< 5月第3〜4週初めの飼育状況:3月孵化の稚魚は色変わりが始まりました! (5/18) >


 ・やっと初夏のような天候になりました。
  先週末は低温で、「遅霜注意報」がでるほどでした。空は澄んでいます。
  今年の寒暖の激しさ対応した飼育方法の工夫が必要だと思います。
  (水深、水換え間隔、遮光、保温等・・・)  
 
 ・また、5月に入り、皆様から産卵のお知らせを頂きます。
  しかし、水温が急上昇してブラインの生存時間が短くなり、
  ブラインの死とともに、水質が崩れて稚魚を全滅させる危険性があります。
  遮光等により、水温が27〜28度以上に上昇させない工夫も必要です。 

(3月孵化の稚魚達 : 5/15撮影)

 ・黒仔達も幅が出てきました。目先もあり楽しみです。
 
 ・寒暖差が激しく、飼育水温の急激な変化避けるために、
  現在は、11〜12センチにしています。(昨年より少し深めです)


 ・色変わりも始まっています。稚魚達は色変わりに体力を消耗します。
  病気の発症しやすい時期になりました。
  特に稚魚達の観察が大切な時期です。
 
 ・画像のように、バクテリア飼育水(善玉菌が優先種となります)の中で
  当歳達は、丸々と元気に成長しています。
 
 ・人間、動物、魚の世界でも、いろいろなウィルスが変異を繰り返しています。
  らんちゅう飼育等、バイオバクテリアAnakasアナカスによるの免疫力強化は
  欠かせません。

(種親魚達も、龍頭に仕上がり、艶々に成長しています)

 ・この親魚達の特徴ある血を、しっかり継承して欲しいと思います。

(当歳魚の一部画像 : 5/15撮影)

 ・各腹の仔ともに元気に成長しています。
  親の血を継承してくれているでしょうか?・・・
 
 ・群れをなして泳ぎ、冷凍赤虫をむさぼる姿は爽快です。

(有機野菜の畑と花畑)

 ・犬の散歩で必ず通るコースに、有機野菜の畑と、
  その畑の周りに綺麗な花畑が広がります。
 
 ・黄色:花菱草、青色:矢車草、赤色:チェリーセージ、白色:カスミソウ・・・
  花々の競演です。初夏の日ざしを受けて輝き、心が洗われます。
 
 ・畑には、スナックエンドウがたくさん実り、頂いてしまいました。
  ふっくらとした実、さっと茹でていただきました。とても美味しくご馳走様でした。

< 5月最終週初めの飼育状況:各腹ともに順調に成長!色変わり! (5/25〜31) >


 ・5月も最終週に入りました。来月初めには西から梅雨入りでしょうか。
  月末から6月の初旬まで低温との予報がでています。
  飼育水温の管理に注意が必要です。色変わり中の稚魚達は敏感です。 

(3月孵化の稚魚達 : 5/25早朝撮影)

 ・画像のように、黒仔のときが一番迫力を感じます。
  各腹ともに順調に成長しています。
 
 ・順次、水換えや選別時に当歳画像を追加させて頂きます。

 ・週末、関東地方は最高気温:16度程度と曇天で寒くなりました。
  今週は、少しずつ気温も上昇しそうです。いよいよ6月に入ります。

(当歳飼育舟:5/28撮影)

 ・3月孵化の当歳達は、体長が7センチ程度まで成長してきました。
  黒仔〜トラ剥げ〜色変わり〜へと楽しい時期です。
 
 ・今年は、天候不順の影響でしょうか、
  「産卵しない。受精率が低い。青仔までの稚魚の突然死等・・・」
  いろいろと情報を頂きます。らんちゅう飼育の難さを実感します。

(バクテリア飼育水を飲みに来る野鳥達)

 ・たまたま、キジ鳩が稚魚達の飼育水を飲みに来ているところを撮影できました。
  毎年、スズメやムクドリ等の野鳥がバクテリア飼育水を飲みに来ます。
  カラスは困りますが、野鳥達は稚魚に関心はないようです。

(愛犬が魚達を守ります)

