評価されることも嬉しいことですが、基本は趣味です。
 自身の満足できるタイプの魚が、秋に数匹でも出れば最高です。

・「血を濃くして仔引きすると良い魚が出る」と言われています。
 だいぶ自分好みの容姿に近づいてきています。
 来春は、今年の仔の組み合わせを主体にチャレンジしていきます。
 (継続的には、血が濃すぎると鱗が荒れたりするそうです。
 3〜4年に一度は、他の血を入れて系統を作ると良いと言われています)
 
・現在の飼育状況は、各舟に平均15匹を放匹しています。
 水深は13センチ、水温は、18〜20度程度、4〜5日間隔で、
 半分の差し替えをしています。冬眠へ向けて薄い青水状態にしています。
 餌は、冷凍赤虫と粒餌(3時間間隔で適量)です。
 バイオバクテリアは、3〜4日間隔で投与しています。

・11月中旬〜下旬には冬眠へ入れる予定です。
 明けて1月の中旬〜下旬には、ゆっくり冬眠からおこし、
 2月の下旬に試し取り、3月の10日前後から本格的な産卵を予定しています。


         2006年バイオ飼育記録 bP1