< 2010年1月1日:今年もバクテリア飼育により、現代的らんちゅうの創作を目指します! (1/4) >

(高原の元旦:穏やかな年始)

 ・明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
  高原の自宅にて、穏やかな新年を迎えました。

(明二歳魚達:一部画像)

 今年もバイオバクテリアAnakasアナカスによる飼育により、
  「限られた飼育環境、限られた飼育時間」の中で、現代的ならんちゅうの創作
  引き続き挑戦してまいります。
 
 ・現代的らんちゅうとしての特徴ある良い血も継承していきます。
 
 ・バクテリアの浄化能力と機能活性化により、稚魚からの飼育を健康体で容易にします。
  また、どんどん変態していく病原菌に対抗するための予防抗体へと改良を推進し、
  大切な、生命ある魚達を守ります。 
 
 ・善玉菌が優先となり、有機物が豊富なバクテリア飼育水の中での冬眠は
  魚の体調が安定するとともに生殖機能が充実します。
  今春の産卵を計画的にすすめます。
 
 ・2010年も現状に甘んじることなく、紳士に粛々と「らんちゅう飼育」へチャレンジいたします。
  引き続き、ご声援方よろしくお願い致します。

< 1月第3週の飼育状況:冬眠から順次起こし始めました! (1/18) >

(冬眠から起こした明二歳魚達 : 1/17撮影)

 ・厳しい寒さが続いています。各地で豪雪とのニュースが流れます。
  暖冬との予想は外れたのでしょうか。寒い冬は産卵に向けて大歓迎です。
 
 ・明日からの3日は、春の高気圧に覆うわれて、3月下旬〜4月上旬の
  気温になるようです。(冬眠から起こすのに最適な3日間になりそうです)
  その後は、また、気温は急降下とのことです。

(明二歳魚達の一部画像 : 1/上旬撮影) 

 ・明二歳魚達も、バクテリア飼育水の中で順調に冬眠し、元気な姿です。
 
 ・私は、産卵を、より計画的にすすめるために、明二歳魚を主体に種魚として
  選定しています。(どうしても高齢魚の産卵は遅れるように感じます) 
 
 ・2/中旬の大潮あたりから、試験的な産卵に入ります。
  本格的には、3月末〜4月の産卵を目指します。
 
 (大潮 : 2/27〜3/2  3/14〜17  3/30〜4/1 )

(冬眠から起こした飼育舟 : 1/17撮影)

 ・1/10〜順次、冬眠からお越し始めました。
  現在の飼育水温は、15〜18度へもってきています。
  今月末までには、全ての種魚を冬眠から起こす予定です。
 
 ・理想的には、毎日、少しずつ水温を上昇させた方が魚に負担はありません。
  しかし、低温設定できるサーモスタットは高価なので。
  天気良い日に、日差しで飼育舟が温まったときに、15度〜20度設定の
  サーモとヒーターにて水温を上げます。
 
 ・このとき、魚の健康状態も確認し、2〜3割り程度の飼育水を差し替えます。   
  そして、バイオバクテリアAnakasアナカスを投入します。
 
 ・水温が、10度を越えた頃から、給餌を開始してください。

(種オス達の一部 : 1/17撮影)

 ・雌雄ともにそうですが、特徴ある魚を種魚にしています。


 ・頭、柄、胴付け、尾形等、どこかに「キラメキのある魚」を選抜します。
 
 ・オスの前鰭には、「追いほし」も確認できます。

(種メス達の一部 : 1/17撮影)

 ・今月の末まては、15〜18度にて飼育していきます。
 
 ・飼育水温が、18度を越えると、悪玉菌も動き始めます。
  この時期に魚達の健康状態を確認します。
 
 ・ヘルペスウィルス等、常に変態しています。
  バイオバクテリアの免疫力も向上させています。
  種魚、そして、産まれてくる稚魚達の健康を守ってくれると思います。

< 1月第4週の飼育状況:種魚達は、皆、健康体で冬眠から目覚めます! (1/22) >

(冬眠明けの飼育舟 : 1/21撮影)

 ・暖かい日が3日続きました。20度を越える地方もあり、
  1月として記録的な暖かさです。東京も18度を超えていました。
 
 ・この気温上昇にあわせて、さらに、各舟の種魚を冬眠から起こしていきます。


 *私は、飼育記録を皆様の参考にしていただくため、少し早めの産卵を計画しています。
   あまり焦らないでくださいませ。魚達は、確実に四季の移り変わりを感じています。
   自然に順応させることが大切です。例年、1月下旬〜2月中旬の仔達からは、
   平均して良い仔が、なかなかでてこないように感じます。
   私見ですが、本格的な産卵は、やはり、3上旬か中旬〜がベストだと思います。


 ・バクテリア飼育水の中での冬眠は、魚達が、皆、健康体です。
  艶の良さ、そして強烈な龍頭の特徴等、
  系統の特色をしっかり引き出すことができると感じます。


 ・メス達の腹は、とても良い状態に熟成しています。
  「なかなかメスが卵を持たない・・・」と、ご相談を受けることが多く、
  是非、Aバクテリアの機能活性化力を活用してくださませ。
  このAバクテリアを少量沸かして、粒餌に浸して魚達に与えてください。
  メスの抱卵促進、また、オス達もしっかり追いほしが出てきます。


         2010年バイオ飼育記録 bQ