 ・愛犬のジャックラッセル軍団が、魚達を守ってくれます。
  犬達もバクテリア飼育水を飲みます・・・栄養価がわかるのでしょうか。

<  6月第1週の飼育状況とTAKUYAの飼育状況:皆、順調に成長! (6/5) >


 ・6月に入り、初夏のような陽気が続いています。パラソルの出番です。
  昼間の気温は25度の夏日を超える日が多くなりました。
  寒気と暖気がぶつかりあい、昨日も関東では雷雨になりました。夏を感じます。
  入梅前の大切な晴天です。黒仔達の成長にあおられて飼育場も整理が必要です。
  なかなか整理は進みません・・・

(3月孵化の稚魚達 : 6/4早朝撮影)

 ・まだ色変わり中ですが、ませた仔は柄がしっかりしてきたようです。
  白くなってしまいがっかりもあります。
  でも、更紗魚の創作を目指すいじょうは、白色は仕方ありません。

(4月下旬孵化の稚魚達 : 6/4早朝撮影)

 ・4/21産卵→4/25孵化の仔達も黒仔へと成長してきました。
  この腹の仔は、特に目先が長く、尾張りは強めです。
  冷凍赤虫をバクバク食べるようになりました。ブラインは卒業です。

(3月孵化の稚魚達 : 6/4早朝撮影)

 ・色変わりも終盤、極力、3時間間隔で冷凍赤虫と与え、
  良質の粒餌の給餌も開始しました。
 
 ・水深は、12〜13センチです。
  バクテリア飼育水の中で元気に成長しています。

<TAKUYAの飼育状況:6/5>

 ・標高850メートル。高原での「らんちゅう飼育」も順調です。 
  自宅のデッキにセメント舟を並べて当歳魚を飼育しています。

(3月〜4月孵化の当歳魚の飼育舟 : 6/5撮影)

(3月孵化の当歳魚 : 6/5撮影)

 ・3月孵化の仔は、6〜7センチ程度まで成長してきました。
 
 ・今年は、TAKUYAが自分で選別をしています。
  画像を見ると「差し、突っ込み」の魚もいますが、
  魚の成長は良いようです。目先もあり、尾張りも良さそうです。

(4月孵化の当歳魚 : 6/5撮影)

 ・この腹は、画像から粒揃いのような感じです。
  これから色変わりが始まります。

< 6月第2週〜3週の飼育状況:TAKUYAの飼育状況:選別! (6/8〜15) >

<TAKUYAの飼育状況:6/8>


 ・今週末から「梅雨入り・・・」との天気予報がながれてきます。
  高原では、バラ「カクテル」や初夏の宿根草の花々がとても綺麗です。 


 ・6/7にTAKUYAとデッキの飼育舟の整理を一緒にしました。
 
 ・稚魚達の成長スピードは速く、選別と同時に飼育舟を広げていきます。

(4月上旬孵化の当歳魚 : 6/6撮影)

 ・この腹は、特に良さそうです。目先が長くエラ深く、尾の張りもとても良い感じです。
  なんとなく期待できそうです。


 ・この4月上旬孵化の仔は、55匹ずつ、2舟ら分けて飼育していくことになりました。
 
 ・また、3月上旬孵化の仔も、30匹ずつ、2舟ら分けて飼育していくことになりました。
            
 ・4月下旬の仔は、150程度、アバウトな選別だけにしています。

(南アルプス:甲斐駒ケ岳)

(フラワーパーク:フィオーレ)

 ・入梅前の南アルプスです。・・・「甲斐駒ケ岳」の景色も夏場は積乱雲に隠れてしまいます。
 
 ・フラワーパーク:フィオーレの「カブト虫のオブジェ」の前で、愛犬達を撮影です。
  ラブラドールの「トム」、ジャックラツセルテリアの「ボンズ」「ペッパー」「ダイヤ」が勢ぞろいです。
  魚達をしっかり守ってくださいね・・・ 

<TAKUYAの飼育状況:6/15>

(4月孵化の当歳魚 : 6/13撮影)

 ・関東も昨日「梅雨入り」しました。今日は蒸し暑く、夜には雨となりました。
  
 ・TAKUYAから当歳の画像が届きました。なかなか良い雰囲気があります。
 
 ・画像のように、目先があり、エラ深く、尾張りも良い感じです。粒揃いです。
 
 ・まだ、色変わり中です。冷凍赤虫で「ころころ」になるくらいのボディーにします。

< 6月第4週の飼育状況:梅雨入り、当歳魚達はバクテリア飼育水の中で体調万全! (6/23) >

 ・入梅入りとともに、毎日、蒸し暑い不快な日が続きます。
  この梅雨時、当歳は「色変わり真っ最中」。色変わりに体力を消耗しています。
  湿度や気温上昇等の環境条件も重畳し、一番、体調を崩しやすい時期です。
 
 ・しかし、バクテリア飼育水:善玉菌が優勢となった飼育水の中では、
  魚達は、本当に健康体です。各飼育舟全体が調子よく、食欲旺盛です。
  冷凍赤虫100枚が一週間もちません。
 
  (魚達が常に飼育舟の底にいて、餌を求めている状況がベストです。
   魚達が浮いたりした場合は、調子が悪いか、飼育水の酸欠です。
   このような場合は、即の水換えが一番の回復方法です。
   なによりも、毎日の観察が一番大切です。早期発見、早期治療です)

(3月孵化の飼育舟:差し替え : 6/22早朝撮影)

 ・3月産まれの当歳、体長は7〜9センチへと成長しています。
  水深は、13.5〜14センチです。各舟の放匹数は30〜40匹です。
 
 ・中2日間隔で、5センチを残して飼育水の差し替えをします。
  私は汲置きができません。捨てた分を水道水から直接注水します。
  水温はあわせます。
  (バクテリア飼育水が2割程度残っていれば、新水の直接注水でも
   魚達は体調を崩しません)
 
 ・飼育水の差し替え後に、ABバクテリアを投入します。
  魚達は、バクテリア媒体の糠と微細な籾殻ごと食べてしまいます。
  バクテリアが直接、魚達のお腹の中に入ります。効率的です。
 
 ・その後に、冷凍赤虫1枚まるごと与えます。水換えの刺激もあり、
  体調7〜9センチ、30〜40匹の稚魚達は30分以内には完食します。
  
 ・給餌は、冷凍赤虫を主体に、良質な粒餌を1〜2回/日与えています。
  間隔は3時間を目安にしています。  

 (3月孵化の当歳魚の一部です : 6/21〜22早朝撮影)

 ・3月孵化の当歳達です。順次、色変わりが進んでいます。
  
 ・完全に色変わりを終えて、柄もほぼ決まり色彩が鮮明な仔もいます。
  しかし、同腹でも、まだ黒仔の仔もいます。
  黒仔で9センチになると凄い迫力を感じます。
 
 ・例年どおりの成長のように感じます。系統的に更紗が過半数です。

(4月孵化の当歳魚の一部です : 6/22早朝撮影)

 ・4月孵化の当歳を少しだけ見てみました。
  時間がなく、2匹を撮影してみました。
  
 ・体長は、6〜7センチ程度でしょうか。
  色変わり後で、迫力に欠けますが、目先も出てきています。
  筒も太く、骨格と尾形のしっかりした稚魚達のように感じます。

< 6月最終週の飼育状況:色変わりも進み、少しずつ、らんちゅうの容姿へ! (6/27) >

 ・日本列島(九州〜東北にかけて)が梅雨真っ只中。広い範囲で雨が降っています。
  土砂災害への注意喚起も天気予報からながれてきます。
 
 ・関東の雨量は少ないのですが、非常に蒸し暑く、紫外線対策や熱射病に注意が
  必要です。魚より人間が悲鳴をあげてしまいます。


 ・アジサイの花が、みずみずしく、いきいきと咲いています。
  初夏へと、ザクロの鮮やかなオレンジ色の花が眩しくなってきました。

(当歳魚の一部画像 : 6/25〜26早朝撮影)

 ・飼育水の差し替え時に、少しずつ当歳魚の画像を撮影しています。
  色変わり中で、撮影のたびに、魚達の容姿の変化に一喜一憂してしまいます。
   
 ・順次、当歳魚の画像を掲載させて頂きます。




(当歳:飼育舟の画像 : 6/27夕刻撮影)

 ・夕刻、飼育水の差し替えを行いました。
  画像は、差し替え後の様子です。
  薄い青水状態のバクテリア飼育水にしています。


         2010年バイオ飼育記録 bU